シリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会士官がIDPsの女性を強姦、殺害したのを受け、ハワーイジュ・ブーマスア村の住民らがタイヤを燃やすなどして道路を封鎖し、抗議デモ(2022年12月21日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月21日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハワーイジュ・ブーマスア村に居住する国内避難民(IDPs)の女性2人が数日前に、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会の士官によって強姦、殺害されたことを受け、住民らがタイヤを燃やすなどして道路を封鎖し、抗議の意志を示した。

シリア人権監視団によると、強姦・殺害にいたったのはダイル・ザウル軍事評議会の司令官であるアフマド・ハビール(アブー・ハウラ)氏の兄弟で、住民らは村のラウダ・モスク近くに集まり、アブー・ハウラ司令官の処罰を要求した。

 

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シリア人権監視団によると、これに対抗するかたちでアブー・ハウラ司令官は、ダイル・ザウル市北の工場地区で住民らに評議会を指示するデモを行わせた。

AFP, December 21, 2022、ANHA, December 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2022、Reuters, December 21, 2022、SANA, December 21, 2022、SOHR, December 21, 2022などをもとに作成。

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