イドリブ県でアル=カーイダ系組織と戦うシリア軍にフランス人が従軍か?(2015年5月16日)

スーリーヤート(5月16日付)は、ジスル・シュグール国立病院を包囲する戦闘員の話として、フランス語による無線での会話を傍受、シリア軍にフランス人が参加している可能性があると報じた。

この戦闘員によると、傍受した会話を翻訳した結果、フランス語の話者たちがトポグラフィー(地形学)関連の任務に従事していることが判明したが、彼らが民間人か軍人かは不明だという。

AFP, May 16, 2015、AP, May 16, 2015、ARA News, May 16, 2015、Champress, May 16, 2015、al-Hayat, May 17, 2015、Iraqi News, May 16, 2015、Kull-na Shuraka’, May 16, 2015、al-Mada Press, May 16, 2015、Naharnet, May 16, 2015、NNA, May 16, 2015、Reuters, May 16, 2015、SANA, May 16, 2015、Suriyat, May 16, 2015、UPI, May 16, 2015などをもとに作成。

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トルコ軍戦闘機がシリア軍ヘリコプターを撃墜、トルコがアル=カーイダ系組織を動員しタッル・アブヤド市(ラッカ県)制圧を画策(2015年5月16日)

トルコのイスメト・ユルマズ国防大臣は、トルコ領空に侵入したシリア軍ヘリコプター1機を撃墜したと発表した。

ユルマズ国防大臣によると、このヘリコプターはトルコ領内11キロの地点に約5分間にわたって侵入を続けたため、インジルリク空軍基地所属のトルコ軍のF-16戦闘機がこれを撃墜したという。

一方、複数の活動家は、F-16戦闘機の攻撃を受けたシリア軍ヘリコプターは、トルコ領内ではなくシリア領内、イドリブ県ザルズール村・ハマーマ村間に墜落したとして、その写真をインターネット上で公開した。

これに関して、SANA(5月16日付)は、シリア軍の「無人小型機」が墜落したと伝えた。image0011

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クルド戦線旅団(自由シリア軍)のアフマド・ハッスー報道官はARA News(5月16日付)に対して、トルコがアル=カーイダ系組織戦闘員などを動員して、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるラッカ県タッル・アブヤド市を制圧しようとしたが、失敗に終わったと暴露した。

ハッスー報道官によると、トルコ政府は今年2月、シャームの民のヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員1,700人からなる「第10師団」を後援し、タッル・アブヤド市からダーイシュの放逐を試み、その後は直接介入を画策し、「トルクメン民政評議会」にタッル・アブヤド市の自治を委任しようとしたが、いずれの計画も頓挫したという。

AFP, May 16, 2015、AP, May 16, 2015、ARA News, May 16, 2015、Champress, May 16, 2015、al-Hayat, May 17, 2015、Iraqi News, May 16, 2015、Kull-na Shuraka’, May 16, 2015、al-Mada Press, May 16, 2015、Naharnet, May 16, 2015、NNA, May 16, 2015、Reuters, May 16, 2015、SANA, May 16, 2015、UPI, May 16, 2015などをもとに作成。

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米特殊部隊がダイル・ザウル県ウマル油田でダーイシュ(イスラーム国)幹部を殺害(2015年5月16日)

米国家安全保障会議(NSC)のベルナディット・メーハン報道官は、イラクに駐留する米特殊部隊「デルタ・フォース」が、ダイル・ザウル県のウマル油田で特殊作戦を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部の一人で、石油の密売などを統括するとされるアブー・サヤーフ氏を含む複数名を殺害し、妻を拘束したと発表した。

『ハヤート』(5月17日付)などによると、デルタ・フォースは、アブー・サヤーフ氏を拘束するため、ウマル油田にヘリコプター複数機で降下しようとしたが、アブー・サヤーフ氏らがヘリコプターに対して発砲したため、殺害、また拘束した妻はイラク領内の刑務所に収監されたという。

メーハン報道官によると、作戦はバラク・オバマ大統領の司令のもと、イラク政府の「完全な同意」を得て実施されたが、シリア政府には事前通告はしなかったという。

しかし、シリアの複数のメディアは、ダイル・ザウル県のウマル油田近くでシリア軍が特殊作戦を行い、石油部門を統括するダーイシュの幹部1人を殺害したと伝えた。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍が行ったとされる空爆により、外国人戦闘員12人とシリア人戦闘員7人が死亡したと発表した。

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アシュトン・カーター米国防長官は16日、米特殊部隊「デルタフォース」がシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)の幹部に対する急襲作戦を成功させ、彼らに「手痛い打撃を与えた」ことを明らかにした。

この急襲作戦は、ダイル・ザウル県ウマル油田で行われ、『ウォール・ストリート』がダーイシュの「最高財務責任者」(CFO)と位置づけていたアブー・サヤーフ氏を殺害した。

『ニューヨーク・タイムズ』(5月17日付)によると、作戦は「デルタフォース」隊員約20人が実施。

戦闘ヘリ・ブラックホークや輸送機オスプレイに分乗し、アブー・サヤーフ氏らが潜伏するビル近くに着陸、銃撃線となるなかで、アブー・サヤーフ氏が「女性や子供を人間の盾」にしようとしたが、米軍は銃撃で戦闘員10数人を殺害し、アブー・サヤーフ氏夫妻の一緒にいた部屋に到達したという。

米軍はアブー・サヤーフ氏を拘束しようとしたが、応戦してきたために射殺、妻を拘束するとともに、「奴隷」として扱われていたヤズィード教徒の女性を救出した。

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シリア人権監視団は17日、米特殊部隊「デルタフォース」がダイル・ザウル県ウマル油田で実施した特殊作戦によってダーイシュ(イスラーム国)メンバー32人が殺害されたとしたうえで、アブーサヤーフ氏以外にも、「戦争大臣」と称されるウマル・シーシャーニー氏、通信部門責任者ら幹部3人が死亡したと発表した。

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一方、地元調整諸委員会によると、デルタフォースによる特殊作戦は16日深夜に開始され、有志連合の航空機が約2時間にわたって偵察飛行を繰り返した後、降下部隊が降下、約20分にわたって戦闘が行われたという。

