シャーム解放機構に所属するウマル・ブン・ハッターブ旅団の特攻自爆(インギマースィー)攻撃大隊が政府支配下のアレッポ県第46中隊基地方面に潜入(2022年10月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するウマル・ブン・ハッターブ旅団の特攻自爆(インギマースィー)攻撃大隊がシリア政府の支配下にある第46中隊基地方面に潜入し、同地とミーズナーズ村一帯で、シリア軍と「決戦」作戦司令室が激しく交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この戦闘で、カフル・アンマ村で民間人1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室はまた、シリア政府の支配下にあるカブターン・ジャバル村でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, October 5, 2022、ANHA, October 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2022、Reuters, October 5, 2022、SANA, October 5, 2022、SOHR, October 5, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.