アレッポ県で活動するファトフ軍がアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動に、またスルターン・ムハンマド・ファーティフ旅団などがスルターン・ムラード師団にそれぞれ合流し、YPGに対する「穏健な反体制派」とアル=カーイダ系組織の糾合進む(2015年12月8日)

アレッポ県北部で活動するファトフ旅団が、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動への合流を宣言した。

また、アレッポ県北部で活動する複数の武装集団が「穏健な反体制派」と目されるスルターン・ムラード旅団と統合し、新たな武装集団「スルターン・ムラード師団」を結成すると発表した。

「スルターン・ムラード師団」に合流したのは、スルターン・ムハンマド・ファーティフ旅団、殉教者ザキー・トゥルクマーニー旅団、アシュバール・アキーダ旅団。

なお、シャーム自由人イスラーム運動と「スルターン・ムラード師団」の母体となったスルターン・ムラード旅団は、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室に参加しており、同作戦司令室は自由シリア軍マーリア作戦司令室やアル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線とともに、米トルコが設置合意した「安全地帯」西部のアフリーン市郊外一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が革命家軍などの「穏健な反体制派」とともに結成したアラブ民主軍と交戦している。

AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)が拉致していたアッシリア教徒のうち25人を釈放(2015年12月8日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(12月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・シャーミーラーン村一帯で拉致していた住民(アッシリア教徒)25人(子供2人を含む全員が男性)を新たに釈放した。

25人の釈放はアッシリア教会の仲介による「捕虜交換」を受けたものだという。

AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

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「穏健な反体制派」と目されるシャーム戦線は、ダーイシュ(イスラーム国)メンバー捕虜への死刑免除を喧伝するビデオを公表(2015年12月8日)

アレッポ県で活動するシャーム戦線(「穏健な反体制派」と目されるジハード主義武装集団、世俗的な武装集団からなる連合組織)はビデオ声明を出し、捕捉したダーイシュ(イスラーム国)戦闘員の映像を公開した。

「犯罪者でなくイスラーム教徒」と題されたビデオ声明は、広報サイト「キファーフ広報制作機構」を通じて発表された。

映像では、オレンジ色の囚人服を着させられたダーイシュのメンバーとされる複数の男性が、シャーム戦線に捕捉されるまでの自身の「罪状」について告白、その後、シャーム戦線法務局長を名乗るムハンマド・ハティーブ氏が捕捉されたメンバーらに対して「我々は犯罪者ではなく、イスラーム教徒だ。我々は殺し、脅迫、そしてテロの素人だ」と述べ、処刑を免除すると語り、その後、メンバーにはめられていた枷が外されている。image002 image003 image0011

AFP, December 8, 2015、AP, December 8, 2015、ARA News, December 8, 2015、Champress, December 8, 2015、al-Hayat, December 9, 2015、Iraqi News, December 8, 2015、Kull-na Shuraka’, December 8, 2015、al-Mada Press, December 8, 2015、Naharnet, December 8, 2015、NNA, December 8, 2015、Reuters, December 8, 2015、SANA, December 8, 2015、UPI, December 8, 2015などをもとに作成。

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米トルコが設置合意したアレッポ県北部の「安全保障地帯」西部でYPG、革命家軍(自由シリア軍)などシリア民主軍が、マーリア作戦司令室(自由シリア軍)、アル=カーイダ系のヌスラ戦線と再び交戦、ロシア軍と思われる戦闘機がシリア民主軍を爆撃支援(2015年12月8日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(12月8日付)によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」の西部に位置するシャワーリガ村に、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が進攻し、「革命家」(自由シリア軍マーリア作戦司令室)と交戦した。

シャワーリガ村一帯では、シリア民主軍(革命家軍)と、マーリア作戦司令室、シャームの民のヌスラ戦線などとの戦闘が激化しており、11月30日にマーリア作戦司令室側が同地を奪還、その後両者は停戦に合意していた。

これに関して、ARA News(12月8日付)は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、自由シリア軍革命家軍がタナブ村、カシュタアール村、そしてマンナグ航空基地に隣接するマーリキーヤ村一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点に対して攻撃を加える一方、ヌスラ戦線側も、人民防衛隊、革命家軍の進攻を受けたシャワーリガ村を砲撃し応戦、最終的にはヌスラ戦線側がシャワーリガ村を再び掌握した、と伝えた。

またこの戦闘を合わせて、ロシア軍と思われる戦闘機が、マンナグ航空基地一帯、ダイル・ジャマール村、カシュタアール村、ガジアンテップ市(トルコ)にいたる街道一帯を空爆し、シャーム自由人イスラーム運動とシャーム戦線の戦闘員が複数が死亡した。

AFP, December 8, 2015、AP, December 8, 2015、ARA News, December 8, 2015、Champress, December 8, 2015、al-Hayat, December 9, 2015、Iraqi News, December 8, 2015、Kull-na Shuraka’, December 8, 2015、al-Mada Press, December 8, 2015、Naharnet, December 8, 2015、NNA, December 8, 2015、Reuters, December 8, 2015、SANA, December 8, 2015、UPI, December 8, 2015などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、ヒムス県、アレッポ県でダーイシュ(イスラーム国)への攻撃を続ける(2015年12月8日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がアブー・サシャーフィーシュ村、アブー・カフフ村、ダキーラ村、ジャニー・アルバーウィー村を空爆した。

一方、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市郊外のアブー・ハナーヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を攻撃、破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるカルヤタイン市を空爆した。

一方、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市、ハズム村、タドムル市郊外柑橘農園一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がクワイリス航空基地一帯、ラスム・アブド村、ハザーザ村、タッル・アイユーブ村、ナッジャーラ村、ビージャーン村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 8, 2015、AP, December 8, 2015、ARA News, December 8, 2015、Champress, December 8, 2015、al-Hayat, December 9, 2015、Iraqi News, December 8, 2015、Kull-na Shuraka’, December 8, 2015、al-Mada Press, December 8, 2015、Naharnet, December 8, 2015、NNA, December 8, 2015、Reuters, December 8, 2015、SANA, December 8, 2015、UPI, December 8, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市南部郊外などで攻勢を強める(2015年12月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部郊外一帯でのシリア軍の攻勢により、過去24時間で反体制武装集団戦闘員18人が死亡した。

一方、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がタッル・ハディーヤ村などアレッポ市南部郊外一帯、カフルナーハー村、マンスーラ村、アイン・バイダー村、アレッポ市ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、ナアナーイー地区、カラム・ダアダア地区、ウムラーン地区、ザフラー協会地区、ラーシディーン地区、ブスターン・バーシャー地区、アシュラフィーヤ地区、サラーフッディーン地区で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がカーヒラ村を空爆した。

一方、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がラターミナ町、ラハーヤー村、カフルズィーター市でイッザ旅団連合、ジュンド・アクサー旅団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がハラスター市農場地帯、ドゥーマー市農場地帯で、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦し、ハラスター市郊外のダマスカス・ヒムス街道(国際幹線道路)東部一帯、ドゥーマー市・ヌール・シャーム学校間の街道一帯を制圧した。

シリア軍はまた、マルジュ・スルターン村一帯でヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、マルジュ・スルターン航空基地東部および南西部の農場地帯および建物群を制圧した。

