シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県を砲撃(2022年6月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

 

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ハーズィマ村で軍事情報局の支援を受ける地元民兵組織と、2021年7月に結成された反体制組織のシリア旅団党のテロ撲滅部隊が交戦し、民兵1人が死亡、4人が負傷した。

AFP, June 8, 2022、ANHA, June 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2022、Reuters, June 8, 2022、SANA, June 8, 2022、SOHR, June 8, 2022などをもとに作成。

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