シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県、トルコ占領下のアレッポ県北部で「シリア革命」11周年を祝うデモ(2022年3月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るタルマーニーン村、サルキーン市、ジスル・シュグール市で「シリア革命」11周年(3月15日)を祝うデモを行い、体制打倒、領土の一体性、国民統合を訴えた。

デモ参加者はまた、体制打倒なくして避難民の帰還、殺戮停止はないと主唱した。

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アレッポ県では、MMC(3月17日付)によると、トルコの占領下にあるスーラーン(スーラーン・アアザーズ)町、アターリブ市でも同様のデモが行われた。

 

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で市議会議長が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, March 17, 2022、ANHA, March 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2022、MMC, March 17, 2022、Reuters, March 17, 2022、SANA, March 17, 2022、SOHR, March 17, 2022などをもとに作成。

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