シリア軍はイドリブ県南部のスィンジャール町一帯を制圧、シャーム解放機構の一大拠点であるアブー・ズフール航空基地から15キロの距離まで接近(2018年1月7日)

イドリブ県では、SANA(1月7日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南部でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦し、スィンジャール町、ムタワッスィタ村、ヒヤーラ村、カファルヤー村、マアッラト・スライア村、ラムラ村、ジャディーダ村、ナッバーズ・カバリー村、スィラーア村を制圧した。

これにより、シリ軍はシャーム解放機構の一大拠点であるアブー・ズフール航空基地から15キロの距離まで接近した。

シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍はまた、カフルナブル市、ジャルジャナーズ町、マアッラト・ヌウマーン市、ガドファ村、タッル・ディブス村、タッル・カルシヤーン村を爆撃、少なくとも2人が死亡した。

しかし、シャーム自由人イスラーム運動は、スィンジャール町西部に位置するタッルダム村およびその近郊の丘陵地帯をシリア軍から奪還した、と発表した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月7日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動などからなる武装集団が県南部のブルジュ・サブナ村に進攻したシリア軍と交戦し、これを撃退した。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月7日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動が指導する「彼らが不正を働いた」作戦司令室に所属する武装集団は、東グータ地方ハラスター市近郊の車輌管理局の解囲をめざすシリア軍部隊と交戦、撃退した。

一方、SANA(1月7日付)によると、反体制武装集団がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃し、2人が負傷した。

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クナイトラ県では、SANA(1月7日付)によると、シャーム解放機構がバアス市ウンマーリーヤ地区の住宅街を砲撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月7日付)によると、ダルアー市で、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室に所属する自由シリア軍第18師団のラッダード・トゥウマ・アブー・ナッブート氏が何者かによって撃たれて死亡した。

AFP, January 7, 2018、ANHA, January 7, 2018、AP, January 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2018、al-Hayat, January 8, 2018、Reuters, January 7, 2018、SANA, January 7, 2018、UPI, January 7, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2018年1月7日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月7日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも4件(イドリブ県1件、アレッポ県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ラタキア県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,323市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 7, 2018をもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構の複数幹部が離反と新組織結成、そしてアル=カーイダへの再忠誠を画策(2018年1月6日)

反体制系サイトのイナブ・バラディー(1月6日付)は、アル=カーイダ系のシャーム解放機構に近い消息筋の話として、組織内の複数幹部が離反し、アル=カーイダ総司令部のアイマン・ザワーヒリー氏に改めてバイア(忠誠)を誓い、新たな武装組織を結成しようとしていたと伝えた。

離反とアル=カーイダへの再忠誠を画策しているのは、シャーム解放機構の前身であるシャーム・ファトフ戦線の幹部や、アクサー旅団の元メンバー、ダーイシュ(イスラーム国)の離反者ら。

しかし、この試みは発覚、指導者であるサーミー・ウライディー氏、アブー・ジュライビーブ・ウルドゥンニー氏が2017年11月28日にシャーム解放機構によって逮捕されたため、新組織結成は延期されたという。

なお、シャーム解放機構は、組織内の分裂や、委員会を非難するザワーヒーリーの声明発表を受けるかたちで、この2人を12月11日に釈放したという。

AFP, January 6, 2018、ANHA, January 6, 2018、AP, January 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2018、al-Hayat, January 7, 2018、Reuters, January 6, 2018、SANA, January 6, 2018、UPI, January 6, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県東部でYPG主体のシリア民主軍拠点を攻撃(2018年1月6日)

ダイル・ザウル県では、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(1月6日付)によると、ダーイシュが県東部のカシュキーヤ村にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点複数カ所を攻撃した。

AFP, January 6, 2018、ANHA, January 6, 2018、AP, January 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2018、al-Hayat, January 7, 2018、Reuters, January 6, 2018、SANA, January 6, 2018、UPI, January 6, 2018などをもとに作成。

