イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるバーブ・ハワー国境通行所とカフルルースィーン村を結ぶ街道で、トルコ軍の車輌7輌からなる車列の通過に合わせて、仕掛けられていた爆弾が爆発、正体不明の武装集団からRPG弾の攻撃を受け、複数の兵士が負傷、車輌が被害を受けた。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
周辺地域では、現場に向かう救急車輌複数輛のサイレン音が聞こえ、一部兵士が死亡したとの情報もある。
一方、「決戦」作戦司令室の支配下にあるナイラブ村近郊で、トルコ軍の装甲車が女児1人をはねて、死亡させた。
AFP, May 10, 2021、ANHA, May 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2021、Reuters, May 10, 2021、SANA, May 10, 2021、SOHR, May 10, 2021などをもとに作成。
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