米国、英国、フランス、ドイツ、イタリアは「シリア革命」(3月11日)11周年に合わせて共同声明を出し、「今年の記念日は、ロシアのウクライナに対する恐るべき侵攻による国際法と国連憲章への異常とも言える深刻な違反と時を同じくしており、それにより両紛争におけるロシアの残忍で破壊的な行動が浮き彫りとなった」とロシアを非難、国連安保理決議第2254号に基づいた紛争の解決への支持を改めて表明した。
また「我々はアサド体制との関係正常化への取り組みを支持せず、政治的解決に向けた不可逆的な進展が見られるまで、関係を正常化することも、制裁を解除することも、復興への資金援助を行うこともない」との意思を示した。
AFP, March 15, 2022、ANHA, March 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2022、Reuters, March 15, 2022、SANA, March 15, 2022、SOHR, March 15, 2022などをもとに作成。
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