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イランのメディアによるとシリアでの戦闘で戦死したアフガン人戦闘員(ファーティミーユーン旅団)は2,000人以上(2018年1月6日)

ドゥラル・シャーミーヤ(1月6日付)によると、イランの複数のメディアは、イラン・イスラーム革命防衛隊の教練を受け、シリアでの戦闘に投入されたファーティミーユーン旅団の司令官の一人ズハイル・ムジャーヒド氏の話として、シリアで過去5年間に2,000人以上の戦闘員が戦死し、約8,000人が負傷したと述べたと伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 6, 2018

AFP, January 6, 2018、ANHA, January 6, 2018、AP, January 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2018、al-Hayat, January 7, 2018、Reuters, January 6, 2018、SANA, January 6, 2018、UPI, January 6, 2018などをもとに作成。

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所属不明の無人航空機がシリア駐留ロシア軍司令部のあるフマイミーム航空基地爆撃を試みるも、ロシア軍が迎撃、1機を撃墜(2018年1月6日)

ドゥラル・シャーミーヤ(1月6日付)は、親政権の複数のサイトが、ラタキア県のジャブラ市近郊に飛来した所属不明の無人航空機1機を、フマイミーム航空基地に駐留するロシア軍守備隊が近距離対空防御システム96K6 パーンツィリ-S1で撃墜した、と伝えた。

これらのサイトによると、フマイミーム航空基地近郊を離陸したと見られる多数の無人航空機が同基地を爆撃しようとしたが、ロシア軍の防空システムが迎撃、1機を撃墜したという。

ジャブラ・ラフザ・ビ・ラフザ・ネット(1月6日付)は、ユーチューブにその際の映像(https://youtu.be/0Q6DWEkyQ58)を公開した。

Youtube, January 6, 2018

AFP, January 6, 2018、ANHA, January 6, 2018、AP, January 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2018、al-Hayat, January 7, 2018、Reuters, January 6, 2018、SANA, January 6, 2018、Jabla Lahza bi-Lahza, January 6, 2018、UPI, January 6, 2018などをもとに作成。

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YPGが逮捕したダーイシュの外国人戦闘員は、トルコがシリアへの出入国の便宜を図っていたと証言(2018年1月6日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)の広報センターは、テロ撲滅部隊(YAT)によって逮捕されたダーイシュ(イスラーム国)の外国人戦闘員多数が、トルコの便宜を受けてシリアを往来していたと証言したと発表した。

これらの外国人戦闘員は、2017年末にトルコに逃走しようとした際に逮捕されたという。

例えば、チュニジア出身でドイツに在住していたムハンマド・アブー・カーディルを名のる戦闘員は次のように証言したという。

「ドイツから救急車輌で出国し、オーストリア、ルーマニア、ブルガリアを経てトルコに来た。トルコは、シリアへの入国を希望するあらゆる者に街道を開放し、同国に到着すると、トルコ軍兵士たちは「ようこそ、あなた方の国へ、あなたは我々を支援するためによく来てくれました」と言ってきた…。トルコ軍兵士は我々の存在に驚くこともせず、我々は安心して動き回れた。今も私にとって、トルコは本当に良い国だ。イスタンブール、イズミル、ガジアンテップに私たちは何軒も家を持っている。銀行にいろんな名義でお金もあったし、好きな時に下ろすことができた」。

ANHA(1月6日付)が伝えた。

ANHA, January 6, 2018

AFP, January 6, 2018、ANHA, January 6, 2018、AP, January 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2018、al-Hayat, January 7, 2018、Reuters, January 6, 2018、SANA, January 6, 2018、UPI, January 6, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦し、イドリブ県南部の複数カ村を制圧(2018年1月6日)

イドリブ県では、SANA(1月6日付)によると、県南部でシャーム解放機構などからなる武装集団に対する攻勢を続け、東サルジャ村、ウンム・ハラーヒール村、シャイフ・バラカ村、ハワー村、タッル・アマーラ村、ウンム・ムワイラート村を制圧した。