このほか、シリア軍はザマルカー町、ダーライヤー市でヌスラ戦線、イスラーム殉教者旅団などと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにカラムーン山地では、シリア軍が空爆を行い、反体制武装集団の拠点を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、ナージヤ村、ジスル・シュグール市、タマーニア町などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がガズラーン農場北東部、アトマーン村、ダルアー市各所でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 8, 2015、AP, December 8, 2015、ARA News, December 8, 2015、Champress, December 8, 2015、al-Hayat, December 9, 2015、Iraqi News, December 8, 2015、Kull-na Shuraka’, December 8, 2015、al-Mada Press, December 8, 2015、Naharnet, December 8, 2015、NNA, December 8, 2015、Reuters, December 8, 2015、SANA, December 8, 2015、UPI, December 8, 2015などをもとに作成。

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リヤドでの反体制派合同会合に対抗して、西クルディスタン移行期民政局やシリア民主軍に参加する政治・軍事組織が総会を開会(2015年12月8日)

クッルナー・シュラカー(12月8日付)によると、ハサカ県マーリキーヤ市(ダイリーク)で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の参加・支援組織による第1回総会「シリア民主反体制勢力大会」が開会した。

クッルナー・シュラカー(12月9日付)によると、総会には101人が招聘され、うち96人が出席した。

総会はサウジアラビアの首都リヤドでの反体制派の合同会合に合わせて開催されたもので、初日にあたる8日には、「シリア解決に向け共に」と題された討論会が実施されたという。

なお、クルド・ストリート(12月6日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ロシア、イランの後援を受けハサカ県ルマイラーン町で初の総会を開催する予定だと伝えていた。

Kull-na Shuraka', December 8, 2015
Kull-na Shuraka’, December 8, 2015
ARA News, December 9, 2015
ARA News, December 9, 2015
ARA News, December 9, 2015
ARA News, December 9, 2015
ARA News, December 9, 2015
ARA News, December 9, 2015

 

AFP, December 8, 2015、AP, December 8, 2015、ARA News, December 8, 2015、Champress, December 8, 2015、al-Hayat, December 9, 2015、Iraqi News, December 8, 2015、Kull-na Shuraka’, December 8, 2015、December 9, 2015、Kurd Street, December 8, 2015、al-Mada Press, December 8, 2015、Naharnet, December 8, 2015、NNA, December 8, 2015、Reuters, December 8, 2015、SANA, December 8, 2015、UPI, December 8, 2015などをもとに作成。

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サウジアラビアの首都リヤドでシリア国民連合、民主的変革諸勢力国民調整委員会、アル=カーイダ系組織などによる反体制派合同会合が開会:アサド政権の進退、移行期統治機関の権限、軍、治安機関の再編などをめぐって対立(2015年12月8日)

サウジアラビアの首都リヤド市内のホテルで、サウジアラビア外務省主催によるシリアの反体制派の合同会合が開会となった。

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会合の主な参加者は以下の通り:

1. シリア革命反体制勢力国民連立(40人)、
ハーリド・ハウジャ代表ら政治委員会メンバー、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー元代表ほか
元メンバー:アフマド・ムアーッズ・ハティーブ、アディーブ・シーシャクリー、ナジーブ・ガドバーン

2. 民主的変革諸勢力国民調整委員会(12人)
ハサン・アブドゥルアズィーム代表ほか

3. 無所属・個人資格での参加(武装集団)
自由シリア軍を名乗る武装集団の代表:トルコ国境地帯で活動する組織のメンバー7人、ヨルダン国境地帯で活動する組織のメンバー5人
アル=カーイダ系組織:シャーム自由人イスラーム運動
非アル=カーイダ系のジハード主義武装集団:イスラーム軍(ザフラーン・アッルーシュ司令官)

4. 無所属・個人資格での参加(反体制組織など)
イスラーム最高評議会(ウサーマ・リファーイー)
カイロ宣言グループ(第2回カイロ大会で「シリア国民憲章」採択を主導したジャマール・スライマーン、ハーリド・マハーミード)
シリア国家建設潮流(ルワイユ・ユサイン、ムナー・ガーニム)

また参加しなかった(招聘されなかった)主な組織、活動家は以下の通り
ハイサム・マンナーア(「カフム」代表)
変革解放人民戦線(カドリー・ジャミール)
民主的呼びかけフォーラム(サミール・イータ)
西クルディスタン移行期民政局所属組織(民主統一党など)

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『ハヤート』(12月9日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)によると、会合での主な争点と出席者の基本姿勢は以下の通り:

1. アサド大統領の進退
シリア革命反体制勢力国民連立:これまで紛争解決の「前提条件」としてきたが、「政治プロセスにおいて彼の居場所はない」と若干態度を軟化させ、移行期間中の退陣を迫る。
民主的変革諸勢力国民調整委員会、カイロ宣言グループ:「現政権のシステムおよびその長(大統領)はシリアの未来に居場所はない」との姿勢をとり、移行期間におけるアサド政権の存続を是認。

なお、これに関して、シリア革命反体制勢力国民連立、イスラーム最高評議会、トルコ国境近くで活動する反体制武装集団(40組織)の代表らは、7日にトルコのイスタンブールで「政治プロセスにおいてアサドは去るべき」との点を確認したという。

2. 移行期統治機関の権限
シリア革命反体制勢力国民連立:大統領権限を含む行政権を完全に委任され、軍、治安機関を監視する権限を有するべきだと主張。
民主的変革諸勢力国民調整委員会、カイロ宣言グループ:「全権を有する移行期統治機関」を求めると述べ、その詳細については言及せず。

3. 軍、治安機関の再編
シリア革命反体制勢力国民連立:移行期統治機関のもとに軍、治安機関を解体し、そのうえで、両組織の組織を抜本改編し、「革命諸勢力」をこれらに統合することを主張。
民主的変革諸勢力国民調整委員会、カイロ宣言グループ、シリア国家建設潮流:軍、治安機関の組織を維持しつつ、その改革をめざす(ウィーン合意に準じている)。

4. 憲法(世俗性の是非)
シリア革命反体制勢力国民連立、民主的変革諸勢力国民調整委員会、カイロ宣言グループは、世俗国家の維持をめざす。
イスラーム最高評議会、アル=カーイダ系・非アル=カーイダ系の武装集団は、憲法において宗教的権威を認めることをめざす。

5. 外国の介入
シリア革命反体制勢力国民連立:ロシア、イランの介入を「敵対行為」、「占領」とみなす
民主的変革諸勢力国民調整委員会:外国の干渉を拒否するが、ロシアの軍事介入には寛容

6. 戦闘停止、テロ
シリア革命反体制勢力国民連立:移行プロセスの開始を停戦の事実上の前提条件とする
民主的変革諸勢力国民調整委員会、シリア国家建設潮流:戦闘停止を優先事項に位置づける。
なお、いずれもダーイシュ(イスラーム国)の支配地域を停戦プロセスから除外し、「テロとの戦い」を主唱。

7. シリア政府との交渉を担う反体制派の代表団
シリア革命反体制勢力国民連立:代表団における主導的役割を要求。
民主的変革諸勢力国民調整委員会などそれ以外の組織・個人:シリアの反体制派の権威とし位置づけ、欧米諸国によって「シリア国民の唯一の正統な代表」と位置づけられているシリア革命反体制勢力国民連立によって代えることをめざす。

