ドミニク・ラーブ英外務大臣は、シリアに「アラブの春」が波及してから2021年3月15日で10年が経ったのに合わせて、アサド政権が平和的な改革を求めるシリア人に対して10年間にわたって蛮行を尽くしてきたとして、政権の高官および関係者6人を、渡航禁止と資産凍結を骨子とする制裁対象に追加したと発表した。
新たに制裁対象となったのは、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、ルーナー・シブル大統領府特別顧問、投資家のヤースィル・イブラーヒーム氏、ビジネスマンのムハンマド・バラー・カーティルジー氏、マーリク・アルヤー共和国護衛隊司令官、ザイド・サラーフ少佐。
AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。
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