またシリア人権監視団によると、シリア軍は東ルワイビダ村、ナースィリーヤ村を制圧した。

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ダマスカス県では、SANA(1月6日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がドゥワイラア地区の住宅街を砲撃し、2人が負傷した。

これに対して、シリア軍はただちに応戦し、反体制武装集団が砲撃を行った地点を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月6日付)によると、ロシア・シリア両軍の戦闘機が、東グータ地方のハムーリーヤ市、アルバイン市、マディーラー市を爆撃し、女性と子供を含む14人(シリア人権監視団によると、死者は17人)が死亡、50人あまりが負傷した。

またシリア人権監視団によると、ハラスター市郊外の車輌管理局一帯では、シリア・ロシア軍が空爆を行うなか、シリア軍がイスラーム軍、ラフマーン軍団、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などからなる武装集団と交戦した。

一方、SANA(1月6日付)によると、反体制武装集団がハラスター市郊外の住宅街を砲撃した。

AFP, January 6, 2018、ANHA, January 6, 2018、AP, January 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2018、al-Hayat, January 7, 2018、Reuters, January 6, 2018、SANA, January 6, 2018、UPI, January 6, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2018年1月6日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月6日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも4件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、アレッポ県1件、イドリブ県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,322市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 6, 2018をもとに作成。

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ダーイシュはシリア軍との戦闘で劣勢に立たされているシャーム解放機構を攻撃、ハマー県北東部の支配地域を拡大(2018年1月5日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、県北東部でシリア軍との交戦で劣勢を強いられているシャーム解放機構などからなる武装集団の支配地域に対して攻撃を加え、ハワーイシュ城一帯を制圧、イドリブ県に向け進軍を続けた。

AFP, January 5, 2018、ANHA, January 5, 2018、AP, January 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 5, 2018、SANA, January 5, 2018、UPI, January 5, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領とフランスのマクロン大統領が会談:アサド大統領の処遇をめぐって微妙なズレ(2018年1月5日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、パリでフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談し、シリア情勢への対応などについて意見を交わした。

会談後の共同記者会見で、エルドアン大統領は、「我々はアスタナでの協議を続け、アサドなしの問題解決をめざす。我々はアサドとの問題解決を望んでいない。我々は民主的シリアを欲している。我々はシリア国民が自らの意思を現実に反映させて欲しい」と述べた。

エルドアン大統領はまた、シリア人難民の問題に関して「我が国はシリア人難民約300万人のために支出し、その額は300億ユーロに達している。一方、EUは、60億ユーロの拠出を誓約したが、ほんの一部しか支払っていない」と非難した。

一方、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)については、「テロ組織であるPYD、PKKが地中海に至ることを許すわけにはいかない…。世界の国々はこのテロ組織と戦うべきだ。だが、残念なことに、米国は彼らに武器を供与し続けている」と述べた。

これに対して、マクロン大統領は、アスタナ会議に関して「出席者は自分の利益を追求していた、包括的な解決をめざしていない。だから、すべての当事者を参加させねばならず、アサド政権の参加もあり得る」としたうえで、「国外に逃れた大多数の人はアサド政権から逃れた。だから、我々はアサドに譲歩はできない。シリア国民こそが自分たちの未来を決定する権利を持っている」と述べた。

TRT(1月5日付)が伝えた。

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フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣はパリを訪問中のサウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣と会談し、シリア情勢への対応や両国関係などについて意見を交わした。

会談の内容に関して、ジュバイル外務大臣は、アラビーヤ・チャンネル(1月5日付)に対し、シリアにおける和平協議について見解の一致を見たと述べたが、その詳細については明らかにしなかった。

AFP, January 5, 2018、ANHA, January 5, 2018、AP, January 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 5, 2018、SANA, January 5, 2018、TRT, January 5, 2018、UPI, January 5, 2018などをもとに作成。

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北シリア民主連邦ジャズィーラ地域ハサカ市各地区長および地区議会共同議長選出(2018年1月5日)

