諸外国の動き(2014年5月27日追記)

イスラエル保安局(シャバク)は声明を出し、アラブ系イスラエル人(48年パレスチナ人)1人をシリアに渡航し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に加わろうとした兄弟・親戚を支援したとの容疑で逮捕したと発表した。

逮捕されたのは、イドリース・ターリブ・アブー・カイアーン氏(28歳)で、同じくアラブ系イスラエル人で兄弟のウスマーン・アブー・カイアーン氏、親戚のシャフィーク・アブー・カイアーン氏のシリアへの渡航とダーイシュ参加を支援するため、トルコへの旅費を工面しようとしたという。

AFP(5月27日付)が伝えた。

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ヨルダンのムハンマド・ムーマニー国務大臣(内閣報道官)は、バフジャト・スライマーン在ヨルダン・シリア大使の国外退去処分に関して「シリアとの関係断交を何ら意味しない。ダマスカスはいつでも大使を任命できるし、アンマンのシリア大使館は開いており、通常通りの業務を行っている」と述べた。

『ハヤート』(5月28日付)が伝えた。

ヨルダン軍のファフド・ダーミン准将は、ヨルダン軍作戦本部で記者会見を開き、米国など22カ国との合同軍事演習「Eager Lion」を約2週間の予定で開始した、と発表した。

ダーミン准将は今年の合同演習では、「国境警備、テロとの戦い…、サイバー・テロなど、非伝統的戦争のための訓練に…、さらには国際平和維持活動の仕組み作り、人道面での経験の交流に重点が置かれる」としつつ、演習が「シリア情勢とは関係ない」と述べた。

合同演習には、米国、英国、フランス、トルコ、イタリア、カナダ、ベルギー、ポーランド、サウジアラビア、クウェート、バーレーン、カタール、UAE、エジプト、レバノン、タジキスタン、カザフスタン、パキスタン、ブルネイ、オーストラリアなど22カ国が参加する。

イスラエルは、オブザーバーとして参加しているという。

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ノルウェーの内務治安当局は声明を出し、男性3人を、シリアに潜入し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に加わろうとした容疑で逮捕したと発表した。

逮捕された3人のうち1人はソマリア出身者、残る2人は旧ユーゴスラビア出身者だという。

AFP(5月27日付)が伝えた。

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イタリア大使館は声明を出し、トルコ国境に近いイドリブ県アティマ村で2013年3月12日に反体制武装集団に拉致された人道支援活動家のフィデリコ・モトカ氏が26日に解放され、27日にトルコ経由でイタリアに帰国したと発表した。

AFP, May 27, 2014、AP, May 27, 2014、ARA News, May 27, 2014、Champress, May 27, 2014、al-Hayat, May 28, 2014、Kull-na Shuraka’, May 27, 2014、al-Mada Press, May 27, 2014、Naharnet, May 27, 2014、NNA, May 27, 2014、Reuters, May 27, 2014、SANA, May 27, 2014、UPI, May 27, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月27日)

ニナワ県作戦司令室は、モスル市南部のアイン・ジャハシュ地方でイラク軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、戦闘員6人を殺害、車両2台を破壊したと発表した。

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マダー・プレス(5月27日付)は、サラーフッディーン県警察筋の話として、ティクリート市東部のブー・ウジャイル地方で、覚醒評議会の部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の司令官1人を逮捕する一方、同地区で覚醒評議会の部隊を狙ったと思われる爆弾攻撃で、隊員5人が負傷した、と報じた。

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マダー・プレス(5月27日付)は、バービル県警察筋の話として、軍・警察治安部隊によるイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の掃討作戦で、ダーイシュ戦闘員5人を殺害、15人を逮捕したと報じた。

AFP, May 27, 2014、AP, May 27, 2014、ARA News, May 27, 2014、Champress, May 27, 2014、al-Hayat, May 28, 2014、Kull-na Shuraka’, May 27, 2014、al-Mada Press, May 27, 2014、Naharnet, May 27, 2014、NNA, May 27, 2014、Reuters, May 27, 2014、SANA, May 27, 2014、UPI, May 27, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月27日)

AFP(5月27日付)は、ヒズブッラーのメンバーでFBIによって指名手配されていたファウズィー・アイユーブ氏がシリアでの戦闘で死亡し、26日に故郷のアイン・カーナー村(ナバティーヤ県ナバティーヤ郡)で埋葬された、と報じた。

AFPによると、アイユーブ氏はアレッポ県におけるヒズブッラー戦闘員の司令官を務めていたという。

Naharnet, May 27, 2014
Naharnet, May 27, 2014

アイユーブ氏は2000年(当時はカナダ在住)にイスラエルで逮捕されたのち、2003年にヒズブッラーとの捕虜交換で釈放されたが、イスラエルで爆弾テロを行うために密入国を試みたとの容疑で2009年にFIBに指名手配されていた。

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NNA(5月27日付)によると、北部県アッカール郡ダバービーヤ村で、シリア領内から不法入国しようとしたシリア人がレバノン軍によって敷設された地雷に触れ、重傷を負った。

AFP, May 27, 2014、AP, May 27, 2014、ARA News, May 27, 2014、Champress, May 27, 2014、al-Hayat, May 28, 2014、Kull-na Shuraka’, May 27, 2014、al-Mada Press, May 27, 2014、Naharnet, May 27, 2014、NNA, May 27, 2014、Reuters, May 27, 2014、SANA, May 27, 2014、UPI, May 27, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市下ハラク地区、バーブ街道地区、マガーイル地区を軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃し、子供5人、女性1人を含む8人が死亡した。

またアレッポ中央刑務所周辺、ブライジュ村近郊、アレッポ市ザフラー地区などで、軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(5月27日付)によると、マーリア市、フライターン市東部、ウワイジャ地区、アターリブ市、タッル・リフアト市、ムスリミーヤ村、ダーラト・イッザ市、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、クワイリス村、ラスム・アッブード村、ブライジュ村、アナダーン市、アレッポ市インザーラート地区、バニー・ザイド地区、マサーキン・ハナーヌー地区、ブスターン・カスル地区、ライラムーン地区、ザバディーヤ地区、ブアイディーン交差点、サラーフッディーン地区、カースティールー地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市のバイルーニー病院近くに迫撃砲弾が着弾し、市民5人が負傷した。

