米軍がハサカ市の刑務所からダーイシュ・メンバー40人をシャッダーディー市の基地に移送、フール・キャンプでイラク人難民が殺害される(2021年8月6日)

ハサカ県では、SANA(8月6日付)によると、有志連合を主導する米軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)の工業学校に設置している刑務所(グワイラーン刑務所)に収監されているダーイシュ(イスラーム国)のメンバー40人をシャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地に移送した。

複数の独自筋によると、40人のなかには、ダーイシュの組織に入り込んでいたスパイ、爆弾製造の専門家らが含まれているという。

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一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区で、イラク人難民の男性1人がダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 6, 2021、ANHA, August 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2021、Reuters, August 6, 2021、SANA, August 6, 2021、SOHR, August 6, 2021などをもとに作成。

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