北シリア民主連邦執行委員会は、ハサカ県ハサカ市で、ジャズィーラ地域ハサカ市の各地区(西部地区、南部地区、東部地区)における共同地区長と地区議会共同議長を選出するための会合を招集した。

投票の結果、西部地区では、ムハンマド・アシュラフ・シャーミー氏、マンワー・ダーフール氏が地区議会共同議長に、ファイヤーン・ジャージャーン氏、イマード・ダルウィーシュ氏が同副議長に選出された。

また、マズキーン・アブドゥルカーディル氏、ジーハーン・ファルハーン・ダーウード氏が共同地区長に、ヌージーン・アリー氏、イスマーイール・ダルウィーシュ氏が同地区長に選出された。

南部地区は、アーラーン・ハラフ氏、ハズナ・アッブード氏が地区議会共同議長に、ディヤー・アービド氏、イスマハーン・ムーミド氏が同副議長に選出された。

また、ナスリーン・アフマド氏、ターミル・マタル氏が共同地区長に、リーム・ハミーリー氏、サリーム・サワーティー氏が同副地区長に選出された。

東部地区では、シーラン・ウースィー氏、サフル・アワド氏が地区議会共同議長に、ライラー・シャイフー氏、ジョールジュ。アルヤーン氏が同副議長に選出された。

また、ダラール・バッルー氏、ファーディー・ジャッジュー氏が共同地区長に、ファルハーン・ダルウィーシュ氏、サイファーン・サイード氏が同副地区長に選出された。

ANHA(1月5日付)が伝えた。

ANHA, January 5, 2017

AFP, January 5, 2018、ANHA, January 5, 2018、AP, January 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 5, 2018、SANA, January 5, 2018、UPI, January 5, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県南部でシャーム解放機構などからなる武装集団への攻勢を続ける(2018年1月5日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月5日付)によると、シリア軍がジャルジャナーズ町を砲撃、ロシア軍戦闘機がハーン・シャイフーン市を空爆する一方、ヌールッディーン・ザンキー運動などからなる反体制武装集団は、フワイン村一帯でシリア軍と交戦した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる武装集団との戦闘の末、県南部のマシュハド村、ムライジブ・マシュハド村、タッル・ハズナ村、ウンム・ラジーム村を制圧し、スィンジャール町に迫った。

シリア軍はまた、ガドファ村を「樽爆弾」で爆撃し2人が死亡したほか、シャイフ・バラカ村一帯を激しく砲撃した。

さらにロシア軍と思われる戦闘機もマーリハ村、タッフ村、マアッルシャマーリーン村、ハブラ村、タマーニア町、アブー・ズフール町、アブー・ズフール航空基地を爆撃し、少なくとも1人が死亡した。

一方、SANA(1月5日付)によると、シリア軍は同盟部隊、予備部隊とともに、県南部のタマーニア町からハマー県北東部のシャークースィーヤ村に至る幅50キロの前線で、シャーム解放機構などからなる武装集団と交戦を続けた。

戦闘は、タッル・マラク村一帯、タッル・マルディーフ村一帯、サラーキブ市一帯で激しく行われたという。

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ハマー県、イドリブ県一帯で暮らすマワーリー族のラシュラーン・ブン・ムハンナー・トゥッラード・アブド氏が声明を出し、同地へのシリア軍の進軍に対抗するため、「マワーリー族革命家連合」の名で武装集団を結成したと表明、部族の子息に参加を呼びかけた。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月5日付)が伝えた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム解放機構、ラフマーン軍団などからなる反体制武装集団の包囲を受け孤立しているハラスター市郊外の車輌管理局を解囲するために攻勢を強めていたシリア軍の攻撃が悪天候により中断を余儀なくされた。

しかし、ドゥラル・シャーミーヤ(1月5日付)によると、シリア軍戦闘機がハラスター市、アルバイン市、ミスラーバー市を空爆し、アルバイン市では多数の住民が死傷した。

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ダマスカス県では、SANA(1月6日付)によると、反体制武装集団がアマーラ地区を砲撃し、女性と女児の合わせて2人が死亡した。