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民主統一党が主導する西クルディスタン移行期民政局は声明を出し、リヤドでの会合が「シリア国民を真に代表していない」、「そこでの成果はシリア国民の意思、希望を代表することはないだろう」と批判した。

また、民主統一党以外でも、クルド民族主義政党など8組織が7日に共同声明を出し、サウジアラビアの首都リヤドでの反体制派の合同会合に招聘されていないことに抗議する文書をサウジアラビア外務省に送付したと発表した。

共同声明を出したのは、シリア・クルド民主党(パールティ-)、シリア・クルド進歩民主党、シリア・クルド民主左派党、クルド・シリア民主合意党、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)、シリア改革運動、クルディスターン・アーザーディー党、シリア・クルド作家連盟。

一方、リヤード・アスアド大佐も7日、「自由シリア軍創設者」の名で声明を出し、米国、ロシア、イランといった大国の圧力が増していると非難し、「シリア革命」の継続を改めて主唱した。

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アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、ロシア・イランの占領のシリアからの浄化に反するいかなる決定も拒否すると表明した。

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これに対して、シリア国民協会(8日)、シリア・ヤズィード協会(6日)といった組織は声明で会合への支持を表明した。

AFP, December 8, 2015、AP, December 8, 2015、ARA News, December 8, 2015、Champress, December 8, 2015、al-Hayat, December 9, 2015、Iraqi News, December 8, 2015、Kull-na Shuraka’, December 8, 2015、December 9, 2015、al-Mada Press, December 8, 2015、Naharnet, December 8, 2015、NNA, December 8, 2015、Reuters, December 8, 2015、SANA, December 8, 2015、UPI, December 8, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で11回の爆撃を実施(2015年12月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月7日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して31回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は11回、フール町近郊(5回)、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(5回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 8, 2015などをもとに作成。

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トルコはロシア軍戦闘機撃墜事件を「好機」と捉え、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)への爆撃を中止(2015年12月7日)

トルコ政府高官は、ロイター通信(12月7日付)に対して、11月24日のロシア軍戦闘機撃墜事件発生以降、トルコはシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆を実施していないと語った。

米高官は先週、ロイター通信に対して、米国が、トルコとロシアの緊張緩和を促すため、有志連合によるシリア空爆でさらなる役割を果たすようトルコ側に要請することを中断したと述べていた。

トルコ軍は、2015年7月のスルチュ(シャンウルファ県)での爆破テロ発生を受けて、イラクやシリアでの空爆を開始したが、その標的のほとんどはダーイシュではなくクルディスタン労働者党(PKK)の拠点などだった。

またシリア北部では、11月上旬に、トルクメン人武装集団を航空支援するとして、有志連合とともに異例の空爆を行うようになったが、同時にラッカ県タッル・アブヤド市などの西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊拠点などへの断続的な砲撃を続けていた。

パリでの同時テロ事件発生以降によって、トルコは、米英仏独といった欧米諸国とロシアのダーイシュ掃討に向けた空爆連携に取り残されるかたちとなり、ロシア軍戦闘機撃墜事件はこの動きに拍車をかけていた。

だが、そもそもダーイシュへの空爆に消極的だったトルコ政府にとって、ロシア軍戦闘機撃墜事件は空爆を「自制」する好機を与えることになった。

AFP, December 7, 2015、AP, December 7, 2015、ARA News, December 7, 2015、Champress, December 7, 2015、al-Hayat, December 8, 2015、Iraqi News, December 7, 2015、Kull-na Shuraka’, December 7, 2015、al-Mada Press, December 7, 2015、Naharnet, December 7, 2015、NNA, December 7, 2015、Reuters, December 7, 2015、SANA, December 7, 2015、UPI, December 7, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がハサカ県、ラッカ県でのダーイシュ(イスラーム国)拠点への爆撃で民間人40人以上を殺傷(2015年12月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がフール町近郊のハーン村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、戦闘員20人が死亡、25人が負傷した。

しかし、これに関して、クッルナー・シュラカー(12月7日付)、ARA News(12月7日付)などは、ハーン村での空爆で民間人30人以上が死傷したと伝えた(『ハヤート』(12月9日付)によると民間人の死者数は26人)。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるカルヤタイン市で激しい爆発があった。

またタドムル市一帯では、シリア軍とダーイシュが交戦した。

一方、SANA(12月7日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市、タドムル市西部一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がラッカ市のファヒーハ地区、カラーマ地区を空爆し、子供8人、女性5人の合わせて13人が死亡した。

また、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアイン・イーサー市郊外のタッル・ルール村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(12月7日付)によると、シリア軍がシュワイリフ村、ジャルーフ村、ラスム・マシュラファ村、ティージャーン村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、米トルコが設置合意した北部の「安全地帯」内に位置するハルバル村・カフル・ナースィフ村間でダーイシュ(イスラーム国)が敷設した地雷が爆発し、子供4人、女性1人を含む7人が死亡した。

また、ARA News(12月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市郊外のブーララーズ村、ウワイナ村などを砲撃した。

AFP, December 7, 2015、AP, December 7, 2015、ARA News, December 7, 2015、Champress, December 7, 2015、al-Hayat, December 8, 2015、December 9, 2015、Iraqi News, December 7, 2015、Kull-na Shuraka’, December 7, 2015、al-Mada Press, December 7, 2015、Naharnet, December 7, 2015、NNA, December 7, 2015、Reuters, December 7, 2015、SANA, December 7, 2015、UPI, December 7, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がラタキア県北部、アレッポ市南部郊外の複数の村を制圧(2015年12月7日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系戦闘員が、アックー村、ブーズ・ヒルバ村一帯でシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦、シリア軍がアックー村を制圧した。

またロシア軍と思われる戦闘機が、トルクメン山一帯を空爆、シリア軍もトルクメン山およびクルド山一帯を激しく砲撃、これによりジハード主義武装集団戦闘員5人が死亡した。

一方、SANA(12月7日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにアックー村、ブーズ・ヒルバ村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がジスル・シュグール市を空爆した。

またカフルタハーリーム村でジハード主義武装集団の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、複数人が死傷したほか、ムハンビル村で何者かが男性を射殺した。

一方、SANA(12月7日付)によると、シリア軍がタマーニア町農場地帯で反体制武装集団を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がラターミナを空爆する一方、シリア軍がカフルヌブーダを砲撃し、ジハード主義武装集団戦闘員3人が死亡した。

一方、SANA(12月7日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、フワイズ丘、ワーディー・フワイズ、ムーリク市でシャームの民のヌスラ戦線、アジュナード・シャーム・イスラーム連合などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、フーシュ・ハッジュー村郊外、ハウラ地方をシリア軍が砲撃した。

一方、SANA(12月7日付)によると、シリア軍がラスタン市近郊でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系戦闘員が、アレッポ市南部郊外のズィーターン村、ハルサ村、ハーン・トゥーマーン村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦、シリア軍がハルサ村、ズィーターン村を制圧した。

これに関して、SANA(12月7日付)は、シリア軍がアレッポ市南部郊外のハルサ村、カルアジーヤ村、ハムラー村、ズィーターン村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧したと伝えた。

