アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアターリブ市を砲撃、女性1人と子供1人が死亡し、住民多数が負傷した。
一方、シリア政府の支配下にあるアレッポ市にある県庁舎の近くで、何者かによって仕掛けられた爆弾が爆発した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村一帯、フライフィル村などを砲撃した。
シリア軍が撃った砲弾は130発以上に達した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるガサム村とマターイヤ村を結ぶ街道で、武装集団が男性1人を銃で撃って殺害した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を52件(イドリブ県24件、ラタキア県17件、アレッポ県2件、ハマー県9件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は48件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を37件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, May 8, 2021、ANHA, May 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 8, 2021、Reuters, May 8, 2021、SANA, May 8, 2021、SOHR, May 8, 2021などをもとに作成。
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