イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、カンスフラ村、ファッティーラ村、バイニーン村、フライフィル村を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握る地域の自治を委託されているシリア救国内閣が、支配地域内で武器販売店での爆発事件が頻発し、住民に被害が出ていることを受けて、すべての武器販売店の閉鎖を決定した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県5件、ラタキア県7件、アレッポ県5件、ハマー県0件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は15件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, January 25, 2021、ANHA, January 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 25, 2021、Reuters, January 25, 2021、SANA, January 25, 2021、SOHR, January 25, 2021などをもとに作成。
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