ロシア軍がシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県ジスル・シュグール市上空に飛来、同市近郊に向けて空対空ミサイルを複数発を発射(2022年10月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機1機がシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るジスル・シュグール市上空に飛来、同市近郊に向けて空対空ミサイルを複数発を発射した。

一方、「決戦」作戦司令室は、カフルムース村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍と交戦、これを撃退した。

また、「決戦」作戦司令室は、第46中隊基地一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のカルクール村、ズィヤーラ町を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるタルナバ村近郊、カフルムース村、フライフィル村、ジャッラーダ村を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるダーラ・イッザ市を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山地方のザイトゥーナ村で薪を集めていた住民らに向かって対戦車ミサイルを発射し、住民1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, October 6, 2022、ANHA, October 6, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2022、Reuters, October 6, 2022、SANA, October 6, 2022、SOHR, October 6, 2022などをもとに作成。

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