新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で150人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で175人(2020年12月15日)

保健省は政府支配地域で新たに150人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者62人が完治し、13人が死亡したと発表した。

これにより、12月15日現在の同地での感染者数は計9,542人、うち死亡したのは543人、回復したのは4,494人となった。

SANA(12月15日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月15日に新たに175人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、106人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡23人、イドリブ郡28人、ハーリム郡51人、アリーハー郡4人、アレッポ県スィムアーン山郡16人、ジャラーブルス郡12人、バーブ郡7人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡12人。

これにより、同地での感染者数は計18,949人、うち回復したのは9,435人、死亡したのは260人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1468491233355763/

AFP, December 16, 2020、ACU, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020などをもとに作成。

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