SANAによると、シリア軍はまた、ラスム・サフリージュ村、ジャルーフ村、カフルフハッダード村、マクハラ村、ズィルバ村、ハーリディーヤ村、アレッポ市バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)が、アレッポ市ライラムーン地区・ハーリディーヤ地区回廊地帯にあるシリア軍拠点の地下に向けて掘ったトンネルに爆弾を仕掛け爆破、その後同地でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

SNN(12月7日付)によると、地下トンネルの掘削に携わったのはフルサーン・ハック旅団、第16師団で、約50トンの爆弾を爆発させ、シリア軍とイラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団の兵士併せて数十人を殺害したという。

しかし親政府系のサイトは、爆発が起きたもの、反体制武装集団の作戦は失敗し、シリア軍が同地を掌握していると伝えた。

アレッポ市ではこのほかにも、ザフラー協会地区を反体制武装集団が砲撃、バニー・ザイド地区ではシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

さらにロシア軍がアレッポ市スッカリー地区、サーリヒーン地区を空爆し、数十人が死亡したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市を「樽爆弾」などで空爆し、ジハード主義武装集団の司令官1人を含む複数の戦闘員が死亡した。

シリア軍はまた、マルジュ・スルターン村一帯で、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SNN(12月7日付)によると、ロシア軍戦闘機がカラムーン山地一帯国外の無人地帯を15回にわたり空爆し、野戦病院などが破壊された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がブスル・ハリール市を「樽爆弾」などで空爆する一方、戦闘機がシャイフ・マスキーン市を空爆した。

また複数の消息筋によると、ダルアー県郊外でジハード主義武装集団戦闘員100人以上がシリア軍に投降した。

一方、SANA(12月7日付)によると、シリア軍がダルアー市国立病院北部一帯、マンシヤ地区、シャイフ・マスキーン市でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 7, 2015、AP, December 7, 2015、ARA News, December 7, 2015、Champress, December 7, 2015、al-Hayat, December 8, 2015、Iraqi News, December 7, 2015、Kull-na Shuraka’, December 7, 2015、al-Mada Press, December 7, 2015、Naharnet, December 7, 2015、NNA, December 7, 2015、Reuters, December 7, 2015、SANA, December 7, 2015、SNN, December 7, 2015、UPI, December 7, 2015などをもとに作成。

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米軍がダイル・ザウル県のシリア軍基地を「誤爆」:米国側の主張に矛盾(2015年12月7日)

シリアの外務在外居住者省は、国連安保理および事務総長に宛てて書簡を送付し、そのなかで12月6日に米軍戦闘機がダイル・ザウル県内のシリア軍基地の一つを攻撃したと報告、「テロとの戦い」への取り組みを妨害する「敵対行為」であり、「有志連合がテロとの戦いにおける真剣さと誠実さ改めて示すもの」と非難した。

書簡によると、米軍戦闘機4機は6日晩、ダイル・ザウル県内のシリア軍の基地を9発のミサイルで攻撃、これにより兵士3人が死亡、13人が負傷、装甲車3輌と輸送車輌4輌、23ミリ機関砲1門、14.5ミリ機関砲1門、武器弾薬庫が破壊された。

SANA(12月7日付)が伝えた。

これに関して、シリア人権監視団は、有志連合と思われる戦闘機複数期がダイル・ザウル県アイヤーシュ村近郊にあるシリア軍のサーイカ軍事基地の哨所を空爆し、兵士3人が死亡、14人が負傷したと発表した。

ラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、有志連合の「誤爆」でシリア軍に死傷者が出たのはこれが初めてだという。

またクッルナー・シュラカー(12月7日付)は、複数の現地消息筋の話として、有志連合戦闘機がアイヤーシュ村郊外のシリア軍第137旅団基地拠点を空爆した、と伝えた。

Kull-na Shuraka', December 7, 2015
Kull-na Shuraka’, December 7, 2015

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米国防総省のスティーブ・ウォーレン報道官は、AFP(12月7日付)に対して、「我々はシリア側のレポートに着目したが、昨日(6日)にダイル・ザウル県での空爆は実施していない。それゆえ我々は(シリア側の主張に)根拠がないと見ている」と述べた。

しかし、ウォーレン報道官は「米軍が空爆した地点はシリアが空爆を受けたと主張している場所から55キロも離れている…。我々が空爆しているのはすべて油田だった」と付言した。

また、米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が6日の空爆に関して、ダイル・ザウル県で4回実施し、ダーイシュ(イスラーム国)が掌握する油田坑口装置を破壊したと発表している。

なお米高官は、フォックス・ニュース(12月7日付)に対して、ロシア軍戦闘機が誤爆した「可能性が高い」(highly likely)と述べた。

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シリア軍施設への「誤爆」については、これまで反体制派系のサイトが10月以降、たびたびロシア軍によるシリア軍基地への攻撃などについて伝えていたが、有志連合によるシリア軍施設に対する「誤爆」が報じられるのはこれが初めて。

AFP, December 7, 2015、AP, December 7, 2015、ARA News, December 7, 2015、Champress, December 7, 2015、Fox News, December 7, 2015、al-Hayat, December 8, 2015、Iraqi News, December 7, 2015、Kull-na Shuraka’, December 7, 2015、al-Mada Press, December 7, 2015、Naharnet, December 7, 2015、NNA, December 7, 2015、Reuters, December 7, 2015、SANA, December 7, 2015、UPI, December 7, 2015などをもとに作成。

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イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官がサウジアラビアの首都リヤドでの反体制派の合同会合への参加を表明(2015年12月7日)

ダマスカス郊外県東グータ地方を中心に活動を続けるイスラーム軍は声明を出し、12月8日に開催予定のリヤドでの反体制派の合同会合にザフラーン・アッルーシュ司令官が出席すると発表した。

AFP, December 7, 2015、AP, December 7, 2015、ARA News, December 7, 2015、Champress, December 7, 2015、al-Hayat, December 8, 2015、Iraqi News, December 7, 2015、Kull-na Shuraka’, December 7, 2015、al-Mada Press, December 7, 2015、Naharnet, December 7, 2015、NNA, December 7, 2015、Reuters, December 7, 2015、SANA, December 7, 2015、UPI, December 7, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県で活動する「穏健な反体制派」の第1連隊は「外国の命令」によって任命された新司令官を拒否(2015年12月6日)

アレッポ県で活動する反体制武装集団の第1連隊(いわゆる「穏健な反体制派」)の主要な司令官は共同声明を出し、カーリド・ハンジュー司令官の任命に関して「外国の命令によってなされた」と非難、これを認めないと発表した。

Kull-na Shuraka', December 7, 2015
Kull-na Shuraka’, December 7, 2015

AFP, December 7, 2015、AP, December 7, 2015、ARA News, December 7, 2015、Champress, December 7, 2015、al-Hayat, December 8, 2015、Iraqi News, December 7, 2015、Kull-na Shuraka’, December 7, 2015、al-Mada Press, December 7, 2015、Naharnet, December 7, 2015、NNA, December 7, 2015、Reuters, December 7, 2015、SANA, December 7, 2015、UPI, December 7, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で9回の爆撃を実施(2015年12月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月6日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は9回、フール町近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 7, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領が『サンデー・タイムズ』の単独インタビューに応じる「有志連合にはテロと戦う意思はなく、テロを根絶するためのヴィジョンもない」(2015年12月6日)

