人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官が、スウェーデンのペーテル・フルトクヴィスト国防大臣とオンライン会談を行い、シリア北部・東部の治安、経済、人道状況について意見を交わした。
会談には、北・東シリア自治局のバドラーン・ジャイヤー・クルド執行委員会共同副議長も同席した。
ANHA(4月19日付)によると、会談では、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」、難民・国内避難民(IDPs)キャンプ、復興、シリア民主軍や北・東シリア自治局への支援の方途について意見が交わされ、アブディー総司令官はスウェーデンのさらなる支援を要請した。
これに対して、フルトクヴィスト国防大臣はインフラ復旧、住民の生活改善がダーイシュの根絶に繋がるとの見方を示した。
AFP, April 19, 2021、ANHA, April 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2021、Reuters, April 19, 2021、SANA, April 19, 2021、SOHR, April 19, 2021などをもとに作成。
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