AFP, January 5, 2018、ANHA, January 5, 2018、AP, January 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 5, 2018、SANA, January 5, 2018、January 6, 2018、UPI, January 5, 2018などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県バッビーラー町とバイト・サフム市の住民数百人が街頭デモで地元和解を妨害する反体制武装集団に抗議(2018年1月5日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月5日付)によると、バービッラー市とバイト・サフム市の住民数百人が街頭デモを行い、同地での地元和解を妨害する反体制武装集団に抗議の意を示した。

デモ参加者は「テロ反対、背教宣告(タクフィール)反対、和解が進んで欲しい」などと訴えた。

SANA, January 5, 2017

AFP, January 5, 2018、ANHA, January 5, 2018、AP, January 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 5, 2018、SANA, January 5, 2018、UPI, January 5, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2018年1月5日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月5日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県4件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも6件(アレッポ県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、イドリブ県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 5, 2018をもとに作成。

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米主導の有志連合は12月29~1月4日までの7日間でシリア領内で52回の爆撃を実施(2018年1月5日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月29~1月4日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

12月29日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し9回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

12月30日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し13回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

12月31日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し9回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月1日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し4回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は4回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月2日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し9回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月3日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し9回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月4日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し4回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は4回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

なお、12月22~28日までの実績は公表されなかった。

CENTCOM, January 5, 2018をもとに作成。

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フランスのマクロン大統領「シリアの危機は一部の勢力だけによっては解決への道を見出すことなどできない」(2018年1月4日)

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、シリア情勢に関して「シリアの危機は一部の勢力だけによっては解決への道を見出すことなどできない」と述べ、アスタナ会議を主導するロシアを暗に批判した。

AFP, January 5, 2018、ANHA, January 5, 2018、AP, January 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 5, 2018、SANA, January 5, 2018、UPI, January 5, 2018などをもとに作成。

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トルコの支援を受けるシリア国民連合傘下のシリア国民軍は、アル=カーイダが主導するイドリブ県、ハマー県での戦闘への参加の意思を表明(2018年1月4日)

シリア革命反体制勢力国民連立傘下の暫定内閣国防省がアレッポ県アアザーズ市内の参謀委員会本部で、トルコの支援を受ける反体制武装集団を糾合し、結成を発表した「シリア国民軍」のハイサム・ウファイスィー参謀副長はイナブ・バラディー(1月4日付)に対し、「次なる任務は、イドリブ県やハマー県の武装集団に対する圧力を軽減することが軸になる」と述べた。

アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、いわゆる「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動、ナスル軍、イッザ軍、自由イドリブ軍などからなる反体制武装集団とシリア軍の戦闘が激化しているイドリブ県南部、ハマー県北部の戦況に関して、ウファイスィー参謀副長は、「戦闘参加が議論されており、準備完了が宣言されれば、行動は開始され、具体的なステップについて発表される」としたうえで、また「ハマー、イドリブ両県郊外でシリア国民軍に所属する複数の武装勢力が戦闘に参加している」と付言した。

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、‘Inab Baladi, January 4, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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市民ジャーナリストのハーディー・アブドゥッラー氏は武装勢力にアル=カーイダとの事実上の共闘を呼びかける(2018年1月4日)

市民ジャーナリストとして知られるハーディー・アブドゥッラー氏はユーチューブ(1月4日付)を通じてメッセージを配信(https://youtu.be/oylYIfvpZH4)、ハマー県北部とイドリブ県南部でのシャーム解放機構などからなる武装集団とシリア軍の交戦に関して、戦闘に参加しない反体制武装集団の司令官らを厳しく非難した。

