トルコ軍はアレッポ県タッル・リフアト市を自爆型ドローンで攻撃、子供6人を含む住民9人が負傷、トルコ占領下のアアザーズ市も砲撃を受け子供1人を含む住民5人が負傷(2022年8月4日)

アレッポ県では、ANHA(8月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市で自爆型の無人航空機(ドローン)で攻撃を行い、子供6人を含む住民9人が負傷した。

トルコ軍はまた、タッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村、マドユーナ村、マルアナーズ村、アルカミーヤ村、アイン・アラブ(コバネ)市東のクーラーン村一帯を砲撃、クーラーン村近郊で若い男性1人が死亡した。

シリア人権監視団は、クーラーン村で若い男性が死亡した件に関して、トルコ軍国境警備隊(ジャンダルマ)のシリア領内での活動によるものだと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、3日深夜から4日未明にかけて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地からトルコ占領下のアアザーズ市の市街地や同市一帯に対して砲撃が行われ、子供1人を含む住民5人が負傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月5日付)によると、砲撃はシリア軍によるもの。

AFP, August 4, 2022、ANHA, August 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2022、August 5, 2022、Reuters, August 4, 2022、SANA, August 4, 2022、SOHR, August 4, 2022などをもとに作成。

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