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『ハヤート』(5月17日付)によると、有志連合はハサカ県内のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して6回の空爆を行った。

AFP, May 16, 2015、May 17, 2015、AP, May 16, 2015、May 17, 2015、ARA News, May 16, 2015、May 17, 2015、Champress, May 16, 2015、May 17, 2015、al-Hayat, May 17, 2015、May 18, 2015、Iraqi News, May 16, 2015、May 17, 2015、Kull-na Shuraka’, May 16, 2015、May 17, 2015、al-Mada Press, May 16, 2015、May 17, 2015、Naharnet, May 16, 2015、May 17, 2015、The New York Times, May 17, 2015、NNA, May 16, 2015、May 17, 2015、Reuters, May 16, 2015、May 17, 2015、SANA, May 16, 2015、May 17, 2015、UPI, May 16, 2015、May 17, 2015などをもとに作成。

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UNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡を擁するタドムル市周辺でダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍の戦闘続く(2015年5月16日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、UNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡を擁するタドムル市周辺(東部郊外および南部郊外)で、シリア軍、国防隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍兵士・国防隊隊員12人とダーイシュ戦闘員16人が死亡した。

またラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、ダーイシュはアーミリーヤ村で子供9人を含む住民23人を銃殺処刑した。

処刑された住民のなかには、公務員の家族が含まれているという。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州広報局は声明を出し、アーラーク油田、ハイル油田に近いアーラーク村を制圧したと発表した。

Kull-na Shuraka', March 16, 2015
Kull-na Shuraka’, March 16, 2015

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他方、SANA(5月16日付)によると、タドムル市一帯、アーラーク油田一帯、ハイル油田一帯、ジャズル・ガス採掘所東部、エブラー・ガス・パイプライン(ウンム・タバーリール村北東部)などで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 16, 2015、AP, May 16, 2015、ARA News, May 16, 2015、Champress, May 16, 2015、al-Hayat, May 17, 2015、Iraqi News, May 16, 2015、Kull-na Shuraka’, May 16, 2015、al-Mada Press, May 16, 2015、Naharnet, May 16, 2015、NNA, May 16, 2015、Reuters, May 16, 2015、SANA, May 16, 2015、UPI, May 16, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県内のアル=カーイダ系組織支配地域をシリア軍が「樽爆弾」などで爆撃(2015年5月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフル・ウワイド村に対して空爆を行い、女性と子供を含む26人が死亡、またサラーキブ市に対しても同様の空爆を行い、16人が死亡した。

シリア軍はさらに、バシュラームーン村、マアッラト・ヌウマーン市、アイン・ラールーズ村に対しても「樽爆弾」などで空爆した。

一方、ジスル・シュグール市一帯では、国立病院に籠城していたというシリア軍兵士2人が、ファトフ軍作戦司令室に投降した。

他方、SANA(5月16日付)によると、アルバイーン山一帯、マアッルディブサ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のラッジュ村をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(5月16日付)によると、サッブーラ市・イスリヤー村間、ラターミナで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村一帯で、シリア軍とシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(5月16日付)によると、ムシャイリファ村、ウンム・サフリージュ村、マスアダ村、ラジャム・カスル村、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カーラ市郊外無人地帯をシリア軍が砲撃する一方、フライタ村郊外無人地帯、ラアス・マアッラ町郊外無人地帯でシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(5月16日付)は、カラムーン地方最高峰のムーサー丘をカラムーン・ファトフ軍作戦司令室が奪還したと報じた。

ムーサー丘は5月13日にヒズブッラー戦闘員、シリア軍が制圧していた。

他方、SANA(5月16日付)によると、タッル・クルディー町、アイン・タルマー村、ザマルカー町、アルバイン市、ハラスター市郊外、ナシャービーヤ町、ザバダーニー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの鷹旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(5月16日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(5月16日付)によると、フィキーア村で自由シリア軍南部戦線がシリア軍と交戦した。

一方、SANA(5月16日付)によると、ダーイル町、タッル・アイン・ファーダ、マトゥーク丘、スラヤー村、カフルシャムス町、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(5月16日付)によると、タッル・アスファルで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(5月16日付)によると、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、フルカーン旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 16, 2015、AP, May 16, 2015、ARA News, May 16, 2015、Champress, May 16, 2015、al-Hayat, May 17, 2015、Iraqi News, May 16, 2015、Kull-na Shuraka’, May 16, 2015、al-Mada Press, May 16, 2015、Naharnet, May 16, 2015、NNA, May 16, 2015、Reuters, May 16, 2015、SANA, May 16, 2015、UPI, May 16, 2015などをもとに作成。

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反体制武装集団が南部およびアレッポ市解放に向けた大規模作戦を準備(2015年5月16日)

自由シリア軍南部戦線のイサーム・ライイス報道官は『ハヤート』(5月17日付)に対して、同戦線を構成する54の武装集団、3万5,000人の戦闘員が、ダマスカス郊外県、ダルアー県、クナイトラ県のシリア軍拠点制圧のための大規模軍事作戦の開始に向け、調整を進めていると述べた。

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また、シャーム革命家大隊のナージー・ムスタファー司令官もクッルナー・シュラカー(5月16日付)に対して、アレッポ市解放に向けた作戦の準備を進めていると述べた。

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シャーム自由人イスラーム運動のアフマド・カッラ・アリー報道官はクッルナー・シュラカー(5月16日付)に対して、ダマスカス郊外県で活動するドゥハー・イスラーム旅団が15日にシャーム自由人イスラーム運動への参加を宣言、同旅団を合併したことを明らかにした。

AFP, May 16, 2015、AP, May 16, 2015、ARA News, May 16, 2015、Champress, May 16, 2015、al-Hayat, May 17, 2015、Iraqi News, May 16, 2015、Kull-na Shuraka’, May 16, 2015、al-Mada Press, May 16, 2015、Naharnet, May 16, 2015、NNA, May 16, 2015、Reuters, May 16, 2015、SANA, May 16, 2015、UPI, May 16, 2015などをもとに作成。

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有志連合の誤爆によりYPG戦闘員20人が死亡(2015年5月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆を行う有志連合がハサカ県マナージール村一帯で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点を誤爆し、人民防衛隊戦闘員20人が死亡した。

