アサド大統領はアルジェリアのアブドゥルマジード・タブーン大統領と電話会談を行い、アラブ世界の政治情勢の進展、とりわけアラブ諸国の交換のシリア訪問や、アサド大統領のオマーン、アラブ首長国連邦(UAE)訪問を通じて提起された諸問題とアラブ諸国の二国間関係への影響について意見を交わした。
電話会談で、アサド大統領は、トルコ・シリア大地震の被害に対処するためにアルジェリアの国家と国民が提供した支援に謝意を示したうえで、この支援がアルジェリアとシリア国民との間の団結や共鳴をもたらし、両国、両国民の絆を強めたと述べた。
そのうえで、現在アラブ連盟首脳会議の議長国を務めているアルジェリアが歴史を通じて、シリアに近い姿勢をとってきたことが、両国共通の長期的なヴィジョンに反映されていると強調した。
これに対して、タブーン大統領は、シリアを引き続き支援し、アルジェリアがさまざまな分野でシリアとの二国間関係を強化したいと述べるとともに、両国の国益に資するような経済協力関係の発展への意思を示した。
SANA(4月3日付)が伝えた。
AFP, April 3, 2023、ANHA, April 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2023、Reuters, April 3, 2023、SANA, April 3, 2023、SOHR, April 3, 2023などをもとに作成。
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