またハーン・シャイフ・キャンプ近郊で、軍とジハード主義武装集団が交戦、ザマルカー町、アイン・タルマー渓谷、ムライハ市一帯を軍が空爆・砲撃した。

さらに、ハジャル・アスワド市に軍の迫撃砲弾が着弾し、子供2人と女性1人を含む4人が死亡した。

一方、SANA(5月27日付)によると、ムライハ市およびその周辺、ビラーリーヤ村郊外、カースィミーヤ市郊外、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ザバダーニー市、ダーライヤー市、で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(5月27日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヌジャイフ村、ブスル・ハリール市、スマード村、ブスラー・シャーム市、ナワー市、インヒル市、シャイフ・マスキーン市を軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃、シャイフ・マスキーン市一帯、ウンム・ハウラーン丘一帯、ブスラー・シャーム市一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(5月27日付)によると、ズバイラ村、ジャースィム市・インヒル市間、ジャディーヤ村、フラーク市、サムリーン村、ダルアー市ヤルムーク学校西部などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、東ファルハーニーヤ村を軍が空爆、またタドムル・ダマスカス街道で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(5月27日付)によると、ラスタン市、ダイル・マアッラ村、ガースィビーヤト・ナイーム村・ドゥワイル村間、タルビーサ市、クサイル市南部、ダマスカス・タドムル街道(ハッラーバート陸橋)で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市のラムル・キャンプ出身の男性1人が治安当局の拷問を受け死亡した。

またサムラー村一帯で、ジハード主義武装集団が軍の拠点複数カ所を迫撃砲で攻撃した。

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イドリブ県では、SANA(5月27日付)によると、アルバイーン山周辺、カフルラーター村、マアッルバリート村、ジャフラク町、ハーッジ・ハンムード農場、マルイヤーン町、ラーミー町、ビンニシュ市、バドリーヤ村、カフルルーヒーン村、カフルズィーバー村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの鷹旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 27, 2014、AP, May 27, 2014、ARA News, May 27, 2014、Champress, May 27, 2014、al-Hayat, May 28, 2014、Kull-na Shuraka’, May 27, 2014、al-Mada Press, May 27, 2014、Naharnet, May 27, 2014、NNA, May 27, 2014、Reuters, May 27, 2014、SANA, May 27, 2014、UPI, May 27, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月27日)

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、イタリア人宣教師パウロ・ダルリオ氏(ダイル・マール・ムーサー修道院修道長)の消息に関して、AKI(5月27日付)に対してシリア人権擁護連盟にパウロ牧師が死亡したとの情報を提供したアブー・ムハンマド・スーリーを名乗る人物は、2013年8月にシリア人権監視団に対しても、「パウロ牧師はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員に殺害された」との情報を提供しているとしたうえで、ラッカ市で活動する地元評議会メンバー(共産主義労働者党元メンバー)からの情報では、パウロ牧師は存命だ、と述べた。

AFP, May 27, 2014、AKI, May 27, 2014、AP, May 27, 2014、ARA News, May 27, 2014、Champress, May 27, 2014、al-Hayat, May 28, 2014、Kull-na Shuraka’, May 27, 2014、al-Mada Press, May 27, 2014、Naharnet, May 27, 2014、NNA, May 27, 2014、Reuters, May 27, 2014、SANA, May 27, 2014、UPI, May 27, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月27日)

外務在外居住者省は声明を出し、5月27日に行われる大統領選挙の在外投票に関して、UAE政府が実施を拒否したとしたうえで、「シリアに対して陰謀を企てる国々に与し、領内での大統領選挙実施を禁じた」と非難した。

SANA(5月27日付)が伝えた。

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ARA News, May 27, 2014
ARA News, May 27, 2014

SANA(5月27日付)、ARA News(5月27日付)によると、ダイル・ザウル市(ユーフラテス大学)、ハマー市、ダマスカス県(ダマスカス大学)、スワイダー県サルハド市、ヒムス市、ヒムス県マフラム市、アレッポ市、ラタキア市、タルトゥース県マルカブ村、イドリブ市、ハサカ市、ハサカ県カーミシュリー市(国立病院)などで、大統領選挙実施と軍による「テロとの戦い」を支持するデモ・集会が開かれ、バアス党支部幹部、人民諸委員会、職業諸組合らが参加し、アサド大統領への支持を訴えた。

AFP, May 27, 2014、AP, May 27, 2014、ARA News, May 27, 2014、Champress, May 27, 2014、al-Hayat, May 28, 2014、Kull-na Shuraka’, May 27, 2014、al-Mada Press, May 27, 2014、Naharnet, May 27, 2014、NNA, May 27, 2014、Reuters, May 27, 2014、SANA, May 27, 2014、UPI, May 27, 2014などをもとに作成。

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化学兵器禁止機関・国連合同派遣団がハマー県で一時拉致(2014年5月27日)

シリア外務在外居住者省は声明を出し、反体制武装集団に身柄を拘束された化学兵器禁止機関・国連合同派遣団のスタッフ6人とシリア人運転手5人が、ハマー県郊外で「武装テロ集団」に拉致されたと発表した。

同声明によると、5月27日午前8時から18時まで、カフルズィーター市一帯で停戦合意が発効し、塩素ガスが使用したとされる同地を合同派遣団が調査する予定だった。

4台の四輪駆動車でカフルズィーター市に向かっていた合同派遣団は、タイバト・イマーム市を通過した直後、同村から2キロの地点で車両1台が仕掛け爆弾の爆発によって大破、乗っていたスタッフらを救出し、3台でタイバト・イマーム市に引き返そうとしたが、2台が拉致された。

その後、化学兵器禁止機関のマイケル・ローハン報道官はAFP(5月27日付)に大使、合同派遣団のスタッフ6人と運転手5人が「無事であり…基地への帰路についている」と発表した。