AFP, May 16, 2015、AP, May 16, 2015、ARA News, May 16, 2015、Champress, May 16, 2015、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2015、al-Hayat, May 17, 2015、Iraqi News, May 16, 2015、Kull-na Shuraka’, May 16, 2015、al-Mada Press, May 16, 2015、Naharnet, May 16, 2015、NNA, May 16, 2015、Reuters, May 16, 2015、SANA, May 16, 2015、UPI, May 16, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県、ダルアー県などでシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘続く(2015年5月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、バルユーン村などザーウィヤ山各所、アブー・ズフール航空基地一帯、カンスフラ村、クーリーン村、ラーミー村などをシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまたアルバイーン山一帯、マクバラ村、ナリラヤー村、ファンナール検問所でも、ファトフ軍作戦司令室と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(5月15日付)によると、クファイル村方面からジスル・シュグール市に突入しようとしたシリア軍部隊をナスル運動作戦司令室戦闘員が撃退、兵士25人を殺害した。

また、クッルナー・シュラカーは、シリア軍がムシュムシャーン村で、塩素ガスを装填した「樽爆弾」を投下し、数十人が呼吸困難などの症状を訴えたと伝えた。

他方、SANA(5月15日付)によると、ムサイビーン村一帯、カフルラーター村、バザーブール村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハーディル村、アイス村、ハルサ村一帯をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆し、43人が死亡した。

一方、SANA(5月15日付)によると、アターリブ市、タームーラ村、ハーン・アサル村、ハーン・トゥーマーン村、アルド・マッラーフ地区、アレッポ市ザフラー協会地区、旧市街、ブラート地区、ブスターン・バーシャー地区、インザーラート地区、アシュラフィーヤ地区、ラーシディーン地区、サーリヒーン地区、ザバディーヤ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原のアムキーヤ町を「樽爆弾」で空爆し、5人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フィキーア村、マハッジャ町などで、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦する一方、シリア軍が同地一帯を砲撃した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(5月15日付)は、反体制武装集団がフィキーア村のシリア軍の検問所を制圧し、サナマイン市とシャイフ・マスキーン町を結ぶ兵站路を遮断したことを受けて、戦闘が激化、シリア軍による「樽爆弾」投下と反体制武装集団によるシリア軍拠点(第17師団拠点など)への砲撃が行われたと伝えた。

一方、SANA(5月15日付)によると、マハッジャ町、フィキーア村、カフルシャムス町、スラヤー村、タッル・アイン・ファーダ、マトゥーク丘、ナスィーブ村一帯、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動、南部タウヒード旅団、ハウラーン・ムジャーヒディーン大隊、サジール砲兵大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(5月15日付)によると、ハミーディーヤ村、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 15, 2015、AP, May 15, 2015、ARA News, May 15, 2015、Champress, May 15, 2015、al-Hayat, May 16, 2015、Iraqi News, May 15, 2015、Kull-na Shuraka’, May 15, 2015、al-Mada Press, May 15, 2015、Naharnet, May 15, 2015、NNA, May 15, 2015、Reuters, May 15, 2015、SANA, May 15, 2015、UPI, May 15, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県各地で、シリア軍、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)拠点を爆撃(2015年5月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するタッル・マーリド村一帯(マーリア市近郊)を有志連合が空爆し、ダーイシュ戦闘員12人が死亡した。

一方、ハスィーヤ村近郊では、ダーイシュが仕掛けた地雷に触れたジハード主義武装集団戦闘員13人が死亡した。

他方、SANA(5月15日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ARA News(5月15日付)によると、シリア軍戦闘機と思われる国籍・所属不明の戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点の一つマンビジュ市を空爆し、住民15人が死亡した。

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ハサカ県では、SANA(5月15日付)によると、タニーニール村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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シリア人権監視団は、ダイル・ザウル県にダーイシュ(イスラーム国)が設置した教練キャンプに、児童、老人、障害者などを含むシリア人160人以上と、ドイツ人1人を含む外国人8人が参加し、軍事教練を受けていると発表した。

AFP, May 15, 2015、AP, May 15, 2015、ARA News, May 15, 2015、Champress, May 15, 2015、al-Hayat, May 16, 2015、Iraqi News, May 15, 2015、Kull-na Shuraka’, May 15, 2015、al-Mada Press, May 15, 2015、Naharnet, May 15, 2015、NNA, May 15, 2015、Reuters, May 15, 2015、SANA, May 15, 2015、UPI, May 15, 2015などをもとに作成。

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UNESCO世界文化遺産パルミラ遺跡を擁するタドムル市に迫るダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍が交戦(2015年5月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、パルミラ遺跡(UNESCO世界文化遺産)を擁するタドムル市周辺で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦、シリア軍が同地およびスフナ市一帯を空爆した。

この戦闘で、シリア軍兵士・国防隊隊員3人とダーイシュ戦闘員10人が死亡した。

12日深夜以降の同地一帯での戦闘での死者数はシリア軍兵士73人、ダーイシュ戦闘員65人にのぼっているという。

ARA News, March 15, 2015
ARA News, March 15, 2015

一方、SANA(5月15日付)によると、タドムル市郊外一帯(カバブ村、タフハ村、ジャウラト・マズマル村、ビイル・カッタール村)、タフハ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(5月15日付)に対して、ダーイシュがタドムル市の東部1キロの地点まで近づいているとしたうえで、シリア軍が増援部隊を派遣し、同市北部、東部、南部で激しく交戦していることを明らかにした。

これに関して、タラール・バラーズィー・ヒムス県知事はAFPに、タドムル市がシリア政府によって掌握されているとしたうえで、「増援部隊が同市に向かっている」と述べた。

タドムル市は人口約3万5,000人で、うち9,000人が2011年の紛争以降、同市に流入した避難民だという。

一方、シリア軍とダーイシュの戦闘の隙をつくかたちで、ジハード主義武装集団がタイフール航空基地周辺に展開するシリア軍拠点に対して砲撃を行った。

なおダーイシュによるタドムル市方面への進軍に関して、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「アサド政権の犯罪(的行為)の代償をシリアの文明的遺産が払わされようとしている…。政権の行動は、彼らが依然として支配している都市の軍・治安拠点を守ることにあることを示しており…、ダーイシュがタドムル市で犯すであろう文明的悲劇に安堵している」と批判した。

