欧州連合(EU)理事会は、シリアに「アラブの春」が波及してから2021年3月15日で10年が経ったのに合わせて声明を出し、アサド大統領、その政権に対する制裁継続の意思を改めて示すとともに、逮捕者の釈放、シリア人に対する犯罪の停止、国連安保理決議第2254号の遵守を求めた。
EU理事会は、「体制の暴力的な抑圧が10年におよぶ紛争をもたらした」としたうえで、「抑圧の停止、逮捕者の釈放を求め続ける」との意思を改めて表明し、「シリアの体制とその同盟者」に国連安保理決議第2254号の完全履行を求めた。
AFP, March 15, 2021、ANHA, March 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2021、Reuters, March 15, 2021、SANA, March 15, 2021、SOHR, March 15, 2021などをもとに作成。
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