シリア民主軍、シリア民主評議会、北・東シリア自治局は合同会合を開催し、トルコが計画している軍事侵攻作戦を「シリア軍を含むすべてのシリアの勢力、シリア人が協力し合い、一致団結して対抗すべき大きな脅威」とみなす(2022年6月11日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、シリア民主評議会、北・東シリア自治局は合同会合を開催し、トルコ軍が計画しているとされる新たな軍事侵攻作戦への対応について協議した。

会合では、激しさを増しているトルコの砲撃を「シリアの統合とシリア国民を公正する諸集団の共生の原理に打撃を与えようとするもので、シリア軍を含むすべてのシリアの勢力、シリア人が協力し合い、一致団結して対抗すべき大きな脅威」と位置づけ、「長期的な視座で抵抗力を強化するため現場で必要なあらゆる措置を講じる」ことを確認し、これを声明として告知した。

ANHA(6月12日付)が伝えた。

AFP, June 12, 2022、ANHA, June 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2022、Reuters, June 12, 2022、SANA, June 12, 2022、SOHR, June 12, 2022などをもとに作成。

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