そのうえでシリア革命反体制勢力国民連立は、UNESCOに対してタドムル市を保護するための緊急行動を行うよう呼びかけた。

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UNECSOのイリナ・ゲオルギエヴァ・ボコヴァ事務局長は、AFP(5月15日付)の電話取材に応じ、ダーイシュ(イスラーム国)によるタドムル市方面への進軍に関して、「ダーイシュがタドムルに侵入するということは、タドムルが破壊されることを意味する。もしタドムル市が陥落すれば、国際的な悲劇だ」と述べた。

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クッルナー・シュラカー(5月15日付)は、複数の消息筋の話として、ダーイシュのスフナ市、アーミリーヤ村制圧とタドムル市方面への進軍の約1週間前に、タドムル市博物館に所蔵されていた展示品を持ち去り、士官らの家族も同市北部の居住地区から避難していた、と伝えた。

展示品の持ち出し先は不明だという。

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フルカーン広報機構はダーイシュ(イスラーム国)の指導者アブー・バクル・バグダーディー氏の肉声とされる声明をインターネットを通じて配信した。

AFP, May 15, 2015、AP, May 15, 2015、ARA News, May 15, 2015、Champress, May 15, 2015、al-Hayat, May 16, 2015、Iraqi News, May 15, 2015、Kull-na Shuraka’, May 15, 2015、al-Mada Press, May 15, 2015、Naharnet, May 15, 2015、NNA, May 15, 2015、Reuters, May 15, 2015、SANA, May 15, 2015、UPI, May 15, 2015などをもとに作成。

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シリア・ムスリム同胞団に近いシャーム軍団がサウジアラビアの対イエメン政策を全面支持(2015年5月15日)

シリア・ムスリム同胞団に近いとされ、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線がイドリブ県一帯で主導するファトフ軍作戦司令室に参加するシャーム軍団は声明を出し、サウジアラビアの対イエメン政策に全面支持の姿勢を表明した。

声明のなかで、シャーム軍団は「シリア国民、シリア革命とサウジアラビア王国の政府国民の間にある誠実なる同胞関係に基づき、アラブ人やイスラーム教徒の大義を支援することに一日たりとも躊躇したことのないサウジアラビア王国を支持するというアラブ・イスラームの義務に応えるとともに、イラン政府が主導する宗派主義的分断計画に対抗するというウンマの福利を実現する…べく、シャーム軍団は…幸福のイエメンを蹂躙する…邪悪な勢力に対抗する二聖地の守護者指導下のサウジアラビアを全面的に支え、断固たる決意と力をもって同国を支持すると宣言する」と述べている。

AFP, May 15, 2015、AP, May 15, 2015、ARA News, May 15, 2015、Champress, May 15, 2015、al-Hayat, May 16, 2015、Iraqi News, May 15, 2015、Kull-na Shuraka’, May 15, 2015、al-Mada Press, May 15, 2015、Naharnet, May 15, 2015、NNA, May 15, 2015、Reuters, May 15, 2015、SANA, May 15, 2015、UPI, May 15, 2015などをもとに作成。

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オバマ米大統領「アサド政権が化学兵器を再び使用することに「レッドライン」は設けない」(2015年5月14日)

バラク・オバマ米大統領は、ワシンドンDC近郊のキャンプ・デーヴィッドでのGCC諸国との首脳会談後に行われた記者団との質疑応答の場で、シリア情勢について言及し、シリア政府が化学兵器を使用した場合、国際社会とともにその調査を行う意思を示すとともに、ロシアなどと「その使用を止めさせる」ために協力すると述べた。

しかし、オバマ大統領は、シリアでの戦争において化学兵器が再び使用されることに対して、「レッドラインは設けない」と答え、アサド政権に対する軍事行動に対して慎重な姿勢を示した。

AP(5月15日付)などが伝えた。

AFP, May 15, 2015、AP, May 15, 2015、ARA News, May 15, 2015、Champress, May 15, 2015、al-Hayat, May 16, 2015、Iraqi News, May 15, 2015、Kull-na Shuraka’, May 15, 2015、al-Mada Press, May 15, 2015、Naharnet, May 15, 2015、NNA, May 15, 2015、Reuters, May 15, 2015、SANA, May 15, 2015、UPI, May 15, 2015などをもとに作成。

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国籍・所属不明のヘリコプター2機がトルコ領空方面から飛来し、ハサカ県を経てイラク領空方面に(2015年5月14日)

ハサカ県では、ARA News(5月14日付)が複数の地元消息筋の話として、国籍・所属不明のヘリコプター2機がマアバダ町上空を低空飛行しているのが目撃されたと伝え、その写真を掲載した。

このヘリコプター2機は対トルコ国境に面するマーリキーヤ市方面から飛来し、対イラク国境に面するヤアルビーヤ町方面に飛行していったという。

ARA News, March 14, 2015
ARA News, March 14, 2015

 

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外相がダマスカス訪問中のボルージェルディー・イラン国会国家安全保障外交委員長と会談(2015年5月14日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、ダマスカスを訪問中のイラン国会のアラーッディーン・ボルージェルディー国家安全保障外交委員長と会談し、シリアおよび中東情勢について意見を交わした。

ボルージェルディー国家安全保障外交委員長は会談後の記者会見で、「我々は、シリアの政府、国民への支援を今一度表明するために、シリアにやって来た。この支援を誇りに思っている」と述べる一方、米国による「穏健な反体制派支援」を「戦略的な過ち」としたうえで、「良いテロリストも悪いテロリストもない。テロはどこで起ころうとテロだ」と批判した。

SANA(5月14日付)が伝えた。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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新たなパレスチナ民兵組織「ジャリール軍団」がシリア政府側に立って武力紛争に参加(2015年5月14日)

クッルナー・シュラカー(5月14日付)は、シリアで居住するパレスチナ人が新たな民兵組織「ジャリール(ガリラヤ)軍団」を発足し、シリア軍を支援するかたちで反体制武装集団との戦闘に参加したと伝え、戦闘員の写真を公開した。

