治安当局はダルアー県でダーイシュ・イラク人幹部の片腕的存在だったのアブー・カースィム・アクラバーウィー容疑者を殺害(2022年9月5日)

ダルアー県では、SANA(9月5日付)によると、関係治安当局が電撃治安作戦を実施し、クナイトラ県出身のアブー・カースィム・アクラバーウィー容疑者を殺害した。

アクラバーウィー容疑者は、ダーイシュ(イスラーム国)に所属していたイラク人テロリストで、先日逮捕されたアブー・サーリム・イラーキーの片腕的存在。

作戦では、アクラバーウィー容疑者の居場所を包囲、同容疑者との戦闘の末に殺害、さまざまな武器を押収したという。

アクラバーウィー容疑者は、この数ヵ月間、ダルアー県ムザイリーブ町の警察分署の襲撃(1人を殺害)、ダルアー県の和解委員会のメンバーを務めていたアフマド・ブカイラート氏の暗殺、シリア軍兵士の拉致、シリア軍のバスの爆破などに、アブー・ターリク・スバイヒー容疑者(2021年1月にイドリブ県に移送)とともに関与していた。

AFP, September 5, 2022、ANHA, September 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 5, 2022、Reuters, September 5, 2022、SANA, September 5, 2022、SOHR, September 5, 2022などをもとに作成。

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