ロシア難民受入移送居住センター:難民293人と国内避難民(IDPs)3人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は674,791人、2019年以降帰還したIDPsは88,841人に(2021年6月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月14日付)を公開し、6月13日に難民293人(うち女性88人、子供150人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民293人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は674,791人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者279,543人(うち女性84,021人、子ども142,293人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は904,071人(うち女性271,297人、子供460,784人)となった。

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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は88,841人(うち女性32,940人、子供32,015人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,357,437人(うち女性415,499人、子供675,781人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 14, 2021をもとに作成。

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