シリアからイスラエルに向かってロケット弾3発が発射され、うち1発が占領下のゴラン高原に、1発がヨルダン領内に着弾(2023年4月8日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は午後10時14分、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、速報として占領下ゴラン高原南部のメイツァール(キブツ)近くの空地で警戒アラートを発令した、と発表した。

続いて午後10時35分、再び速報として、シリアからイスラエルに向かってロケット弾3発が発射されたことを検知、うち1発がイスラエル領内(占領下ゴラン高原)に入り、ゴラン高原南部の空地に着弾したと発表した。

迎撃ミサイルによる迎撃は行われなかったという。

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ヨルダン軍総司令部も声明を出し、8日の午後22時25分、シリアとの国境に隣接するワーディー・アクラバ地区の上空でロケット弾が爆発し、その破片が同地に落下したと発表した。

この爆発による負傷者も、重大な損害もなかったという。

ヨルダンのペトラ通信(4月8日付)が伝えた。

AFP, April 8, 2023、ANHA, April 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2023、Petra, April 8, 2023、Reuters, April 8, 2023、SANA, April 8, 2023、SOHR, April 8, 2023などをもとに作成。

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