イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のアルナバ村を砲撃、子供1人が負傷した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
シリア軍はまた、サルジャ村、マアッルバリート村も砲撃した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジュバイリーヤ村近くで正体不明の武装集団が車販売業者を襲撃し、2人を殺害した。
また、シリア政府の支配下にあるアトマーン村の議長が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を39件(イドリブ県21件、ラタキア県10件、アレッポ県4件、ハマー県4件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は36件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, June 5, 2021、ANHA, June 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 5, 2021、Reuters, June 5, 2021、SANA, June 5, 2021、SOHR, June 5, 2021、June 6, 2021などをもとに作成。
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