フール・キャンプで前日に続いてダーイシュによって銃で撃たれて死亡したと見られるイラク人難民1人の遺体が発見(2021年5月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区で、前日に続いてダーイシュ(イスラーム国)メンバーによって銃で撃たれて死亡したと見られるイラク人難民1人の遺体が発見された。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるキバル村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下の「自衛部隊」の兵員輸送バスが、正体不明の武装集団の襲撃を受け、隊員4人が死亡した。

AFP, May 9, 2021、ANHA, May 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2021、Reuters, May 9, 2021、SANA, May 9, 2021、SOHR, May 9, 2021などをもとに作成。

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