しかし、シリア人権監視団は「合同使節団が拉致されたとき、彼らはまだ政府支配地域の外には達していなかった。つまり仕掛け爆弾は政府が支配するタイバト・イマーム市近くで爆発した」と発表し、政府の自作自演を暗に疑った。

ローハン報道官によると、学兵器禁止機関・国連合同派遣団のスタッフを乗せた車列が、「攻撃を受け」拉致されたとしたうえで、「安全上の理由からこれ以上はコメントできない」と付言、スタッフが解放されたのか、逃走したのかについての名言を避けた。

また化学兵器禁止機関のアフメト・ウズムジュ事務局長は声明を出し、すべての当事者に対して改めて派遣団への協力を呼びかけた。

AFP, May 27, 2014、AP, May 27, 2014、ARA News, May 27, 2014、Champress, May 27, 2014、al-Hayat, May 28, 2014、Kull-na Shuraka’, May 27, 2014、al-Mada Press, May 27, 2014、Naharnet, May 27, 2014、NNA, May 27, 2014、Reuters, May 27, 2014、SANA, May 27, 2014、UPI, May 27, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月27日)

『ハヤート』(5月27日付)は、複数の消息筋の話として、バラク・オバマ米大統領が、シリアの反体制勢力への「漸進的支援強化」の一環として、反体制武装集団への対空ミサイル供与の「拒否権を解除した」と報じた。

同報道によると、この決定は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長らの訪米を受けた動きで、供与は①「穏健な武装集団」への供与、②反体制政治組織を経由しない直接供与、③イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との戦闘(継続)、④「樽爆弾」が投下されている地域「のみ」での対空ミサイルの使用、などが条件となっているという。

ある消息筋によると、米国が「穏健な武装集団」として想定しているのは、シリア北部(アレッポ県、イドリブ県)で活動するハズム運動、ファールーク大隊、第9師団、第1機甲師団、アフバーブ・アッラー旅団、第60歩兵旅団、殉教者アブドゥッラフマーン大隊、ヒムス県で活動するラシード大隊、アフバーブ・アッラー旅団、殉教者ハムザ・ザカリヤー大隊、アブー・アスアド・ニムル大隊、ファーティフ大隊、イバード・ラフマーン大隊、ファールーク大隊、ラスタン殉教者大隊、殉教者アンマール・トゥラース・ファルザート大隊、イーマーン旅団、真実の声中隊、ダマスカス郊外県で活動する殉教者アブドゥルガッファール・ハーミーシュ大隊、殉教者アブドゥッラ・バッカール大隊、殉教者バクル・バッカール大隊、ハマー県で活動するアビー・ハーリス大隊、サラミーヤ自由人大隊など約50の武装集団など。

al-Hayat, May 27, 2014をもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月26日)

イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)は、テヘラン大学での講演で、シリア情勢への関与に関して、軍事支援を行っていないとしたうえで、同国での「テロとの戦い」のために軍事顧問を派遣していると述べた。

アブドゥッラフヤーン外務副大臣は、シリアがロシアから軍事支援を受けていること、そしてイランによる武器供与が危機解決を阻害するとしたうえで、「イランの軍事顧問はシリア政府にテロとの戦いのための支援を行っていると発表した。我々は米国に、テロとの戦いに責任を負うとしてあなた方の制約に沿って、シリア国民を支援しなければならないと言ってきた」と述べた。

またアブドゥッラフヤーン外務副大臣は、イランが「シリア国内のすべての反体制勢力と接触し、国民対話実施を奨励している」と付言した。

メフル通信(5月26日付)が伝えた。

AFP, May 26, 2014、AP, May 26, 2014、ARA News, May 26, 2014、Champress, May 26, 2014、al-Hayat, May 27, 2014、Kull-na Shuraka’, May 26, 2014、al-Mada Press, May 26, 2014、Mehr News Agency, May 26, 2014、Naharnet, May 26, 2014、NNA, May 26, 2014、Reuters, May 26, 2014、SANA, May 26, 2014、UPI, May 26, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月26日)

アンバール県では、合同作戦司令室によると、治安部隊がファッルージャ市南部でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を攻撃し、戦闘員10人を殲滅、装備を破壊した。

マダー・プレス(5月26日付)が伝えた。

またイラク国防省は声明を出し、イラク軍部隊がハヤーキル地方のダーイシュの拠点3カ所を破壊した、と発表した。

これに対して、ダーイシュは声明を出し、ファッルージャ市東部のマズラア軍事基地上空でイラク軍のヘリコプターを撃墜、乗員全員が死亡した、と発表した。

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バービル県作戦司令室によると、イラク軍部隊がジュルフ・サフル地方でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のアジトを破壊した。

マダー・プレス(5月26日付)が伝えた。

AFP, May 26, 2014、AP, May 26, 2014、ARA News, May 26, 2014、Champress, May 26, 2014、al-Hayat, May 27, 2014、Kull-na Shuraka’, May 26, 2014、al-Mada Press, May 26, 2014、Naharnet, May 26, 2014、NNA, May 26, 2014、Reuters, May 26, 2014、SANA, May 26, 2014、UPI, May 26, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月26日)

レバノンの声(5月26日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外にシリア軍戦闘機が領空侵犯し、ミサイル4発を発射した。

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ナビーフ・ビッリー国民議会議長は、6月9日に大統領を選出(第2回投票)するための臨時会を改めて(6度目)召集すると発表した。

NNA(5月26日付)が報じた。

AFP, May 26, 2014、AP, May 26, 2014、ARA News, May 26, 2014、Champress, May 26, 2014、al-Hayat, May 27, 2014、Kull-na Shuraka’, May 26, 2014、al-Mada Press, May 26, 2014、Naharnet, May 26, 2014、NNA, May 26, 2014、Reuters, May 26, 2014、SANA, May 26, 2014、UPI, May 26, 2014、Voice of Lebanon, May 26, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がヒーシュ町周辺の軍検問所複数カ所とハーン・シャイフ・キャンプ東部のハッザーナート検問所、同西部のサラーム検問所を軍との戦闘の末に制圧した。

