ダルアー県、スワイダー県では大統領選挙投票の妨害を目的とした襲撃事件が相次ぐ、クナイトラ県では脅迫を受けて投票が中止される(2021年5月26日)

クナイトラ県では、イナブ・バラディー(5月26日付)によると、ウーファーニヤー村では、投票所が設置されていた学校での投票が中止された。

中止決定は、村内の住宅のドアやバアス党メンバーの車に、投票を行わないよう脅迫するメッセージが貼られていたことを受けたもの。

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ダルアー県では、「ダルアーおよび同郊外ニュース・ネットワーク」(5月26日付)によると、マハッジャ町にある総合情報部の分所が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、西ムライハ村、フラーク市、ナーフタ町、タイバ町、東カラク村、サフワ村、ナイーマ村、ナマル町、ジャースィム市でも軍・治安部隊の拠点が機関銃や手榴弾による攻撃を受けた。

襲撃は大統領選挙の投票を妨害するのが目的。

このほか、シリア人権監視団によると、ダルアー市のアサド広場近くの民家に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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スワイダー県では、「ダルアーおよび同郊外ニュース・ネットワーク」(5月26日付)によると、5月25日深夜から26日未明にかけて、シリア政府の支配下にあるマズラア町にあるバアス党支局本部に何者かが手榴弾を投げ込んだ。

襲撃は大統領選挙の投票を妨害するのが目的。

また、シリア人権監視団によると、スワイダー市内で住民の住居を襲撃した2人組の男性が、この住居の家主に撃たれて死亡した。

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、‘Inab Baladi, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、Shabaka Akhbar Dar’a wa Rif-ha, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021などをもとに作成。

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