ロシア当事者和解調整センターは、17日にイドリブ県を爆撃し、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)のテロリスト45人を殺害したと発表する一方、過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線による5回の砲撃を確認(2022年9月18日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、9月17日にロシア航空宇宙軍がイドリブ県のシャイフ・ユースフ村周辺のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)の基地1ヵ所に対して爆撃を実施し、テロリスト45人を殺害し、武器弾薬庫多数を破壊したと発表した。

殺害したテロリストのなかには、ビラール・サイード、アブー・ダジャーナ・ダイリーという2人の野戦司令官も含まれているという。

**

エゴロフ副センター長はまた、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ラタキア県2件)を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月18日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 18, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.