同監視団によると、これらの検問所を制圧したことで、反体制武装集団はハマー県ムーリク市からイドリブ県南部に至る軍の兵站路を寸断し、ワーディ・ダイフ軍事基地、ハーミディーヤ航空基地への締め付け強化が可能になったという。

これに関してクッルナー・シュラカー(5月26日付)は、ハーン・シャイフーン市、マアッラト・ヌウマーン市郊外、アルバイーン山一帯で反体制武装集団が完全制圧した軍検問所の数が41カ所に達していると報じた。

一方、SANA(5月26日付)によると、Syriatel陸橋、アルバイーン山周辺、ハーン・スブル町、カフルラーハー町、マジュダリヤー町などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ラーシディーン地区周辺で、軍と反体制武装集団が交戦、またブスターン・カスル地区を軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

一方、SANA(5月26日付)によると、クワイリス村、ラスム・アッブード村、ムスリミーヤ村、マーリア市、アナダーン市、アターリブ市、マンスーラ村、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、ハーン・アサル村、フライターン市、ダーラト・イッザ市南部、カフルダーイル村、タッル・リフアト市、アレッポ市ハナーヌー地区、ハラク地区、ブアイディーン交差点、ジャンドゥール交差点、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、スッカリー地区、ブスターン・カスル地区、サラーフッディーン地区、旧市街、カースティールー地区、ジャンダラート地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市各所を軍が空爆・砲撃し、同地一帯で軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(5月26日付)によると、アーリヤ農場、アイン・タルマー渓谷、ムライハ市北部、ナシャービーヤ町郊外、ビラーリーヤ村郊外、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺、キスワ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(5月26日付)によると、スブハ村周辺で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線が交戦し、ヌスラ戦線のクーリーヤ地域方面司令官らが負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(5月26日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月26日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区、バジャービジャ地区、アトマーン村、ジャディーヤ町、ヌジャイフ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(5月26日付)によると、タッルドゥー市、カフルラーハー市、ナースィリーヤ村、サムアリール村、ラスタン市、タルビーサ市、カッバーン市、ガジャル村、西サラーム村、アルシューナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 26, 2014、AP, May 26, 2014、ARA News, May 26, 2014、Champress, May 26, 2014、al-Hayat, May 27, 2014、Kull-na Shuraka’, May 26, 2014、al-Mada Press, May 26, 2014、Naharnet, May 26, 2014、NNA, May 26, 2014、Reuters, May 26, 2014、SANA, May 26, 2014、UPI, May 26, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月26日)

シリア民主主義者連合の執行部と広報局はそれぞれ声明を出し、トルコ(ガジアンテップ)でシリア革命反体制勢力国民連立を主導するミシェル・キールー代表、サミール・スアイファーン氏、マーズィン・ハッキー氏、ファーイズ・サーラ氏を「路線から逸脱した党派主義・離反主義」と批判、事実上除名した。

声明で執行部と広報局は、キールー代表らが執行部を排除したかたちで会合を重ね、組織全体の総意を無視したとしたうえで、「偉大なるシリア革命に敵対する以外に何ら寄与しない」と指弾した。

またシリア民主主義者連合(シリア革命反体制勢力国民連立傘下組織)のバフジャト・トゥラード氏は声明を出し、執行部メンバーを辞任すると発表した。

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シリア人権擁護連盟のアブドゥルカリーム・リーハーウィー代表はフェイスブックを通じて声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の離反者から、2013年7月末に拉致されたイタリア人宣教師パウロ・ダルリオ氏(ダイル・マール・ムーサー修道院修道長)が、身柄拘束の数時間後にダーイシュ司令官の一人によって処刑されていたとの情報を得たと発表した。

ARA News(5月26日付)が伝えた。

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シャームの民のヌスラ戦線はツイッターを通じて声明を出し、25日にヒムス市内各所で発生した連続爆弾テロの犯行を認めた。

ヌスラ戦線は声明で「アッラーは、自らの僕であるヌスラ戦線のムジャーヒディーンにヌサイリー派体制のシャッビーハの拠点と…複数の検問所への侵攻をお許しになった」と発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、シリア人避難民受け入れをめぐって「レバノン国家はその権利と義務を果たしている」としつつ、「いかなる理由であれ、アサド体制の専制から逃れてきた難民を引き渡すことを許してはならない」と警鐘を鳴らした。

AFP, May 26, 2014、AP, May 26, 2014、ARA News, May 26, 2014、Champress, May 26, 2014、al-Hayat, May 27, 2014、Kull-na Shuraka’, May 26, 2014、al-Mada Press, May 26, 2014、Naharnet, May 26, 2014、NNA, May 26, 2014、Reuters, May 26, 2014、SANA, May 26, 2014、UPI, May 26, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月26日)

高等司法選挙委員会のヒシャーム・シャッアール委員長は記者会見を開き、2日以内に大統領選挙の投票用紙の準備が完了し、配布されるだろうと述べた。

SANA(5月26日付)が伝えた。

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SANA(5月26日付)によると、ダマスカス郊外県ヤブルード市、ヒムス市(バアス大学)、ヒムス県マズィーナ町、クナイトラ県マスハラ村、ハマー市、ラタキア市、ラタキア県ジャブラ市、イドリブ市、タルトゥース市で、大統領選挙実施と軍による「テロとの戦い」を支持するデモ・集会が開かれ、バアス党支部幹部、人民諸委員会、職業諸組合らが参加し、アサド大統領への支持を訴えた。

SANA, May 26, 2014
SANA, May 26, 2014

またラタキア市では、野党のシリア国民青年党(https://syriaarabspring.info/wp/?page_id=942#1-3izbal-Shabbal-Waanal-Sr)が大統領選挙実施を支持するデモを行った。

 

AFP, May 26, 2014、AP, May 26, 2014、ARA News, May 26, 2014、Champress, May 26, 2014、al-Hayat, May 27, 2014、Kull-na Shuraka’, May 26, 2014、al-Mada Press, May 26, 2014、Naharnet, May 26, 2014、NNA, May 26, 2014、Reuters, May 26, 2014、SANA, May 26, 2014、UPI, May 26, 2014などをもとに作成。