ジャリール軍団は、2015年4月25日にパレスチナ帰還青年運動によって結成された武装集団で、アサド大統領を「兄」とみなし、PFLP-GCの民兵組織(人民諸委員会)のもとで戦闘に参加しているという。

Kull-na Shuraka', March 14, 2015
Kull-na Shuraka’, March 14, 2015
Kull-na Shuraka', March 14, 2015
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AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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アレッポ・ファトフ軍作戦司令室が参加組織を発表(2015年5月14日)

アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなり、アレッポ市の制圧をめざすアレッポ・ファトフ作戦司令室は声明を出し、参加組織を改めて発表した。

声明によるとアレッポ・ファトフ作戦司令室参加組織は以下の通り:

シャーム戦線、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、シャーム軍団、シャーム革命家、「命じられたままに正しく進め」連合、カリフの暁大隊、ヌールッディーン・ザンキー運動、ムジャーヒディーン軍、スンナ軍、アブー・アマーラ特殊任務中隊、第101師団、第16師団、第13師団、ファトフ旅団、スルターン・ムラード旅団、フルサーン・ハック旅団、ガーブの鷹旅団、ハック旅団、フルカーン旅団、バヤーリク・イスラーム運動、自由旅団、バヤーン運動、アターリブ殉教者旅団、スルターン・ムハンマド・ファトフ旅団、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、イッザ連合、エリート部隊。

Kull-na Shuraka', March 14, 2015
Kull-na Shuraka’, March 14, 2015

 

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合のジャルバー前代表は「ジュネーブ3」開催の必要なしと主張、ロシア外務副大臣は「ジュネーブ3」開催を準備するための「モスクワ3」の主催に前向き(2015年5月14日)

シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー前代表は、エジプトでアラブ連盟のナビール・アラビー事務総長と会談し、シリア国内で軍事バランスなどについて意見を交わした。

ジャルバー前代表は会談後、記者団に対して「シリアの反体制派は(サウジアラビアの首都)リヤドで会し、アラブ連盟、アラブ諸国、地域諸国出席のもと、文書に合意、これがシリアの紛争解決に向けた唯一の文書となるだろう」と述べた。

一方、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が主導する紛争当時者との個別協議に関して、「デミストゥラ氏がやっていることは単なる協議だ。連立はこの協議には参加しない…。デミストゥラ氏は6ヶ月も協議を続けているが、我々はジュネーブ3が必要だとは考えていない。デミストゥラ氏と交渉することが有益だとは考えていない」と批判した。

ARA News(5月14日付)が伝えた。

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ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣は、シリア政府と反体制派による和平交渉「ジュネーブ3」開催を準備するための当事者間の協議(「モスクワ3」)をロシア政府が行う用意があると述べた。

イタル・タス通信(5月14日付)などが伝えた。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Itar-tass, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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英国警察副総監:700人以上の英国人がシリアに潜入(2015年5月14日)

英国警察でテロ対策を統括するマーク・ローリー副総監は、シリアに不法入国し、イスラーム国(ダーイシュ)やシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団の戦闘に参加した英国人の数が700人以上に上っていると発表した。

ローリー副総監によると、このうちの約半数はすでに英国に帰国しており、また338人を2013年に逮捕したという。

『ハヤート』(5月15日付)などが伝えた。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、ヒズブッラー戦闘員がダマスカス郊外県カラムーン地方、イドリブ県でアル=カーイダ系組織(ヌスラ戦線)と交戦(2015年5月14日)

ダマスカス郊外県では、マナール・チャンネル(5月14日付)などによると、ヒズブッラー戦闘員が、カラムーン地方の国境地帯に位置するダフル・ハワー高原で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦、同地を完全に制圧した。

ダフル・ハワー高原は、レバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外を一望できる戦略的要衝だという。

またシリア人権監視団によると、ランクース市郊外無人地帯、ナフラ村郊外無人地帯、ラアス・マアッラ町郊外無人地帯で、ヒズブッラー戦闘員、シリア軍、国防隊が、ヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(5月14日付)によると、サアサア町周辺、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ナシャービーヤ町、アイン・タルマー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、イスラーム旅団、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジスル・シュグール市東部のクファイル村一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アフガン人のファーティミーン旅団が、ファトフ軍作戦司令室と交戦した。

同監視団によると、シリア軍は戦闘の末にクファイル村を制圧したが、マサール・プレス(5月14日付)は、シリア軍がほどなく反体制武装集団に放逐されたと伝えた。

戦闘はまた、ムシャイリファ村近郊、ハッターブ高地一帯、ジスル・シュグール市南部の砂糖工場一帯、アルバイーン山一帯、アブー・ズフール航空基地一帯でも行われる一方、シリア軍はハーン・シャイフーン市などを「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(5月14日付)によると、イドリブ市国立病院一帯、砂糖工場一帯、ジスル・シュグール市南部入口一帯、サラーキブ市、アルバイーン山で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ブライジュ村一帯、アレッポ市サーリヒーン地区、ハンダラート・キャンプ一帯、バーシュカウィー村一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線と交戦、シリア軍が「樽爆弾」などで空爆を行った。

また、ARA News(5月14日付)によると、シリア軍が、アレッポ市ジスル・ハッジ地区、ハーディル地区、アンサーリー地区、カッラーサ地区、サーリヒーン地区、ブアイディーン地区などを「樽爆弾」などで空爆した。

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ダルアー県では、SANA(5月14日付)によると、ダルアー市カラク地区、旧税関地区、アブー・バクル・モスク一帯など、フラーク市、カフルシャムス町、ナスィーブ国境通行所一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、南部タウヒード旅団、ハウラーン・ムジャーヒディーン大隊、スジャイル砲兵大隊、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(5月14日付)によると、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、スマート・ニュース(5月15日付)は、シリア軍が塩素ガスを装填した「樽爆弾」をアクラブ町に投下したと報じた。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Masar Press Agency, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、SMART News, May 15, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がパルミラ遺跡を擁するヒムス県タドムル市に迫撃、シリア軍、YPG、有志連合が各地でダーイシュと交戦(2015年5月14日)

ヒムス県では、AFP(5月14日付)がシリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表の話として、スフナ市一帯に進軍したダーイシュ(イスラーム国)が、パルミラ遺跡を擁するタドムル市東部2キロの地点にまで進軍し、同地の建物複数棟を制圧した。

