ヒズブッラーのナスルッラー書記長:「シリアは生存をかけた戦争を乗り越えたが、封鎖と制裁に苦しんでいる。だから、この制裁を解除するために声を上げねばならない」(2022年8月9日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、首都ベイルート南部郊外で行われたアーシューラーの祝祭に向けてビデオ演説を行い、生存を書けた戦争を乗り越えたシリアに対して欧米諸国の依然として続けている制裁の解除に向けて声をあげるよう呼び掛けた。

ナスルッラー書記長の主な発言は以下の通り:

シリアは生存をかけた戦争を乗り越えたが、封鎖と制裁に苦しんでいる。だから、この制裁を解除するために声を上げねばならない。
米国とその同盟国はシリア、イエメン、ガザ地区での戦争に失敗した後、これらに制裁と封鎖を行うことで、諸国民を従属させようと試みている。
抵抗こそが、土地と聖地の奪還、イスラエルの占領によってさまざまな国に離散したパレスチナ避難民の帰還に向けた唯一の道である…。パレスチナは中核的大義であり、闘争を続けるパレスチナ国民に寄り添い続ける。
レバノンは、誰であれ、その富を奪おうとするものを許さなし、これらの富に手を伸ばそうとする者の手を切り落とす…。レバノン国民は40年にわたり封鎖、戦争、暗殺に直面してきたが、前途有望な未来を希求し続ける。
石油や領海の問題について、レバノンの国家の要請に対する回答を待っている。だが、我々は、あらゆる可能性、レバノンのあらゆる無辜の人に対する侵略に対処する用意がある。レバノンにおいて、抵抗は、無敵と言われた軍(イスラエル軍)を打ち負かせることを立証した。

マナール・チャンネル(8月9日付)などが伝えた。

AFP, August 9, 2022、ANHA, August 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2022、Qanat al-Manar, August 9, 2022、Reuters, August 9, 2022、SANA, August 9, 2022、SOHR, August 9, 2022などをもとに作成。

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