ラッカ県では、ANHA(12月14日付)とシリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線に侵入、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦し、激しい戦闘となった。
これを受けて、トルコ軍と国民軍がマアラク村、M4高速道路沿線、サイダー村を砲撃した。
一方、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市内にあるロシア軍基地の前では、北・東シリア自治局の支持者や住民がデモを行い、同市一帯へのトルコ軍の攻撃に対するロシア軍の沈黙に抗議し、介入を求めた。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、国民軍に所属するシャーム戦線とハムザ師団が13日に双方のメンバーを拘束し、緊張が高まったことを受けて、国民軍の憲兵隊が介入し、兵力の引き離しを行った。
AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。
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