ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月5日付)を公開し、5月4日に難民276人(うち女性83人、子供141人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民276人(うち女性83人、子供141人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は662,759人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者267,511人(うち女性80,410人、子ども136,157人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は892,039人(うち女性267,686人、子供454,648人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,676人(うち女性31,747人、子供31,377人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,272人(うち女性414,306人、子供675,143人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, May 5, 2021をもとに作成。
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