宗教関係省は、ダーダー・アトマーンを名乗る人物を教祖とする教団が首都ダマスカス(ダマスカス県)ウマイヤ・モスク内で宗教儀礼を行っている写真がSNSで拡散され、物議を醸し出していることに関して声明を出し、関係当局が承知しないかたちで教団が撮影を行っていたと発表した。
声明によると、ウマイヤ・モスクの管理局は、この教団について注意を払い、撮影と宗教儀礼を阻止したと付言した。
そのうえで、モスクの訪問者に対して、ウマイヤ・モスクの規則と神聖さを守り、同モスクを含むすべての聖地において同様の事象が再発するのを回避するため、注意を喚起したと強調した。
https://www.facebook.com/awkafsyrian/posts/pfbid02FtWpLxsaXALhqnwsUjosZMLhnADscqnCW8ijugNn8oLXa633yWVeLqwgobAtEKQ4l
AFP, August 3, 2022、ANHA, August 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2022、Reuters, August 3, 2022、SANA, August 3, 2022、SOHR, August 3, 2022などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.