ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月4日付)を公開し、12月3日に難民232人(うち女性70人、子供118人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民232人(うち女性70人、子供118人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は630,176人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者234,928人(うち女性70,626人、子ども119,544人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,669人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は859,456人(うち女性257,902人、子供433,035人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 4, 2020をもとに作成。
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