アブドゥッラー氏は「あなた方(司令官ら)はどこにいるのか? シリアの軍事勢力の3分の2を誇ると言っていた武装集団はどこにいるのか? 他の武装集団を攻撃してきた武装集団はどこにいるのか? アスタナでの決定を彼らは実行しているのか…? 彼らはなぜメディアに登場し、シリア国民に訴えかけないのか? 現状を明らかにしないのか…? メディアに出演することが好きではないのなら、街に出て、道路や車のなかで寝起きている家族に目を向けるがいい」と述べた。

Youtube, January 4, 2018

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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2017年にシリアで戦死したヒズブッラー戦闘員は172人(2018年1月4日)

イラン・イスラーム革命防衛隊に近いディファーア・プレス(1月4日付)は、2017年のシリア国内での戦闘で死亡したヒズブッラーの戦闘員・司令官の数が172人にのぼったを発表し、その写真を掲載した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月4日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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トルコのカルン大統領府報道官「テロ組織(PYD)がシリア国民を代表することはできない」(2018年1月4日)

トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官は、1月29~30日のロシアのソチで開催が予定されているシリア国民対話大会(シリア諸国民大会)への民主統一党(PYD)の参加の可否に関して「テロ組織がシリア国民を代表することはできない」と拒否の姿勢を示した。

アナトリア通信(1月4日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018

AFP, January 4, 2018、Anadolu Ajansı, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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シリア救国内閣はイドリブ中央刑務所に収監されていた1,000人に恩赦を与える(2018年1月4日)

イドリブ県の自治を担うとして活動しているシリア救国内閣の法務省は、インターネットを通じて声明を出し、イドリブ中央刑務所に収監されていた1,000人に対して恩赦を実施したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月4日付)が伝えた。

ANHA, January 4, 2018

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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「穏健な反体制派」のイッザ軍司令官は武装集団戦闘員に離反とアスタナ会議に基づく停戦の破棄を呼びかける(2018年1月4日)

イドリブ県南部、ハマー県北部でアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構などとともに抗戦を続ける「穏健な反体制派」の一つイッザ軍の司令官ジャミール・サーリフ少佐は、ツイッターを通じて、「少なくとも言えることは、外国のアジェンダを実施し、売国奴の指示に従う武装集団から離反するとき来たということだ」と綴り、アスタナ会議に基づく停戦の破棄を呼びかけた。

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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1月19日に予定されていた北シリア民主連邦地域選挙および北シリア民主人民大会選挙が延期に(2018年1月4日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のハサカ県、ラッカ県、アレッポ県各所での北シリア民主連邦議会選挙を監督する選挙管理委員会(高等選挙委員会)は、ハサカ県アームーダー市で会合を開き、1月19日に投票が予定されていたジャズィーラ地域、ユーフラテス地域、アフリーン地域の3地域の議会、および連邦全体の議会に掃討する「北シリア民主人民大会」の選挙を延期することを決定、これを発表した。

3地域の議会、および「北シリア民主人民大会」の選挙は、北シリア民主連邦議会の第3段階として準備が進められて、第1段階にあたるコミューン首長選挙は2017年9月に、第2段階にあたる自治体(村、町、区、市、郡、地区)議会選挙は12月に実施されていた。

3地域の議会、および「北シリア民主人民大会」の選挙の延期は、第2段階にあたる自治体議会選挙の実施が約1ヶ月遅れたことを受けたもの。

だが、3地域の議会、および「北シリア民主人民大会」の選挙の日程については明らかにされなかった。

ANHA(1月4日付)が伝えた。

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県東部の2カ村をダーイシュから奪取(2018年1月4日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(1月4日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県東部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ジャディーラ村、イリヤース村を制圧した。

ANHA, January 4, 2018

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方ハラスター市近郊の運輸管理局解囲に向け、ロシア・シリア両軍が同地一帯を激しく爆撃(2018年1月4日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月4日付)によると、ロシア軍戦闘機がミスラーバー市を爆撃し、ホワイト・ヘルメット隊員1人を含む20人が死亡、180人以上が負傷した。

