ハマー県ガーブ平原での戦闘でシリア軍兵士1人、シャーム解放機構戦闘員1人が死亡(2022年12月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍部隊が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯に潜入し、シャーム解放機構と交戦、双方1人、合わせて2人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるダール・カビーラ村を砲撃した。

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シリア人権監視団によると、マルアナーズ村一帯でシリア軍、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア国民軍と激しく交戦した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ラーヒサ村で住民が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, December 7, 2022、ANHA, December 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2022、Reuters, December 7, 2022、SANA, December 7, 2022、SOHR, December 7, 2022などをもとに作成。

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