ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山地方一帯を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村、クライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、フライフィル村、バイニーン村、バーラ村一帯を砲撃した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジッリーン村で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、男性1人が即死し、女性2人が負傷した。
また、ダイル・バフト村とサナマイン市を結ぶ街道で、シリア軍兵士が正体不明の武装集団によって撃たれて死亡した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を42件(イドリブ県20件、ラタキア県14件、アレッポ県1件、ハマー県7件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は41件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を25件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。
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