Kull-na Shuraka', March 14, 2015
Kull-na Shuraka’, March 14, 2015

これに対して、シリア軍は、タドムル市北部および東部郊外でダーイシュと交戦するとともに、13日にダーイシュによって制圧されたアーミリーヤ村、スフナ市などを空爆した。

13日スフナ市一帯での戦闘では、シリア軍兵士70人、ダーイシュ戦闘員40人が死亡、またヒムス県のタラール・バラーズィー知事によると、1,800世帯がスフナ市からタドムル市に避難した。

またシリア人権監視団によると、14日の戦闘では、ダーイシュ戦闘員15人が死亡する一方、ダーイシュはアーミリイーヤ村で26人を拘束したのち、斬首し殺害したという。

この戦闘に関して、ダーイシュはインターネットを通じて、「スフナを完全に解放し…ヒムス州(ヒムス市一帯のこと)とハイル州(ダイル・ザウル県のこと)の国際幹線道路が解放された」と発表し、複数の写真を公開した。

一方、SANA(5月14日付)によると、シリア軍はタドムル市東部に侵入しようとしたダーイシュを撃退、またマスアダ街道、ムシャイリファ村、ウンム・リーシュ村、ハイル油田一帯(スフナ市南部)、ジャズル・ガス採掘所地帯東部、スフナ市一帯、タッル・ダブア村、タフハ村、ビール・ラック村、ダーヒク山、ジバーブ・ハマド村、トゥワイナーン村、ラッフーム村、アブー・ハワーディード村で、ダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が包囲を続けるクワイリス航空基地一帯で、シリア軍とダーイシュが交戦した。

また、13日深夜、アレッポ市北部郊外で、ダーイシュとジハード主義武装集団が交戦し、後者の戦闘員12人が死亡した。

一方、複数の活動家によると、有志連合が、ダーイシュによって占拠されているタッル・マーリド村(アレッポ市北部)一帯を6回にわたり空爆した。

またクッルナー・シュラカー(5月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は、マーリア市を砲撃し、反体制武装集団戦闘員と民間人合わせて12人が死亡した。

さらに、ARA News(5月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がジャラーブルス市郊外、ユーフラテス川西岸のタッル・アブル村、タッル・アフマル村を砲撃した。

このほか、SANA(5月14日付)によると、アレッポ市東部郊外の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるマヤーディーン市内の現代医学病院、工業高校一帯を空爆、またムーハサン市、ダイル・ザウル航空基地一帯でもダーイシュと交戦、外国人戦闘員4人を殺害した。

一方、SANA(5月14日付)によると、ダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ラシュディーヤ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タマル市一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、またハサカ市西部郊外一帯(ウンム・キバル村など)ではシリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。

一方、SANA(5月14日付)によると、ハサカシ西部郊外(ウンム・キバル村)で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(5月15日付)によると、ユーフラテス火山合同作戦司令室が、タッル・アブヤド市郊外のバドルハーン村、シャーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

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クッルナー・シュラカー(5月14日付)は、ダマスカス郊外県の東カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)と交戦するシャームの民のヌスラ戦線の司令官、戦闘員が、ダーイシュとの戦闘停止を決定したと発表したと発表した。

これに関して、東カラムーンのヌスラ戦線はツイッターを通じて声明を出し、この発表との関係を否定、ダーイシュ掃討の継続を確認した。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、May 15, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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「シリア革命防衛最高忠誠運動」と「自由シリア軍秘密特殊旅団」がシリア国民連合代表とシリア国家建設潮流代表に対して「国家反逆罪」で逮捕状を発効、シリア国民連合の解散を最後通告(2015年5月13日)

シリア革命防衛最高忠誠運動と自由シリア軍秘密特殊任務旅団を名乗る武装集団は共同声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表とシリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表の2人が「国家反逆罪を犯し、自由シリアの旗を侮辱し、殉教者数十万人と数百万の避難民の血を軽んじる」との罪で逮捕状を発効したと発表した。

またこの二つの組織は共同声明で、「違法」なシリア革命反体制勢力国民連立で活動するすべての政治家に対して4日以内に辞職するよう最後通告を出すとともに、「シリア革命の正統な代表である武装集団の要望に合致した健全な政治母体の結成の必要」を訴えた。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領がイランのボルージェルディー国会国家安全保障外交委員長と会談(2015年5月13日)

アサド大統領は、シリアを訪問したイラン国会のアラーッディーン・ボルージェルディー国家安全保障外交委員長とダマスカスで会談し、二国間関係などについて意見を交わした。

会談でアサド大統領は、シリアにおける「テロとの戦い」へのイラン政府および国民の支援に謝意を示すとともに、イランをはじめとする友好国の支援のもと、テロを根絶するとの意志を表明した。

SANA(5月13日付)が伝えた。

なお会談には、解任説や病気説が噂されていたアリー・マムルーク国民安全保障会議議長が同席した。

SANA, March 13, 2015
SANA, March 13, 2015

AFP, May 13, 2015、AP, May 13, 2015、ARA News, May 13, 2015、Champress, May 13, 2015、al-Hayat, May 14, 2015、Iraqi News, May 13, 2015、Kull-na Shuraka’, May 13, 2015、al-Mada Press, May 13, 2015、Naharnet, May 13, 2015、NNA, May 13, 2015、Reuters, May 13, 2015、SANA, May 13, 2015、UPI, May 13, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、ヒズブッラーが、ヌスラ戦線との交戦の末、カラムーン地方最高峰のムーサー高地などを制圧(2015年5月13日)

ダマスカス郊外県では、マナール・チャンネル(5月13日付)によると、シリア軍とヒズブッラー戦闘員がカラムーン地方の対レバノン国境地帯で、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団との交戦の末、同地方最高峰のムーサー丘を制圧した。

シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊の支援を受けたヒズブッラー戦闘員は、ランクース市郊外無人地帯、ナフラ村郊外無人地帯、ラアス・マアッラ町郊外無人地帯でヌスラ戦線らと交戦、ヒズブッラー戦闘員による激しい砲撃を受け、ヌスラ戦線戦闘員らは撤退を余儀なくされたという。

