ハサカ市とカーミシュリー市の政府地域へのシリア民主軍の包囲に抗議するデモにシリア民主軍が発砲し、1人死亡、4人負傷(2021年1月31日)

ハサカ県では、SANA(1月31日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市中心街の裁判所前で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるハサカ市とカーミシュリー市のシリア政府地域(いわゆる治安厳戒地区)への包囲に抗議するデモが行われた。

これに対して、シリア民主軍は実弾を使用して強制排除を試み、その結果、デモ参加者1人が死亡、4人が負傷した(シリア人権監視団によると、負傷者は4人)。

一方、ANHA(1月31日付)によると、国防隊がハサカ市のマルシュー地区にある内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所複数カ所に対して発砲、これに対してアサーイシュが応戦し、国防隊の隊員1人を殺害、3人を負傷させた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(1月31日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスワル町で住民が、シリア民主軍による若者の恣意的逮捕に抗議するデモを行った。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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