アレッポ県とイドリブ県でシリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室が激しく交戦し、双方合わせて14人死傷(2023年4月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するウマル・ブン・ハッターブ旅団が県西部の第46中隊基地とカフル・アンマ村一帯で、同地に潜入しようとしたシリア軍と激しく交戦、シリア軍兵士5人が死亡、2人が負傷、シャーム解放機構の戦闘員も2人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ザーウィヤ山地方のルワイハ村一帯で「決戦」作戦司令室とシリア軍が砲撃戦となり、共和国護衛隊に所属する第30師団の士官1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はバイニーン村一帯に対しても砲撃を行い、「決戦」作戦司令室に所属するシャーム軍団の兵士1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, April 1, 2023、ANHA, April 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2023、Reuters, April 1, 2023、SANA, April 1, 2023、SOHR, April 1, 2023などをもとに作成。

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