これに関して、SANA(5月13日付)は、シリア軍が、「抵抗運動」(ヒズブッラー戦闘員)の支援を受け、ラアス・マアッラ町郊外無人地帯、ムーサー丘でシャームの民のヌスラ戦線を掃討し、同地を完全制圧したと伝えた。

またSANAによると、またトゥファイル町南部、ハズラジーヤ農場で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

SANA, March 13, 2015
SANA, March 13, 2015

一方、クッルナー・シュラカー(5月13日付)は、「カラムーン・ファトフ軍」作戦司令室がインターネットを通じて、ヒズブッラー戦闘員35人を殺害したと発表したと伝えた。

AFP, May 13, 2015、AP, May 13, 2015、ARA News, May 13, 2015、Champress, May 13, 2015、al-Hayat, May 14, 2015、Iraqi News, May 13, 2015、Kull-na Shuraka’, May 13, 2015、al-Mada Press, May 13, 2015、Qanat al-Manar, May 13, 2015、Naharnet, May 13, 2015、NNA, May 13, 2015、Reuters, May 13, 2015、SANA, May 13, 2015、UPI, May 13, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アル=カーイダ系組織がイドリブ県のマストゥーマ軍事基地に迫る(2015年5月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アリーハー市・マストゥーマ村街道に位置するムサイビーン村一帯で、シリア軍とファトフ軍作戦司令室が交戦、またシリア軍がジスル・シュグール市郊外のバシュラームーン村一帯を2度にわたって空爆した。

これに関して、マサール・プレス(5月13日付)は、シャーム自由人イスラーム運動が、ザーウィヤ山のファンナール検問所からムサイビーン村に11ヶ月かけて、トンネルを掘削、同村内の検問所の地下で3トンの爆発物を爆発させ、同村を制圧したと伝えた。

Kull-na Shuraka', March 13, 2015
Kull-na Shuraka’, March 13, 2015

またファトフ軍作戦司令室は、マストゥーマ村郊外の高地にあるシリア軍拠点に、爆弾を積んだ自動車で自爆攻撃を行い、シリア軍兵士複数が死傷した。

このシリア軍拠点は、マストゥーマ軍事基地に隣接、同地一帯のシリア軍拠点を見渡すことができる戦略的要衝に位置しているという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サフル平原のカストゥーン村一帯をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(5月13日付)によると、ラターミナおよびその周辺で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム軍団、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヨルダン国境に位置するナスィーブ国境通行所一帯を空爆した。

またヤルムーク軍の司令官が武装集団によって誘拐された。

一方、SANA(5月13日付)によると、ナスィーブ国境通行所近く、アトマーン村、ダルアー市ビラール・ハバシー・モスク一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(5月13日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ナースィル・サラーフッデイィーン旅団、シャームの剣旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(5月13日付)によると、アレッポ市アシュラフィーヤ地区、スッカリー地区、シャッアール地区、ハナーヌー地区、シャイフ・サイード地区、カルム・カーティルジー地区、アブドゥラッブフ地区、バニー・ザイド地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、バドル殉教者旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部郊外のアイス村などへのシリア軍の空爆により、子供17人、女性3人を含む39人が死亡した。


AFP, May 13, 2015、AP, May 13, 2015、ARA News, May 13, 2015、Champress, May 13, 2015、al-Hayat, May 14, 2015、May 15, 2015、Iraqi News, May 13, 2015、Kull-na Shuraka’, May 13, 2015、al-Mada Press, May 13, 2015、Masar Press Agency, May 13, 2015、Naharnet, May 13, 2015、NNA, May 13, 2015、Reuters, May 13, 2015、SANA, May 13, 2015、UPI, May 13, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県(カラムーン地方)とレバノンのアルサール地方などでヌスラ戦線(カラムーン・ファトフ軍)とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、ダーイシュ特殊部隊の少年兵2人が捕捉(2015年5月13日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方のジャッバ村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線(カラムーン・ファトフ軍)がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ戦闘員10人以上が死亡した。

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一方、カラムーン地方に接するレバノン領内の、ベカーア県バアルベック郡アルサール村、ワーディー・フマイド村郊外一帯でも、NNA(5月13日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が主導するカラムーン・ファトフ軍が、ダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

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ヒムス県では、『ハヤート』(5月14日付)によると、ザアフラーナ村、マクラミーヤ村一帯では、ジハード主義武装集団がダーイシュと交戦、ダーイシュ戦闘員8人が死亡した。

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これに関して、ヌスラ戦線のマナーラ・バイダー広報機構は、ダーイシュの党首部隊戦闘員として参加していた13歳の少年2人を捕捉したと発表、その映像(https://youtu.be/d2AvTD8dx7w)を公開した。

捕捉された2人は、2ヶ月ほど前にダーイシュに参加し、約100米ドルの月給を受け取り、戦闘に参加していたという。

映像のなかで、捕捉された少年の一人は、自分たちがダーイシュの特殊部隊に配属されていたが、ヌスラ戦線との交戦中に特殊部隊戦闘員が何度も戦線から脱走していったと証言した。

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AFP, May 13, 2015、AP, May 13, 2015、ARA News, May 13, 2015、Champress, May 13, 2015、al-Hayat, May 14, 2015、Iraqi News, May 13, 2015、Kull-na Shuraka’, May 13, 2015、al-Mada Press, May 13, 2015、Naharnet, May 13, 2015、NNA, May 13, 2015、Reuters, May 13, 2015、SANA, May 13, 2015、UPI, May 13, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス県スフナ市一帯に進軍(2015年5月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、スフナ市およびその周辺に、ダーイシュ(イスラーム国)が進軍し、マフハル検問所、シャニーヤ検問所などでシリア軍、国防隊と交戦、ダーイシュの進軍を食い止めるため、シリア軍が同地一帯に対して集中的に空爆を行い、双方に少なくとも50人の死者、100人の負傷者が出た。

これに関して、クッルナー・シュラカー(5月13日付)は、ダーイシュは戦闘の末にスフナ市の大部分を制圧、またシリア軍とともに戦闘に参加していたというヒズブッラー戦闘員の司令官(アブー・トゥラーブ)が負傷したと伝えた。