アサド大統領は英紙『サンデー・タイムズ』の単独インタビューに応じた。

インタビュー映像は大統領府がYoutube(https://youtu.be/Wb7Kmoe4MUg)を通じて公開、また英文全文およびアラビア語全訳はSANA(http://sana.sy/en/?p=63558http://www.sana.sy/?p=308127)が配信した。

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, December 6, 2015
SANA, December 6, 2015

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「我々は紛争当初から、英国とフランスがシリアのテロ組織を支援する急先鋒であるとういことを知っている。我々はこれらの国にそうした意思(テロと戦う意思)がないことを知っている…。(軍事介入は)包括的でなければならない。空、そして地上から行われねばならず、地上部隊、すなわち国軍と連携せねばならず、干渉や(軍事作戦への)参加は合法的でなければならない。シリアの正統な政府と協力して初めて合法的になる。だから、これらの国には(テロと戦う)意思はなく、どのようにテロを打ち負かすのかというヴィジョンを持ち合わせていないと見ている」。

「(有志連合の軍事介入を)評価したいのであれば、現実を評価しよう…。有志連合は1年以上も前に作戦を開始したが、その成果とは何か? ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、そしてどうようの組織が自由に勢力を伸ばしていた。しかしロシアがテロとの戦いに直接参加して以降どうなったか? ダーイシュもヌスラ戦線も縮小している。つまり、まず、有志連合は何の成果も上げられないと言いたい。そのうえで、それは有害、違法であり、テロを支援していると言いたい…。なぜならテロはガンのような存在だからだ。ガンは切りとるだけでは駄目で、摘出しなければならない」。

「ダーイシュが国家を名乗り公に活動を始めたのは2006年、イラクにおいてだ…。英国もフランスも当時からダーイシュ(の原型)が存在することを知っていたし、それがシリアでの紛争の当初に混乱に乗じてシリアに入ってきたことを知っていた…。英国の高官、とくにトニー・ブレア前首相はそう告白している」。

「二つの組織(ダーイシュとヌスラ戦線)、その違いを評価するのであれば、双方とも同じイデオロギー(ワッハーブ主義から派生したイデオロギー)を擁している点で違いはない…。またその値、支持者、メンバーについて言うのなら、その違いを見つけることはできない。なぜならそのメンバーは次から次へと所属する組織を変えているからだ。時に争い合うのはそのためだ…。だが、彼は実際には、すべてのレベルで協力し合っている。どちらがより危険だということは言えない。なぜなら、彼らのメンタリティは一つだからだ」。

「(デヴィッド・キャメロン首相が英下院で7万人の「穏健な反体制派」と連携できると証言したことに関して)「彼が行っている7万人の穏健派はどこにいるのか? 彼らはいつも「シリアの穏健派」について云々しているが、これは事実ではなく、「疑似事実」を大衆に示すだけの茶番だ…。ロシアも2ヶ月前から…穏健派はどこにいるのかと(米国などに)尋ねている。しかし誰も答えようとはしない。実際のところ、紛争当初から、シリアには「穏健な武装集団」などいなかった。彼らはみな過激派だ…。パリでの最近の攻撃、シャルリー・エブドーでの攻撃、10年前に起きた英国やスペインで起きたテロ、ニューヨークでの9・11事件を行ったテロリストを「穏健な反体制派」だと言うようなものだ。そんなことは世界のどこでも認められない」。

「クルド人はシリア軍と同じ場所でテロリストと戦っている…。(米国から支援を受けているが)主にシリア軍から支援を受けている。そのことを示す文書もある。彼らはシリア人であり、テロと戦う意思があるので、我々は武器を供与している。我々はシリアの多くの組織に対しても同じことをしている。なぜなら、シリア全土にシリア軍を派遣できないからだ。クルド人だけではない。それ以外のシリア人も同じだ」。

(ウィーン・プロセスで欧米諸国が求めている大統領選挙の前倒しに関して)「選挙の前倒しは紛争が終わることとは無関係だ。紛争終結はテロとの戦いを通じて、そして西側諸国、地域諸国がテロリストの支援を停止することで起こるものだ。早期大統領選挙の実施が行われるとすれば、それはシリアの政治勢力、市民社会が行う未来に向けた包括的な対話の一部分としてだ。つまりそれは大統領の意思に関わるものではなく、シリア国民の意思に関わる問題だ。つまり政治プロセスに関わる問題だ。このプロセスで合意がなされれば、私はほかのシリア市民と同様に出馬する権利を得る。その際の私の決断は…シリア国民から支持を得られるかどうかによる」。

「地上部隊と連携せずに、空爆だけでは、ダーイシュを打ち負かすことはできない…。有志連合は見せ掛けのもので…、現地でのテロとの戦いで何の成果も上げていない…。しかし、我々は現実主義的だ…。もし欧米諸国が真剣にテロと戦う用意があるのであれば、我々はいかなる国、政府、そしていかなる政治的努力であってもそれを関係する。この点に関して、我々はプラグマティックだ。我々は究極的にはシリアの情勢を改善し、さらなる流血を止めたいと考えている。これが我々の任務だ。それは愛だの憎しみだの、認めるだの認めないだのという問題ではない。現実に関わる問題だ…。テロ組織が地域諸国や西側から得ている支援を排除できれば、我々の任務完了には数ヶ月と要さないだろう」。

「すべての戦争で常に多くの無実の人々が犠牲になる。これを回避するには戦争を終わらせるしかない…。しかし西側で繰り返されているレトリックにおいては、テロリストが無実の人を殺しているという事実が無視されている。また殺害された多くの人々がシリア政府を支持していたという事実が無視されている」。

「ロシアの役割は極めて重要だ…。しかし、ロシアの支援がなければ、シリア政府、国家が崩壊していただろうというのは仮説に過ぎない」。

「(ラタキア県フマイミーム航空基地に設置された)航空基地の軍事要員や航空機とともに派遣された人員以外にロシアの地上部隊は存在しない…。(ロシア軍地上部隊の展開は)まだ議論されていないが、現時点でその必要はないと考えている」。

「いかなる戦闘機であれ、我が国の領空を侵犯することを阻止することが…我々の権利で…、それは完全に合法的である。我々は自国の領空を守るためのあらゆる手段を用いるだろう…。しかし現在のところ、そうした手段を用いるには至っていない…。現時点での我々の最優先事項は地上でテロリストと戦うことだ」。

「もし彼ら(サウジアラビア)が、自らの政策、とりわけ対シリア政策を変更する用意があるのであれば、彼らと会うことに何の問題もない」。

「我々は、シリア国内で(反体制派との)会合が行われ、それに彼らが出席したいというのであれば、彼らが逮捕拘束されないことを保証すると述べてきた。何度も言ってきた」。

「サウジアラビアで予定されている(反体制派の全体)会合に関して、サウジアラビアはこれまでテロを直接、明確、そして公然と支援してきた。こうした会合は国内の状況を変化させることはないであろう。会合が行われる前も後も、サウジアラビアはテロリストを支援し、今後も支援続けるだろう」。

「我々は当初から、我々の政策の支柱の一つにすべての紛争当事者との対話を開始するということを掲げてきた。シリア国内にいようと国外にいようとだ。我々はすでに多くのテロ組織と交渉してきた…。一部の戦闘員はシリア軍に復帰し、戦っている…。しかしこれは、我々がダーイシュ、ヌスラ戦線などといった組織と交渉することを意味しない」。

