シリア軍はシリア民主軍によるハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区封鎖への対抗措置としてアレッポ県の北・東シリア自治局支配地を封鎖(2021年1月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯地域(シャフバー地区)のうち、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が展開する地域を封鎖、食糧品や燃料の供給を停止した。

シリア人権監視団によると、封鎖は14日に開始されたという。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)によると、シリア軍はまた、アレッポ市内の北・東シリア自治局の支配地であるシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区を封鎖した。

シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市とカーミシュリー市のシリア政府支配地域(治安厳戒地区)をシリア民主軍が封鎖したことへの対抗措置。

AFP, January 16, 2021、ANHA, January 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2021、Reuters, January 16, 2021、SANA, January 16, 2021、SOHR, January 16, 2021などをもとに作成。

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