「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県イビーン・スィムアーン村で、トルコ軍に住居を接収された住民が抗議デモを行い、国民解放戦線に投石、暴行を加え、戦闘員3人を負傷させる(2021年1月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のイビーン・スィムアーン村で、トルコ軍に住居を接収された住民が抗議デモを行い、退去を求めた。

住民は、民家を転用して設置されたトルコ軍の拠点の警護にあたる国民解放戦線所属の第23師団の戦闘員に投石を行ったり、暴行を加え、3人に怪我を負わせた。

一方、トルコの占領下にあるアアザース市近郊のバーブ・サラーマ国境通行所近くに設置されている国内避難民(IDPs)キャンプで薬剤師が何者かによって殺害された。

AFP, January 24, 2021、ANHA, January 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 24, 2021、Reuters, January 24, 2021、SANA, January 24, 2021、SOHR, January 24, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.