「(樽爆弾使用に関する非難について)いわゆる「樽爆弾」と高性能ミサイルの違いではなく、どのように兵器を使用するかの問題だ。どのようにこうした武器を使用するのか、どのような情報を得て、どのような意図を持っているのかにかかわる問題だ。我々に無実の人々を殺す意思があるのか? 国家が国民を守っているなかで、どうしてそのようなことが可能となるのか? そんなことをすれば、我々は国民をテロリストの側に押しやってしまう…。それは我々の国益に反している…それは現実的でも論理的でもない。そんなプロパガンダはどこでも売れはしない」。


AFP, December 6, 2015、AP, December 6, 2015、ARA News, December 6, 2015、Champress, December 6, 2015、al-Hayat, December 7, 2015、Iraqi News, December 6, 2015、Kull-na Shuraka’, December 6, 2015、al-Mada Press, December 6, 2015、Naharnet, December 6, 2015、NNA, December 6, 2015、Reuters, December 6, 2015、SANA, December 6, 2015、UPI, December 6, 2015などをもとに作成。

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米トルコが設定したアレッポ県北部の「安全保障地帯」でダーイシュ(イスラーム国)の攻勢続く(2015年12月6日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(12月6日付)によると、米トルコが設置合意した北部の「安全地帯」でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けるシャーム戦線のムハンマド・ハマーディーン中佐(アブー・リヤード)司令官がスーラーン・アアザーズ町近郊のカズル村での戦闘で負傷した。

また、ARA News(12月6日付)によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」内のヒルバ村にあるシャーム戦線の拠点複数カ所をダーイシュ(イスラーム国)が攻撃した。

AFP, December 6, 2015、AP, December 6, 2015、ARA News, December 6, 2015、Champress, December 6, 2015、al-Hayat, December 7, 2015、Iraqi News, December 6, 2015、Kull-na Shuraka’, December 6, 2015、al-Mada Press, December 6, 2015、Naharnet, December 6, 2015、NNA, December 6, 2015、Reuters, December 6, 2015、SANA, December 6, 2015、UPI, December 6, 2015などをもとに作成。

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有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)拠点への爆撃ではダーイシュ・メンバーが死亡、ロシア軍によるダーイシュ拠点への爆撃では民間人が死亡と報道(2015年12月6日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合と思われる戦闘機が、ラッカ市の北部、東部、南東部にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を空爆し、戦闘員32人が死亡、40人以上が負傷した。

同監視団に情報を提供する活動家らによると、空爆はラッカ市郊外の第17師団基地、ラッカ市フルースィーヤ地区、ファフィーハ地区、野営キャンプ、カラーマ地区などのダーイシュ拠点に対して行われ、空爆によって少なくとも15回の爆発が発生し、多くの戦闘員がラッカ市内の病院に搬送されたという。

これに関して、ARA News(12月6日付)は、ロシア軍と思われる戦闘機がラッカ市東部、南部を6回にわたって空爆し、女性子供を含む民間人15人が死亡したと伝えた。

一方、クッルナー・シュラカー(12月6日付)は、ロシア軍戦闘機がダーイシュの支配下にあるラッカ市西部のカフターニーヤ地区、ヒッティーン農場交差点一帯を空爆し、女性子供を含む15人が死亡、25人以上が負傷したと伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市各所を空爆した。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がビージャーン村、ラスム・カビール村、ラスム・ハルマル村、大フマイマ村、ラスム・アブド村、ラスム・カマー村、フワイジーナ村、シャルバア村、クサイル・ワルド村、アイン・バイダー村、ラスム・アラム村、ジュッブ・サファー村、タッル・アイユーブ村、ダイル・ハーフィル市、ラスム・キバール村、アイン・ジャハシュ村、ナッジャール村、ナスルッラー村北部、アブー・ジャッバール村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダイル・ザウル市ジュバイル地区、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍が県北部のイスリヤー村・ジュッブ・ラービア村間でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 6, 2015、AP, December 6, 2015、ARA News, December 6, 2015、Champress, December 6, 2015、al-Hayat, December 7, 2015、Iraqi News, December 6, 2015、Kull-na Shuraka’, December 6, 2015、al-Mada Press, December 6, 2015、Naharnet, December 6, 2015、NNA, December 6, 2015、Reuters, December 6, 2015、SANA, December 6, 2015、UPI, December 6, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍が、ダマスカス郊外県、イドリブ県、ハマー県でアル=カーイダ系のヌスラ戦線などの拠点への爆撃を続け、住民13人、戦闘員約50人が死亡(2015年12月6日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市、ダーライヤー市を「樽爆弾」などで空爆、砲撃し1人が死亡、またロシア軍と思われる戦闘機がザマルカー町を空爆し、子供2人を含む13人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(12月6日付)によると、ロシア軍がザマルカー町、ドゥーマー市を空爆し、住民16人が死亡したという。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯ジスリーン町、カフルバトナー町、ドゥーマー市、アルバイン市で、イスラーム軍、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、マルジュ・スルターン航空基地周辺地域で支配地域を拡大した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系戦闘員が、アレッポ市南部郊外のバルナ村一帯でジュンド・アクサー機構、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団が交戦し、シリア軍が同地一帯およびアレッポ市北部一帯を空爆した。

これに対して、反体制武装集団は、アレッポ市ティシュリーン通り一帯(シリア政府支配地域)を砲撃した。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がラスム・サフリージュ村、ジャルーフ村、カフルハッダード村、ザトヤーン村、マクハラ村、ズィルバ村、マンスーラ村、ナイラブ航空基地周辺、アレッポ市ライラムーン地区、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、ハナーヌー地区、ハラク地区、シャイフ・サイード地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ヌーバ山、ブルジュ・カスブなど県北部一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦、シリア軍がクルド山、トルクメン山一帯を砲撃した。

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ヒムス県では、タラーブ・バラーズィー県知事がAFP(12月6日付)に明らかにしたところによると、ヒムス県ワアル地区で、国連仲介によるシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に従い、支援物資の搬入作業が5日から開始された。

これに関して、シリア人権監視団も、国連のUNHCRとUNICEF、シリア赤新月社が6輌の貨物トラックでワアル地区に人道支援の搬入を行ったことを認めた。

『ハヤート』(12月7日付)によると、停戦合意を受け、200~300人の反体制武装集団戦闘員とその家族が第1陣としてワアル地区を退去するとともに、重火器、中火器の引き渡し、武装解除を望む戦闘員の投降と放免が近く予定されているという。

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ハマー県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍およびロシア軍がカフルズィーター市でファトフ軍の拠点を空爆し、司令部を破壊、戦闘員17人を殲滅した。

