アレッポ県アターリブ市でトルコ軍装甲車が女児とその祖母をひき殺す(2022年12月5日)

アレッポ県では、SANA(12月6日付)、ANHA(12月6日付)によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握る県西部のアターリブ市で、同地に駐留するトルコ軍の装甲車が7歳の女児を跳ね死亡させた。

この装甲車はまた、女児を救出しようとした70歳の祖母も跳ね、同じく死亡させた。

事件を受け、アターリブ市では、住民がトルコ軍の装甲車を包囲し、投石を行うなどしたが、同地の治安を担う「総合治安部隊」が装甲車と乗っていた兵士らを護衛し、市外へと誘導した。

イナブ・バラディー(12月6日付)によると、事故はトルコ軍装甲車2輌がイッビーン村の拠点からアターリブ市の拠点に移動していた際に発生した。

AFP, December 6, 2022、ANHA, December 6, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2022、‘Inab Baladi, December 6, 2022、Reuters, December 6, 2022、SANA, December 6, 2022、SOHR, December 6, 2022などをもとに作成。

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