ダルアー県では、SANA(8月25日付)によると、シリア軍が、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーら約100人に対して、24時間以内にダルアー市ダルアー・バラド地区からシリア北部(イドリブ県)に退去するよう改めて求めた。
シリア軍が元反体制武装集団メンバーに対し、これまでたびたび最後通告を出しているが、ほとんどのメンバーらは退去の姿勢を示していないという。
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シリア軍はまた、第15師団の戦車、装甲車などを含む部隊を増派し、ダルアー市とタファス市を結ぶ街道に設置されている検問所などに展開した。
また、ダルアー市ダルアー・バラド地区を砲撃した。
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一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍の使節団は、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表する中央委員会に対して、事態収拾にかかる合意を履行し、武装解除拒否者の2度目の退去を実施するための会合を呼び掛けた。
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一方、HFL(8月25日付)やシリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区に立て籠もっていた武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを乗せたバスが、トルコ占領下のバーブ市に近いアブー・ザンディーン村の通行所に到着した。
ドゥラル・シャーミーヤ(8月25日付)が複数の情報筋の話として伝えたところによると、退去した8人は、アリー・ヌアイミー氏、タラール・シャーミー氏、ハーリド・シャーミー氏、ユースム・ムサーラマ氏、ダーヒー・ムサーラマ氏、ナーディル・ムサーラマ氏、アフマド・ジブル氏、ジャウハル・ジブル氏。
AFP, August 25, 2021、ANHA, August 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2021、HFL, August 25, 2021、Reuters, August 25, 2021、SANA, August 25, 2021、SOHR, August 25, 2021などをもとに作成。
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