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シリア・ヨルダン両国大使追放(2014年5月26日)

ヨルダン外務省は声明を出し、「シリアのバフジャト・スライマーン大使は外交儀礼に反して、SNSを通じてヨルダンを批判する声明を再三にわたって発表した」と批判、同大使を「ペルソナ・ノン・グラータ」と認定するとのヨルダン政府の決定を文書で伝え、24時間以内にヨルダンから退去するよう要請した、と発表した。

この決定に関して、『ハヤート』(5月27日付)は、複数のヨルダン高官筋の話として、スライマーン大使が25日にヨルダン独立記念祝典の会場でヨルダン国王アブドゥッラー2世およびナースィル・ジャウダ外務大臣と会談、「そのときに国王と大使の間で交わされた会話とこの決定のタイミングはおそらくはつながりがある」と伝えた。

スライマーン大使は、SNSなどを通じて、ヨルダン政府が、ジハード主義武装集団や離反兵に潜伏場所を与え、シリア国内での戦闘に参加させるべく教練している、などとの批判を繰り返してきた。

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一方、シリア外務在外居住者省は声明を出し、ヨルダン政府によるバフジャト・スライマーン大使追放処分が「両国の深遠な関係の本質を反映しておらず、何らの根拠もない」と批判、対抗措置としてヨルダン大使を「ペルソナ・ノン・グラータ」と認定し、シリアへの入国を禁じる旨、ヨルダン外務省に通達したと発表した。

ウマル・アマド駐シリア・ヨルダン大使は2011年11月に帰国し、その後定年により大使職を解かれている。

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なお、ヨルダン政府によるシリア大使追放に関して、シリア革命反体制勢力国民連立の幹部筋は『ハヤート』(5月27日付)に「ヨルダン政府は反体制勢力を代表する大使館ないしは公館の開設を支持する姿勢をようやっと示した」と述べ、支持を表明した。

しかし、『ハヤート』(5月27日付)は、ヨルダン政府筋がシリア革命反体制勢力国民連立の在外公館を開設する意思はないと述べた、と報じた。

AFP, May 26, 2014、AP, May 26, 2014、ARA News, May 26, 2014、Champress, May 26, 2014、al-Hayat, May 27, 2014、Kull-na Shuraka’, May 26, 2014、al-Mada Press, May 26, 2014、Naharnet, May 26, 2014、NNA, May 26, 2014、Reuters, May 26, 2014、SANA, May 26, 2014、UPI, May 26, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月25日追記2)

アレッポ県で活動する19の反体制組織が共同声明を出し、「アレッポ革命家連合」を結成すると発表した。

Kull-na Shuraka', May 30, 2014
Kull-na Shuraka’, May 30, 2014

共同声明に署名したのは、シャイフ・サイード革命家評議会、アレッポ自由弁護士委員会、マシュハド革命家評議会、シャイフ・マクスード評議会、スッカリー革命家評議会、ブスターン・バーシャー革命家評議会、マサーキン・ハナーヌー革命家評議会、サーフール革命家評議会など。

Kull-na Shuraka’, May 30, 2014をもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月25日追記)

アレッポ・シャリーア委員会のイッズッディーン・ヌアイミー・ファトワー局長はファトワー第111号を出し、6月3日に投票が行われる大統領選挙への参加を禁じるファトワーを発した。

同ファトワーは、「いかなる理由であれ、茶番の劇場(大統領選挙)に参加する者は、アサドを支持し、その犯罪に与する者とみなす」との見解を示した。

またアレッポ・シャリーア委員会のアブー・ハサン議長とヌアイミー局長は連名で声明を出し、このファトワーを委員会として追認すると発表した。

Kull-na Shuraka', May 26, 2014
Kull-na Shuraka’, May 26, 2014
Kull-na Shuraka', May 26, 2014
Kull-na Shuraka’, May 26, 2014

Kull-na Shuraka’, May 26, 2014をもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月25日)

イラク軍・治安部隊合同作戦司令室は、アンバール県ファッルージャ市各所でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、戦闘員45人を殲滅、装備などを破壊したと発表した。

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マダー・プレス(5月25日付)は、バービル県警察筋の話として、アブドゥ・ワイス地方で爆弾を仕掛けようとしていたイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員2人を治安部隊が殺害したと報じた。

AFP, May 25, 2014、AP, May 25, 2014、ARA News, May 25, 2014、Champress, May 25, 2014、al-Hayat, May 26, 2014、Kull-na Shuraka’, May 25, 2014、al-Mada Press, May 25, 2014、Naharnet, May 25, 2014、NNA, May 25, 2014、Reuters, May 25, 2014、SANA, May 25, 2014、UPI, May 25, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月25日)

2014年5月25日0時0分をもって任期終了となったミシェル・スライマーン前大統領は、バアブダー市にある大統領宮殿を去り、故郷のアムシート市(レバノン山地県ジュバイル郡)に「凱旋」、住民らの歓迎を受けた。

Naharnet, May 25, 2014
Naharnet, May 25, 2014

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ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は解放記念日に合わせてテレビ演説を行った。

Naharnet, May 25, 2014
Naharnet, May 25, 2014

演説において、ナスルッラー書記長は、ミシェル・スライマーン大統領の任期終了によって「憲政上の真空」が生じたことに関して「一部の党派がいうような深刻な事態であったとしても…静かに、そして緊迫せず」対処するよう呼びかけ、「国際情勢や地域情勢の変化を待つのではなく、大統領を選出することで、この段階を可能な限り短縮する」と強調した。

また大統領選挙を「真に国内的な問題」だとしたうえで、「真に人気があり…、この困難な時期を乗り越えることができるとすべての党派が再確認できる大統領」、「レジスタンスに反抗せず、レジスタンスを後退させないような大統領」を選出すべきだと述べた。

そのうえで、「対立的な候補者」の登場によって、こうした大統領の選出が妨げられ、スライマーン前大統領の任期延長が画策されたと主張、レバノン軍団のサミール・ジャアジャア代表、そして3月14日勢力を暗に批判した。