ロシア軍戦闘機はまた、アルバイン市に対しても爆撃を実施し、6人が死亡した。

シリア軍もバイト・サワー村を砲撃し、女児1人を含む3人が死亡したという。

また、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団などの包囲を受け孤立しているハラスター市郊外の車輌管理局一帯に向けて、シリア軍部隊が進軍、また戦闘機(所属明示せず)が同地に至る街道一帯を激しく爆撃した。

ディマシュク・アーン(1月4日付)によると、この爆撃によって、同地で抵抗を続けているシャーム解放機構の司令官のほぼ全員が死亡したという。

一方、ザマーン・ワスル(1月4日付)によると、車輌管理局解囲に向けた作戦に参加している共和国護衛隊の特殊任務大隊を指揮するシリア軍士官(大佐)が戦死したという。

なお、『ハヤート』(1月5日付)によると、解囲作戦には、第4師団、第14師団、第14師団、共和国護衛隊が部隊を派遣している。

他方、SANA(1月4日付)によると、反体制武装集団がハラスター市郊外の住宅街を砲撃し、女性1人が死亡、2人が重傷を負った。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(1月4日付)によると、カシオン山のシリア軍拠点複数カ所で4日晩、大きな爆発が数回にわたり起きた。

現地の複数の消息筋によると、爆発が起きたのは、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動する反体制武装集団に対する砲撃を行ってきた砲台、武器弾薬庫。

事故との見方もあるが、原因は不明。

al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018

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ダマスカス県では、SANA(1月4日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がアマーラ地区を砲撃し、女性1人が死亡、22人が負傷した。

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イドリブ県では、『ハヤート』(1月5日付)によると、シリア軍が県南部でシャーム自由人イスラーム運動などからなる武装集団との戦闘を続け、スィンジャール町に迫った。

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、Dimashq al-An, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018、Zaman al-Wasl, January 4, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省は12月31日にフマイミーム航空基地が反体制派の攻撃を受け、兵士2人が死亡したと発表、ロシア紙もこの攻撃で航空機7機が破壊されたと伝える(2018年1月4日)

ロシア日刊紙『コメルサント』(1月4日付)は、シリア駐留ロシア軍司令部があるラタキア県のフマイミーム航空基地が昨年12月31日に反体制武装集団のミサイル攻撃を受け、Su-24戦闘機爆撃機4機、Su-35戦闘機2機、N-72輸送機1機が破壊されていたと伝えた。

同紙が外交および軍の消息筋の話として伝えたところによると、この攻撃によって、武器弾薬庫も被害を受け、兵士少なくとも10人が負傷したという。

同紙によると、ロシア軍が一度に受けた損害としては、2015年9月末にシリア領内で爆撃を開始して以降最大だという。

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一方、ロシア外務省も声明を出し、昨年12月31日のフマイミーム航空基地に対するミサイル攻撃で、ロシア軍兵士2人が戦死したと発表した。

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また、ロシア軍の被害に関して、従軍記者のローマン・サポンコヴ氏がフェイスブックで写真を公開した。

Facebook, January 4, 2018

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Kommersant, January 4, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 4, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは11件の停戦違反を、トルコ側は7件の違反を確認(2018年1月4日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月4日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県5件、ラタキア県3件、ダルアー県2件、ヒムス県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも7件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、アレッポ県1件、イドリブ県4件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,321市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 4, 2018をもとに作成。

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米主導の有志連合はラッカ市西方に人道支援物資搬入のための鉄橋を建設(2018年1月4日)

米中央軍(CENTCOM)は、米主導の有志連合のチームが、シリアの協力者(partners)とともに、2017年12月27日、ラッカ県西部のハーウィー・ハワー村に鉄橋を建設したと発表した。

建設は16時間で完成し、これにより、ラッカ市文民評議会による住民への支援物資配給の拡充が見込まれるという。

CENTCOM, January 4, 2018をもとに作成。

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ダルアー県でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍とナワー自由人師団が交戦(2018年1月3日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍がシャイフ・サアド村近郊に侵攻、ナワー自由人師団がこれを撃退した。

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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