アサド大統領は、東京オリンピック2020のウェイトリフティング男子109キロ超級で銅メダルを獲得したマアン・アスアド選手、コーチのカイス・アスアド氏、シリアウェイトリフティング連合代表のハサナイン・シャイフ氏の表敬訪問を受けた。
SANA(8月12日付)によると、三氏との懇談のなかで、アサド大統領は、アスアド選手を除くシリア代表選手が残念ながらメダル獲得を逃したものの、彼らのオリンピックへの参加そのものが、戦争と経済制裁に直面する状況下において、彼らを含むすべてのシリア人にとって名誉なことだとしたうえで、シリア代表選手の参加は、彼らが世界中のアスリートと触れ合い、競い合う機会を与える豊かな経験を与えるものだと述べた。
アサド大統領はまた、挑戦心を持ち、成果を成し遂げようとするアスアド選手、そして彼のような若者がシリアの希望であり、祖国のより良い未来を作るうえで強固な基礎をなすと付言した。
AFP, August 12, 2021、ANHA, August 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2021、Reuters, August 12, 2021、SANA, August 12, 2021、SOHR, August 12, 2021などをもとに作成。
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