一方、シリア情勢について、ナスルッラー書記長は「シリアは勝利し、レジスタンス枢軸は勝利する」と述べた。

また「シリアは大統領選挙に向かっており…、自称「シリアの友」による外国からの脅迫や嘲りには妨害、制止などできない」と付言した。

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マロン派のビシャーラ・ラーイー総大司教は、ローマ法王フランシスコとともに、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベツレヘム市を訪れ、マフムード・アッバース大統領と会談した。

NNA(5月25日付)によると、アッバース大統領はラーイー総大司教に、エルサレムの星勲章を授与した。

会談でラーイー総大司教は、エルサレムを首都とするパレスチナ国家樹立への支持を表明した。

 

AFP, May 25, 2014、AP, May 25, 2014、ARA News, May 25, 2014、Champress, May 25, 2014、al-Hayat, May 26, 2014、Kull-na Shuraka’, May 25, 2014、al-Mada Press, May 25, 2014、Naharnet, May 25, 2014、NNA, May 25, 2014、Reuters, May 25, 2014、SANA, May 25, 2014、UPI, May 25, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月25日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線がアリーハー市近郊のアルバイーン山にある軍検問所4カ所に対して、爆弾を仕掛けた車を爆破、また検問所周辺で、軍、国防隊とヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦、軍が空爆を行った。

この爆破、戦闘で、軍兵士数十人と反体制武装集団戦闘員2人が死亡したという。

また反体制武装集団は未明にカフル・バースィーン村で軍との交戦の末、同村を制圧した。

一方、SANA(5月25日付)によると、バザーブール町周辺、マアッルザーフ町、アルバイーン山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ザフラー地区で爆弾が仕掛けられた車3台が相次いで爆発し、市民10人が死亡、20人以上が負傷した。

一方、SANA(5月25日付)によると、ラスタン市南部、タッルドゥー市、カフルラーハー町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(5月25日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(5月25日付)によると、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ムライハ市一帯、ダイル・アサーフィール市、ザバディーン市、ハディーサト・ジャラシュ市、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺、イフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月25日付)によると、ジャドヤー村、サムリーン村、アトマーン村、ハーッラ市、アクラバー村東部、スワイサ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(5月25日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ市ハラク地区、ジャンドゥール交差点、バーブ・ナイラブ地区、バニー・ザイド地区、カッラーサ地区、ブスターン・カスル地区、アーミリーヤ地区、マシュハド地区、ラーシディーン地区、ハナーヌー地区、ライラムーン地区、ジュダイダ地区、クワイリス村周辺、ラスム・アッブード村、ジュバイリーヤ村、タッル・リフアト市、ダーラト・イッザ市、フライターン市、マーリア市、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、ハンダラート・キャンプ、アナダーン市、ムスリミーヤ村、ハーン・アサル村、アターリブ市、マンスーラ村、アウラム・クブラー町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 25, 2014、AP, May 25, 2014、ARA News, May 25, 2014、Champress, May 25, 2014、al-Hayat, May 26, 2014、Kull-na Shuraka’, May 25, 2014、al-Mada Press, May 25, 2014、Naharnet, May 25, 2014、NNA, May 25, 2014、Reuters, May 25, 2014、SANA, May 25, 2014、UPI, May 25, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月25日)

シャームの民のヌスラ戦線はツイッターを通じて声明を出し、「バアス軍需開発機構」の設置を発表、すべてのイスラーム教徒に同機構への参加を呼びかけた。

Kull-na Shuraka', May 25, 2014
Kull-na Shuraka’, May 25, 2014

声明によると、「バアス軍需開発機構」は「新の軍需産業の基礎を確立」し、高性能な兵器の果然時給を達成することを目的としているという。

なお「バアス」は「復興」を意味する「バアス」(بعث)ではなく、「力、勇敢さ」を意味する「バアス」(بأس)。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が先週のフランス訪問時にイランの反体制派ムジャヒディン・ハルクのマリアム・ラジャヴィー共同議長と会談、両者の連帯を確認したと発表した。

AFP, May 25, 2014、AP, May 25, 2014、ARA News, May 25, 2014、Champress, May 25, 2014、al-Hayat, May 26, 2014、Kull-na Shuraka’, May 25, 2014、al-Mada Press, May 25, 2014、Naharnet, May 25, 2014、NNA, May 25, 2014、Reuters, May 25, 2014、SANA, May 25, 2014、UPI, May 25, 2014などをもとに作成。

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大統領選挙をめぐる動き(2014年5月25日)

シリア・クルド人国民イニシアチブのウマル・ウースー議長(人民議会議員)は、西クルディスタン移行期民政局の勢力下にある地域での大統領選挙に関して『ワタン』(5月25日付)に「(民政局は)多くの都市や町に投票箱を設置する可能性について理解している」と述べたうえで、民政局にハサカ県カーミシュリー市、ハサカ市などに投票所を設けることを要請していることを明らかにした。

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西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、6月3日が投票日の大統領選挙に関して『ハヤート』(5月26日付)に対し、「第1に、大統領選挙の実施はシリアのためにならない。第2に、政府はこの地域には存在しないため、誰が投票箱を管理するというのか?」としたうえで、ハサカ県カーミシュリー市、ハサカ市に投票箱が設置されたとしても「我々とは関係ない。ジャズィーラ地区、コバネ、アフリーン地区に、政府は存在しないため、投票箱は設置されないだろう。投票箱を管理する者がいないのだ」と述べ、選挙に消極的・非協力的な姿勢を示した。

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SANA(5月25日付)によると、ヒムス県タッルドゥー市、ダマスカス県ラウダ地区(退役軍人協会)、タルトゥース市、タルトゥース県サーフィーター市、ジュナイナト・ラスラーン町、スワイダー県小スーラ町、クナイトラ県バアス市、ラタキア市で、大統領選挙実施と軍による「テロとの戦い」を支持するデモ・集会が開かれ、バアス党支部幹部、人民諸委員会、職業諸組合らが参加し、アサド大統領への支持を訴えた。