一方、マサール・プレス(5月13日付)は、ダーイシュが、シリア軍や有志連合の空爆を避けるために、ラッカ県から車輌20台以上からなる車列をヒムス県方面に移動させ、このことがスフナ市一帯での戦闘激化につながっていると伝えた。

また、シリア軍は、ジャズル・ガス採掘所地帯、シャーイル・ガス採掘所一帯でも、ダーイシュと交戦、同地に空爆を行った。

他方、SANA(5月13日付)によると、タドムル市北部のビイル・ハワーヤー・シャムス、ワーディー・スッカル、ダーヒク山、スフナ市周辺一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタラール・バラーズィー・ヒムス県知事は、ダーイシュがスフナ市に潜入を試みたが、シリア軍がこれを撃退したと発表した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ラジャム・ダウラ村およびその周辺をシリア軍が空爆した。

また、SANA(5月13日付)によると、北ウシャイヒブ村、南ウシャイフィブ村、ファディーイーン丘陵地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(5月13日付)によると、アレッポ市郊外の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 13, 2015、AP, May 13, 2015、ARA News, May 13, 2015、Champress, May 13, 2015、al-Hayat, May 14, 2015、Iraqi News, May 13, 2015、Kull-na Shuraka’, May 13, 2015、al-Mada Press, May 13, 2015、Masar Press Agency, May 13, 2015、Naharnet, May 13, 2015、NNA, May 13, 2015、Reuters, May 13, 2015、SANA, May 13, 2015、UPI, May 13, 2015などをもとに作成。

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反体制武装集団31組織が「ジュネーブ3」開催準備のための個別協議を拒否(2015年5月12日)

シリア国内で活動するアル=カーイダ系組織など31の武装集団が共同声明を出し、シリア政府と反体制派の和平交渉(ジュネーブ3)の開催を準備するためスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が行っている当時者との個別協議への拒否すると発表した。

Kull-na Shuraka', March 15, 2015
Kull-na Shuraka’, March 15, 2015

共同声明に参加した31の武装集団は以下の通り:

イスラーム軍、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム革命家大隊、「命じられたまま正しくあれ」連合、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、シャーム軍団、フルカーン旅団、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、タウヒード旅団、ラフマーン軍団、バヤーン運動、第101師団、第13師団、海岸第1師団、山地の鷹、ハックの騎士、アッラーの剣、ファーティヒーン軍、ムスタファー旅団、ヒムス軍団、ハムザ師団、第1連隊、スィッディーク旅団、ヌールッディーン・ザンキー大隊、サフワ大隊、ヤルムーク軍、第1軍団、第1軍、ムウタッズ・ビッラー大隊、カシオン旅団連合。

AFP, May 15, 2015、AP, May 15, 2015、ARA News, May 15, 2015、Champress, May 15, 2015、al-Hayat, May 16, 2015、Iraqi News, May 15, 2015、Kull-na Shuraka’, May 15, 2015、al-Mada Press, May 15, 2015、Naharnet, May 15, 2015、NNA, May 15, 2015、Reuters, May 15, 2015、SANA, May 15, 2015、UPI, May 15, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線がハマー県北部に訓練キャンプを設置し、地元住民に戦闘参加呼びかけ(2015年5月12日)

クッルナー・シュラカー(5月13日付)は、イドリブ県主要都市を制圧したファトフ軍作戦司令室を構成するシャームの民のヌスラ戦線総務局が、ハマー県北部に「殉教の騎士」訓練キャンプを解説したと発表し、地元住民に訓練への参加を呼びかけたと伝えた。

Kull-na Shuraka', March 13, 2015
Kull-na Shuraka’, March 13, 2015

AFP, May 13, 2015、AP, May 13, 2015、ARA News, May 13, 2015、Champress, May 13, 2015、al-Hayat, May 14, 2015、Iraqi News, May 13, 2015、Kull-na Shuraka’, May 13, 2015、al-Mada Press, May 13, 2015、Naharnet, May 13, 2015、NNA, May 13, 2015、Reuters, May 13, 2015、SANA, May 13, 2015、UPI, May 13, 2015などをもとに作成。

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トルコ外相、米軍による「穏健な反体制派」への軍事教練は「純粋に技術的な理由」で再び延期(2015年5月12日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、トルコ領内での米軍主導によるシリアの「穏健な反体制派」への軍事教練に関してテレビ番組で「純粋に技術的な理由」により、再度開始を延期したことを明らかにした。

ARA News(5月12日付)が伝えた。

AFP, May 12, 2015、AP, May 12, 2015、ARA News, May 12, 2015、Champress, May 12, 2015、al-Hayat, May 13, 2015、Iraqi News, May 12, 2015、Kull-na Shuraka’, May 12, 2015、al-Mada Press, May 12, 2015、Naharnet, May 12, 2015、NNA, May 12, 2015、Reuters, May 12, 2015、SANA, May 12, 2015、UPI, May 12, 2015などをもとに作成。

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ファトフ軍作戦司令室のジュンド・アクサー機構がイドリブ県南部で住民多数を逮捕(2015年5月12日)

クッルナー・シュラカー(5月12日付)は、ファトフ軍作戦司令室を構成するジュンド・アクサー機構が最近になって、イドリブ県南部で住民多数を逮捕・連行しているが伝えた。

同報道によると、ジュンド・アクサー機構に逮捕された住民は、シリア革命家戦線の「ジャマール・マアルーフ司令官に内通している」といった嫌疑をかけられているという。

住民らによると、逮捕者らの消息は明らかにされていないが、ジュンド・アクサー機構が最近になって釈放した窃盗犯によると、釈放に際して、ジュンド・アクサー機構は、彼が所持していた金銭すべて(95万シリア・ポンド)を「ムジャーヒディーンのものだ」として、保釈金として没収したという。

AFP, May 12, 2015、AP, May 12, 2015、ARA News, May 12, 2015、Champress, May 12, 2015、al-Hayat, May 13, 2015、Iraqi News, May 12, 2015、Kull-na Shuraka’, May 12, 2015、al-Mada Press, May 12, 2015、Naharnet, May 12, 2015、NNA, May 12, 2015、Reuters, May 12, 2015、SANA, May 12, 2015、UPI, May 12, 2015などをもとに作成。

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