トルコ軍がドローンでハサカ県タカル・バカル村近郊の発電所を爆撃、シリア民主軍兵士2人負傷(2022年2月1日)

ハサカ県では、ANHA(2月1日付)によると、トルコ軍は午後10時頃、戦闘機でシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のタカル・バカル村近郊を爆撃した。

爆撃は村にある発電所(第4発電所)を狙ったもの。

発電所には2発の砲弾が直撃、1発が爆発し発電所を破壊した。

もう1発は不発弾だった。

シリア人権監視団によると、爆撃は無人航空機(ドローン)によるもので、カラ・ジューフ山近くの第4発電所と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点の2カ所が狙われ、シリア民主軍の兵士2人が負傷した。

第4発電所は、スィーマルカー国境通行所に至る街道の沿線、タカル・バカル村とブルージュ村の間に位置する。

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アレッポ県では、ANHA(2月1日付)によると、トルコ軍戦車3輌が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村、シャワーリガ村を砲撃した。

トルコ軍はまた、シャイフ・イーサー村、スムーキーヤ村、ハルバル村、シャフバー・ダムに対しても砲撃を行った。

シリア人権監視団によると、トルコ軍の砲撃は、シリア民主軍がシリア国民軍に所属するムウタスィム旅団の軍用車を地対地ミサイルで攻撃したことへの対抗措置だという。

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ラッカ県では、ANHA(2月1日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, February 1, 2022、ANHA, February 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2022、Reuters, February 1, 2022、SANA, February 1, 2022、SOHR, February 1, 2022などをもとに作成。

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