AFP, May 25, 2014、AP, May 25, 2014、ARA News, May 25, 2014、Champress, May 25, 2014、al-Hayat, May 26, 2014、Kull-na Shuraka’, May 25, 2014、al-Mada Press, May 25, 2014、Naharnet, May 25, 2014、NNA, May 25, 2014、Reuters, May 25, 2014、SANA, May 25, 2014、UPI, May 25, 2014、al-Watan, May 25, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月24日追記)

アレッポ県で活動する武装集団がシリア・イスラーム・ファドワー評議会の名で声明(https://www.youtube.com/watch?v=1UnuwUtvdxo)を出し、6月3日に投票が行われる大統領選挙への参加を禁じるとともに、アレッポの盾大隊が「目には目をの戦い」と銘打って、選挙期間中、シリア政府関連施設、治安機関拠点を標的に攻撃を行うと予告した。

Kull-na Shuraka’, May 30, 2014をもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月24日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラーム・ムサンナー運動と軍がヤードゥーダ村で、殺害した兵士・戦闘員の遺体各2体を交換した。

またクッルナー・シュラカー(5月24日付)によると、ナワー市での戦闘で、共和国護衛隊のジャービル・サーリフ准将が戦死した。

Kull-na Shuraka', May 25, 2014
Kull-na Shuraka’, May 25, 2014

al-Hayat, May 26, 2014、Kull-na Shuraka’, May 24, 2014、May 25, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年5月24日)

潘基文国連事務総長は安保理決議第2118号の実施状況に関する8回目の報告書を安保理に提出した。

報告書のなかで、潘事務総長は、化学兵器関連物質の廃棄完了の期限である6月30日以降も化学兵器禁止機関・国連合同派遣団の活動任期を延長することを提言した。

そのうえで、国内に残されている8%の化学兵器関連物質を早急にラタキア港に移送するようシリア政府に求めた。

一方、ハマー県カフルズィーター市などでの塩素ガス使用疑惑に関して、潘事務総長は、化学兵器禁止機関の専門家12人が調査のためにシリアに滞在しているとしたうえで、すべての当事者に調査への協力を求めた。

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国連の潘基本文事務総長は声明を出し、ダルアー市の選挙応援テントに対する反体制武装集団の迫撃砲での攻撃(23日)に関して、民間人への無差別攻撃が国際法、人権法に反すると批判する一方、紛争の停止と犯罪者処罰をめぐる国際社会の足並みの乱れと無力に強い遺憾の意を示した。

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『ハヤート』(5月25日付)は、オーストラリア、ルクセンブルク、ヨルダンが、シリア政府の許可なく周辺諸国からの人道支援物資搬入を認める国連安保理決議案を作成、近く安保理に提出すると報じた。

AFP, May 24, 2014、AP, May 24, 2014、ARA News, May 24, 2014、Champress, May 24, 2014、al-Hayat, May 25, 2014、Kull-na Shuraka’, May 24, 2014、al-Mada Press, May 24, 2014、Naharnet, May 24, 2014、NNA, May 24, 2014、Reuters, May 24, 2014、SANA, May 24, 2014、UPI, May 24, 2014などをもとに作成。

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イラクの動き(2014年5月24日)

マダー・プレス(5月24日付)は、アンバール県作戦司令室の話として、イラク軍がラマーディー市でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、7人を殺害、11人を逮捕したと伝えた。

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キルクーク県警察は、治安部隊がキルクーク市西部でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員7人を逮捕したと発表した。

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マダー・プレス(5月24日付)は、サラーフッディーン県警察の話として、治安部隊がバイジー市でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバー5人を逮捕、爆弾を解除した。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、ディヤーラー県バアクーバ市でガス・パイプライン建設に従事していたイラン人労働者が乗った車列に自爆テロを行い、イラン人労働者ら17人を殺害したと発表した。

マダー・プレス(5月24日付)が伝えた。

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マダー・プレス(5月24日付)は、治安筋の話として、バービル県ジャブラ地方で軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を要撃し、戦闘員3人を殺害したと報じた。

AFP, May 24, 2014、AP, May 24, 2014、ARA News, May 24, 2014、Champress, May 24, 2014、al-Hayat, May 25, 2014、Kull-na Shuraka’, May 24, 2014、al-Mada Press, May 24, 2014、Naharnet, May 24, 2014、NNA, May 24, 2014、Reuters, May 24, 2014、SANA, May 24, 2014、UPI, May 24, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年5月24日)

ミシェル・スライマーン大統領は2014年5月25日0時0分0秒の任期終了を前に、バアブダー市の大統領宮殿で退任式を行った。

Naharnet, May 24, 2014
Naharnet, May 24, 2014

退任式で、スライマーン大統領は「解放記念日を記念し、私は対立し合うすべての党派に国家建設のための国防戦略を確立し、民主的システムを発展させることを求める」と述べた。

スライマーン大統領はまた、国内の政治対立について「外国の干渉によって不和がもたらされた」としたうえで「会話こそが唯一の解決策だ」と訴えた。

シリアとの関係に関して、スライマーン大統領は「任期当初、我々はシリアとの外交関係樹立を実現し、両国の特別な関係を体現した…。レバノンとシリアの関係強化は、両国間の条約の再考を必要とする」と述べる一方、「バアブダー宣言(2012年6月の国民対話会合で採択)は、シリアの紛争の悪影響へのレバノンの不関与…を保障している」と強調した。

次期大統領選挙については、国民議会に対して「遅れることなく、新たな元首を選ぶ」よう求めた。

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大統領選挙(第2回投票)のための国民議会臨時会がナビーフ・ビッリー議長によって召集されたが、3月14日勢力、民主会合ブロックなど48人が議場に姿を現しただけで、定足数に達せず流会となった。

AFP, May 24, 2014、AP, May 24, 2014、ARA News, May 24, 2014、Champress, May 24, 2014、al-Hayat, May 25, 2014、Kull-na Shuraka’, May 24, 2014、al-Mada Press, May 24, 2014、Naharnet, May 24, 2014、NNA, May 24, 2014、Reuters, May 24, 2014、SANA, May 24, 2014、UPI, May 24, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年5月24日)

