ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、12月2日に難民330人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民309人(うち女性93人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは21人(うち女性6人、子供11人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は728,216人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者331,463人(うち女性99,612人、子ども168,760人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,753人(うち女性119,073人、子ども202,344人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,820,422人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は957,496人(うち女性287,343人、子供488,026人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,530人(うち女性41,354人、子供34,008人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,126人(うち女性423,913人、子供677,774人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 3, 2021をもとに作成。
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