ベルギーの使節団がハサカ県に不法入国し、北・東シリア自治局やシリア民主軍幹部と会談(2020年12月4日)

ベルギー連邦議員と市民社会組織の代表からなる使節団が、イラクのクルディスタン地域からティグリス川河畔に設置されているスィーマルカー国教通行所を経由して、シリアに不法入国、ハサカ県カーミシュリー市にある北・東シリア自治局渉外関係局の庁舎を訪問した。

ベルギー連邦議会のジョルジュ・ダールマーニー議員、クイン・メスト議員、国際テロ犠牲者連盟のフィリップ・ヴァンステトキステ、チャイルド・フォーカスのハイディ・ドゥ=パオロ会長ら。

ベルギーの使節団訪問は2月23日に続いて2度目。

北・東シリア自治局渉外関係局(外務省に掃討)のアブドゥルカリーム・ウマル共同議長、ファナル・カイート共同副局長、マズキーン・アフマド在欧代表が対応した。

会談後の記者会見で、ベルギー使節団は、トルコの脅威、拘束中のダーイシュ(イスラーム国)メンバーおよび家族の処遇、「テロとの戦い」などについて協議し、すべての脅威に対峙するために支援を継続することが確認したことを明らかにした。

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ベルギー使節団はまた、カーミシュリー市にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍本部を訪問し、シリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長、ヒクマト・ハビーブ副議長、ジハード・ウマル総務関係局共同議長と会談した。

会談では、制憲委員会(憲法制定委員会)などへの対応について意見が交わされ、アフマド執行委員会共同議長は、「我々北・東シリア自治局はジュネーブに向かっている。なぜなら、我々は部外者ではなく、シリア人とともに解決策を探しているからだ。我々は自治局がシリア全土を縮小したモデルになれるよう取り組んでいる」と述べた。

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ANHA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2020、ANHA, December 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2020、Reuters, December 4, 2020、SANA, December 4, 2020、SOHR, December 4, 2020などをもとに作成。

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