ヒムス県では、『ハヤート』(5月25日付)によると、5月初めに発効したヒムス市旧市街での「停戦合意」の適用範囲から除外されていたヒムス市ワアル地区で、軍と反体制武装集団が「停戦合意」を結んだ。

シリア人権監視団によると、ワアル地区の停戦は、シリア政府とジハード主義武装集団が具体的な協議を行うための3日間の発砲停止を骨子とし、23日晩に発砲が停止されたが、停戦合意がどのような内容になるかは不透明だという。

同監視団によると、ワアル地区のジハード主義武装集団は協議に向け、合同作戦司令室を発足し、同司令室がワアル地区における軍事、防衛、福祉、治安、司法活動および停戦のための交渉を統括することを決定したという。

一方、SANA(5月24日付)によると、アイン・ダナーニール村、ワーディー・ミーラ村、ザフラト・ニウマ村、バイト・ハッジュー村、カルヤタイン市南部、ハスヤー町南西部などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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Kull-na Shuraka', May 24, 2014
Kull-na Shuraka’, May 24, 2014

ダマスカス県では、SANA(5月25日付)によると、ティジャーラ地区で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、4人が死亡、30人が負傷した。

またジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、軍はアレッポ中央刑務所での戦闘で負傷した兵士、国防隊隊員、ヒズブッラー戦闘員、収監者をアレッポ市西部の病院に搬送した。

また軍はアレッポ市ハイダリーヤ地区、マサーキン・ハナーヌー地区、アナダーン市、タッル・リフアト市、ダーラト・イッザ市を「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

一方、SANA(5月24日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、バービース村、アレッポ市ジャンドゥール交差点、ブアイディーン交差点、バーブ・ナイラブ地区、ライラムーン地区、ラーシディーン地区、ハラク地区、ジュダイダ地区、ハンダラート・キャンプ、カフルラーハー市、ハイヤーン町、タッル・リフアト市、カフルハムラ村、アナダーン市、アターリブ市、クワイリス村、ラスム・アッブード村、ハーン・アサル村、フライターン市、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、ムスリミーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフル・バースィーン村で軍とジハード主義武装集団が交戦する一方、軍が同地一帯を空爆した。

一方、SANA(5月24日付)によると、ハーン・シャイフーン市、カフルラーター市、タッル・ディーニート村、ミーナース村、アミーニーヤ村、マアッラトミスリーン町、ヒーラ村、ルージュ平原、カンスフラ町、ジュッブ・アフマル村、ナフリヤー町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イスリヤー村(ハマー県)・タブカ市間の軍検問所近くで、軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠するサーリヒーヤ村近くのサクル・ガソリン・スタンド検問所とムッラート村の検問所を爆弾を積んだ車で爆破、ダーイシュ戦闘員11人と市民2人が死亡した。

また上バクラス村にある爆弾倉庫が爆発したという。

一方、SANA(5月24日付)によると、フワイジャ・サクル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市、ナワー市を軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

一方、SANA(5月24日付)によると、ダルアー市ヤルムーク学校周辺、郵便局一帯、アトマーン村、シャイフ・マスキーン市、ムサイカ村、インヒル市、サナア・ハマーム村、ウンム・ハウラーン丘周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥーマー市を軍が空爆した。

同監視団によると、空爆が行われたとき、市内近郊には国連とシリア赤新月社のスタッフが人道支援活動にあたっていたのだという。

一方、SANA(5月24日付)によると、アーリヤ農場、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ザバダーニー市、ハーン・シャイフ・キャンプで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(5月24日付)によると、スランファ町、バフルーリーヤ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 24, 2014、AP, May 24, 2014、ARA News, May 24, 2014、Champress, May 24, 2014、al-Hayat, May 25, 2014、Kull-na Shuraka’, May 24, 2014、al-Mada Press, May 24, 2014、Naharnet, May 24, 2014、NNA, May 24, 2014、Reuters, May 24, 2014、SANA, May 24, 2014、UPI, May 24, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府の動き(2014年5月24日)

SANA(5月24日付)は、アサド大統領が、シリア訪問中のロシア政府使節団(ドミトリー・ロゴージン副首相が団長)とダマスカスで会談した、と報じた。

SANA, May 24, 2014
SANA, May 24, 2014

同報道によると、アサド大統領は会談で「シリア国民によるテロとの戦いを支援するロシアの姿勢を高く評価した」。

また大統領は「世界の安定を守り、地域諸国への西側の覇権拡張の試みに対抗するロシアの役割の重要性」を強調したという。

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外務在外居住者省は国連安保理議長と事務総長に宛てて書簡を送り、ダルアー市の選挙応援テントに対する「武装テロ集団」の攻撃(23日)に関して、一部地域諸国および諸外国がシリア国内の民間人に対する犯罪を支援していると批判、厳正な対応を求めた。

AFP, May 24, 2014、AP, May 24, 2014、ARA News, May 24, 2014、Champress, May 24, 2014、al-Hayat, May 25, 2014、Kull-na Shuraka’, May 24, 2014、al-Mada Press, May 24, 2014、Naharnet, May 24, 2014、NNA, May 24, 2014、Reuters, May 24, 2014、SANA, May 24, 2014、UPI, May 24, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年5月24日)

ハサカ県では、ARA News(5月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュは早朝から、ダイリーク市を封鎖し、旅客バスなどの出入りを禁止した。

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アレッポ県では、ARA News(5月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが、アイン・アラブ(コバネ)市からトルコに入国しようとしたシリア・クルド国民評議会の使節団の出国を禁止した。

AFP, May 24, 2014、AP, May 24, 2014、ARA News, May 24, 2014、Champress, May 24, 2014、al-Hayat, May 25, 2014、Kull-na Shuraka’, May 24, 2014、al-Mada Press, May 24, 2014、Naharnet, May 24, 2014、NNA, May 24, 2014、Reuters, May 24, 2014、SANA, May 24, 2014、UPI, May 24, 2014などをもとに作成。

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