アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍所属の無人航空機(ドローン)が午前10時30分頃、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市南部で車1台を攻撃した。
シリア人権監視団は、攻撃は北・東シリア自治局の関連組織の職員らが乗った車を狙ったもので、乗っていた2人が死亡、3人が負傷したと発表した。
一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、「火曜日午前10:30に、我々の戦闘員の1人が乗った車がコバネ地区でイート・フィトルの休暇中にトルコ占領軍のドローンの攻撃を受け、殉教した」と発表した。
トルコ軍はまた、シリア国民軍とアイン・アラブ(コバネ)市近郊のシュユーフ・タフターニー町を砲撃した。
また、マンビジュ市のハフサ街道でシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の研究責任者の車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。
AFP, April 25, 2023、ANHA, April 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2023、Reuters, April 25, 2023、SANA, April 25, 2023、SOHR, April 25, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.