両軍はまた、ラターミナ町、ラハーヤー村でジュンド・アクサー機構、シャームの民のヌスラ戦線の拠点をそれぞれ空爆・砲撃し、戦闘員10人以上を殲滅した。

このほか、シリア軍は、アクラブ町、サイイド・アリー丘、ラスム・カドシーヤ村でヌスラ戦線の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍とロシア軍は、ハーン・シャイフーン市、タマーニア町、バシーリーヤ村でシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団の拠点を集中的に空爆し、戦闘員20人以上を殲滅し、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(12月6日付)によると、サラーキブ市内で、シリア・ムスリム同胞団に近い武装集団シャーム軍団メンバーが乗った車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、メンバー3人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がウンム・ワラド村、ダルアー市内各所、ジャディーヤ村一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 6, 2015、AP, December 6, 2015、ARA News, December 6, 2015、Champress, December 6, 2015、al-Hayat, December 7, 2015、Iraqi News, December 6, 2015、Kull-na Shuraka’, December 6, 2015、al-Mada Press, December 6, 2015、Naharnet, December 6, 2015、NNA, December 6, 2015、Reuters, December 6, 2015、SANA, December 6, 2015、UPI, December 6, 2015などをもとに作成。

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米軍が支援するシリア民主軍が、ロシア、イランの後援のもと、サウジアラビア主催のリヤドでの反体制派の合同会合に対抗して総会開催を予定(2015年12月6日)

クルド・ストリート(12月6日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、8日にサウジアラビアのリヤドで開催予定の反体制派の合同会合に対抗するかたちで、ハサカ県ルマイラーン町で初の総会を開催する予定だと伝えた。

同サイトによると、総会にはシリア国内外の活動家約500人が参加予定で、そのなかには、シリア国内で活動する諸政党、変革解放人民戦線、民主的変革諸勢力国民調整委員会、西クルディスタン移行期民政局に参加する民主統一党などの諸政党・政治組織、シリア民主軍を攻勢する人民防衛隊、サナーディード軍、ラッカ革命家戦線、革命家軍、ユーフラテスの火山作戦司令室などが参加を予定している。

アラブ民主軍は米国が支援を行っているが、この総会は、ロシア、イランが実質的な主催者で米軍関係者らも参加するという。

なお、会場となるルマイラーン町は、西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区の主要都市で、同市郊外の農業空港は米軍による拡張工事が行われている。

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西クルディスタン移行期民政局の総合調整局は声明を出し、8日にサウジアラビアの首都リヤドで開催予定の反体制派の合同会合に関して、「シリア国民の意思に対する陰謀以外の何ものでもなく、シリア危機の政治的解決に資さない」と非難、「会合はシリア国民のすべての社会集団を代表していない」としたうえで、「李ヤード会合に関与しない」と宣言した。

西クルディスタン移行期民政局はこの合同会合に組織として招聘されていない。

AFP, December 6, 2015、AP, December 6, 2015、ARA News, December 6, 2015、Champress, December 6, 2015、al-Hayat, December 7, 2015、Iraqi News, December 6, 2015、Kull-na Shuraka’, December 6, 2015、Kurd Street, December 6, 2015、al-Mada Press, December 6, 2015、Naharnet, December 6, 2015、NNA, December 6, 2015、Reuters, December 6, 2015、SANA, December 6, 2015、UPI, December 6, 2015などをもとに作成。

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トルコ政府のプロパガンダに呼応するかたちで「アラブ・トルコマン部族同盟」なる新組織がトルコ政府のシリアへの介入を呼びかける(2015年12月6日)

クッルナー・シュラカー(12月7日付)によると、ハサカ県で活動するというアラブ人およびトルクメン人の部族が「アラブ・トルクメン部族同盟」なる新組織を結成すると発表した。

この新組織は、結成声明のなかで、アサド政権、ダーイシュだけでなく、トルコがテロ組織と認定しているクルディスタン労働者党(PKK)、そして同党に近い民主統一党(西クルディスタン移行期民政局を主導)がシリア国民への殺戮を行っていると非難、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領とアフメト・ダウトオール首相に対して「自由シリア国民はあなた方の手によって不正から解放されることを希望している」と呼びかけた。

Kull-na Shuraka', December 6, 2015
Kull-na Shuraka’, December 6, 2015

 

AFP, December 6, 2015、AP, December 6, 2015、ARA News, December 6, 2015、Champress, December 6, 2015、al-Hayat, December 7, 2015、Iraqi News, December 6, 2015、Kull-na Shuraka’, December 6, 2015、al-Mada Press, December 6, 2015、Naharnet, December 6, 2015、NNA, December 6, 2015、Reuters, December 6, 2015、SANA, December 6, 2015、UPI, December 6, 2015などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省は、モスルへのトルコ軍増援部隊派遣を批判し、イラク領からのトルコ軍の即時無条件撤退、イラク主権および統合の尊重、内政不干渉を要求(2015年12月6日)

シリア外務在外居住者省は声明を出し、トルコ軍がイラク北部のモスル市郊外の野営地に増援部隊約130人を派遣したことに関して、「イラク政府の合意なく、トルコ軍がイラク領内に進入することは、イラク主権へのあからさまな侵害であり、国連憲章に明白に違反しており、地域の現下の緊張をさらに先鋭化する」と非難した。

外務在外居住者省はまた、「こうしたトルコの敵対行為に対して、政府、国民一丸となって姉妹国イラクに連帯する」と表明、「イラク領からのトルコ軍の即時無条件撤退、イラク主権および統合の尊重、内政不干渉」を求めた。

トルコのアフメト・ダウトオール首相は5日、イラク国内のダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点とされるモスル市北東30キロの地点にあるトルコ軍の野営地に、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガを教練するためとして、増援部隊130人を派遣したと発表していた。

これに対して、イラクのフアード・マアスーム大統領は6日、トルコ軍がイラク領内に不法に侵入したとして、撤退を求める声明を出した。

またハイダル・アバーディー首相は、トルコ政府に対して48時間以内にイラク領内から軍を撤退させるよう通告、撤退が行われない場合は、国連安保理への提訴などあらゆる選択肢が考え得ると述べた。

AFP, December 6, 2015、AP, December 6, 2015、ARA News, December 6, 2015、Champress, December 6, 2015、al-Hayat, December 7, 2015、Iraqi News, December 6, 2015、Kull-na Shuraka’, December 6, 2015、al-Mada Press, December 6, 2015、Naharnet, December 6, 2015、NNA, December 6, 2015、Reuters, December 6, 2015、SANA, December 6, 2015、UPI, December 6, 2015などをもとに作成。

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赤十字国際委員会のダコー事務局長「ダーイシュ(イスラーム国)支配地域への人道支援のため、ダーイシュとの接触を試みている」(2015年12月6日)

赤十字国際委員会のイヴ・ダコー事務局長はAFP(12月6日付)のインタビューに応じ、そのなかで、ダーイシュ(イスラーム国)の支配地域での生活を余儀なくされているとされる人々への人道支援のために、ダーイシュとの接触を試みていることを明らかにした。

ダコー事務局長は「我々はもちろん関係を築こうとしている…。我々には明確な人道的ヴィジョンがある。まず、我々が注目しているのは、1,000万人という人々のことだ。ダーイシュの支配下には1,000人もの人々がいる…。我々はこの1,000万の人々に関心がある。彼らに何が起きているか? 彼らの問題は何なのか? こうした問題意識が我々を導いている」と述べた。

ただし、シリアの総人口約2,300万人から国外避難民約400万人(推計)を引いた1,900万のうちの半数以上にあたる1,000人がダーイシュの支配下に置かれているとは考えられない。

