米主導の有志連合の車列が兵站物資などを積んでイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年1月4日)

ハサカ県では、SANA(1月4日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍兵士1人が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約30輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県内に設置されている基地に向かった。

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ラッカ県では、SANA(1月4日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市東のマンハル村に至る街道で、シリア民主軍の車輌の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士3人が死亡、4人が負傷した(シリア人権監視団によると死者は4人)。

AFP, January 4, 2021、ANHA, January 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2021、Reuters, January 4, 2021、SANA, January 4, 2021、SOHR, January 4, 2021、January 5, 2021などをもとに作成。

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