AFP, December 6, 2015、AP, December 6, 2015、ARA News, December 6, 2015、Champress, December 6, 2015、al-Hayat, December 7, 2015、Iraqi News, December 6, 2015、Kull-na Shuraka’, December 6, 2015、al-Mada Press, December 6, 2015、Naharnet, December 6, 2015、NNA, December 6, 2015、Reuters, December 6, 2015、SANA, December 6, 2015、UPI, December 6, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で12回の爆撃を実施(2015年12月5日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月5日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は12回、マーリア市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(4回)、ラッカ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 6, 2015などをもとに作成。

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サウジアラビアはシリアの反体制派の合同会合の招聘者数を100人に拡大(2015年12月5日)

ARA News(12月5日付)は、サウジアラビアの複数のメディアからの情報として、リヤドで12月8日から3日間の予定で開催をめざしているシリアの反体制派の合同会合に関して、主催者であるサウジアラビア政府が招聘する活動家の数を65人から100人に拡大したと伝えた。

AFP, December 5, 2015、AP, December 5, 2015、ARA News, December 5, 2015、Champress, December 5, 2015、al-Hayat, December 6, 2015、Iraqi News, December 5, 2015、Kull-na Shuraka’, December 5, 2015、al-Mada Press, December 5, 2015、Naharnet, December 5, 2015、NNA, December 5, 2015、Reuters, December 5, 2015、SANA, December 5, 2015、UPI, December 5, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス県南部で活動するダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府との停戦を模索、ラッカ市への退去を反体制派に呼びかける(2015年12月5日)

クッルナー・シュラカー(12月5日付)は、ダマスカス県南部の複数の活動家の情報として、県南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプやカダム区、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で活動するダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団とシリア政府との間で停戦交渉が進行している、と伝えた。

ハジャル・アスワド市に拠点を構えるダーイシュに近い複数の消息筋によると、ダーイシュは4日、ダーイシュの中心拠点とされるラッカ市への移動の準備を開始したという。

複数の消息筋によると、ラッカ市への移動を望む者に対して、ダーイシュは「組織への忠誠を誓うこと」を条件として提示しており、これを受け、ダマスカス県タダームン区で活動するイッズ・ビン・アブドゥッサラーム旅団などがダーイシュに合流したという。

しかし、イスラーム軍などの消息筋は、こうした情報がハジャル・アスワド市一帯で活動を続ける反体制武装集団を分断するための「デマ」だと主張している。

AFP, December 5, 2015、AP, December 5, 2015、ARA News, December 5, 2015、Champress, December 5, 2015、al-Hayat, December 6, 2015、Iraqi News, December 5, 2015、Kull-na Shuraka’, December 5, 2015、al-Mada Press, December 5, 2015、Naharnet, December 5, 2015、NNA, December 5, 2015、Reuters, December 5, 2015、SANA, December 5, 2015、UPI, December 5, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がラタキア県北部の森林、山岳地帯で支配地域を拡大(2015年12月5日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がアラーフィート村一帯で反体制武装集団と交戦し、アンサール・シャーム大隊のアブー・ムスリム・シーシャーニー司令官を含む2人が死亡した。

シリア軍はまた、国防隊、ヒズブッラー、アラブ系・アジア系反体制武装集団とともに、ナビー・ユーヌス峰のズィヤーラ丘一帯でシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

このほか、同監視団によると、シリア軍がブルジュ・ザーヒヤを奪還したとの情報が流れた。

一方、SANA(12月5日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ファルラク森、アザル森、アティーラ村一帯、カズガダール山周辺の丘陵地帯、上ムシャイリファ村、下ムシャイリファ村、ルワイサト・マスラーナ村、カタフ・アラーナ村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がラターミナ町、カフルズィーター市を空爆した。

またシリア軍がアンカーウィー村、カーヒラ村を空爆した。

一方、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がラターミナ町、カフルズィーター市、ムーリク市、ラトミーン町でシャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, December 5, 2015、AP, December 5, 2015、ARA News, December 5, 2015、Champress, December 5, 2015、al-Hayat, December 6, 2015、Iraqi News, December 5, 2015、Kull-na Shuraka’, December 5, 2015、al-Mada Press, December 5, 2015、Naharnet, December 5, 2015、NNA, December 5, 2015、Reuters, December 5, 2015、SANA, December 5, 2015、UPI, December 5, 2015などをもとに作成。

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ダルアー県では、「自由シリア軍」がシリア軍に対して開始した「ジャディーヤ(町)解放の戦い」で、アル=カーイダ系のヌスラ戦線戦闘員18人が死亡(2015年12月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がジャディーヤ村一帯でシリア軍と交戦、戦闘員18人が死亡、35人以上が死亡した。

クッルナー・シュラカー(12月3日付)によると、南部戦線(自由シリア軍)がダルアー市郊外でのシリア軍に対する新たな作戦「ジャディーヤ(町)解放の戦い」の開始を宣言していた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクワイリス航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続けた。

一方、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がシャルバア村、ナッジャーラ村、ラスム・カマー村、シュワイリフ村南部でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市西部柑橘農園地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆した。

一方、SANA(12月5日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにタドムル市西部のマルハターン村でダーイシュ(イスラーム国)を掃討、同地を制圧した。

シリア軍はまた、カルヤタイン市およびその周辺、シャンダーヒーヤ村、タドムル市郊外三角地帯、シャーイル油田一帯、ラッフーム村、アブー・ハワーディード村、ウンク・ハワー村でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がサリーム村、イッズッディーン村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、ARA News(12月6日付)によると、サーリヒーヤ区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、子供3人と女性1人を含む20人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(12月6日付)によると、ドゥーマー市をシリア軍が砲撃し、子供1人が死亡した。

AFP, December 5, 2015、AP, December 5, 2015、ARA News, December 5, 2015、Champress, December 5, 2015、al-Hayat, December 6, 2015、Iraqi News, December 5, 2015、Kull-na Shuraka’, December 5, 2015、al-Mada Press, December 5, 2015、Naharnet, December 5, 2015、NNA, December 5, 2015、Reuters, December 5, 2015、SANA, December 5, 2015、UPI, December 5, 2015などをもとに作成。

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米トルコがアレッポ県北部に設定した「安全保障地帯」で「穏健な反体制派」のシャーム戦線(スルターン・ムラード旅団)がダーイシュ(イスラーム国)からトルコ国境の複数の村を奪還(2015年12月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコが設置合意した北部の「安全地帯」内で、スルターン・ムラード旅団などからなる反体制武装集団が有志連合の航空支援を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、アアザーズ市東部(「安全地帯」西端)のトルコ国境に近いバラーギーダ村、ヒルバ村、ガザル村を奪還した。

この戦闘で、スルターン・ムラード旅団の戦闘員13人が死亡した。

ダーイシュ側の犠牲者は不明。

なお、シリア人権監視団によると、スルターン・ムラード旅団はトルクメン人を主体とする武装集団で、ドゥラル・シャーミーヤ(12月5日付)によると、反対武装集団は、バラーギーダ村、ヒルバ村、ガザル村以外にもトルクメン人の村であるハルジャラ村、ダフラ村を奪還したという。

一方、ハムザ末裔旅団は声明を出し、ヌールッディーン・ザンキー運動に合流すると発表した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(12月5日付)によると、タッル・リフアト市内のシャーム戦線本部近くで、仕掛け爆弾が爆発し、住民7人が死亡した。

同サイトによると、犯行はダーイシュ(イスラーム国)によるものと思われるという。

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