シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県とアレッポ県を砲撃(2020年9月19日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから196日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のハザーリーン村、ファッティーラ村、フライフィル村、カンスフラ村、スフーフン村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市、ハントゥーティーン村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原の灌漑計画地区、サルマーニーヤ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ミーズナーズ村近郊でシリア軍1人が「決戦」作戦司令室に狙撃され、死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のダルアー市アルバイーン地区で、軍事情報局の局員1人が何者かによって殺害され、遺体で発見された。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ86地区で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 19, 2020、ANHA, September 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 19, 2020、Reuters, September 19, 2020、SANA, September 19, 2020、SOHR, September 19, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民475人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は602,020人に(2020年9月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月19日付)を公開し、9月18日に難民475人(うち女性143人、子供242人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民475人(うち女性143人、子供242人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は602,020人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者206,772人(うち女性62,173人、子ども105,180人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,136人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は831,300人(うち女性249,449人、子供423,671人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 19, 2020をもとに作成。

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米軍攻撃ヘリがシリア北東部でロシア軍パトロール部隊を威嚇するも、ロシア軍ヘリがこれを排除(2020年9月18日)

ロシアのルスヴェスナ(9月18日付)は、米軍のAH-64アパッチ戦闘ヘリコプター2機が9月16日、県北東部の油田地帯に進入したロシア軍憲兵隊のパトロール部隊を低空で威嚇したが、パトロール部隊を護衛していたロシア軍のMi-35ヘリコプター1機とMi-8ヘリコプター2機が介入し、米軍ヘリコプターを排除したと伝えた。

 

https://youtu.be/EHoLUupS8Fo

https://youtu.be/pRnhDApujbM

Rusvesna, September 18, 2020をもとに作成。

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米中央軍報道官はシリア東部にAN/MPQ-64センチネル・レーダーとM2ブラッドレー歩兵戦闘車を配備したと発表(2020年9月18日)

米中央軍のビル・アーバン報道官は声明を出し、有志連合の安全を確保するとして、AN/MPQ-64センチネル・レーダーとM2ブラッドレー歩兵戦闘車を配備し、東部シリア安全地帯(ESSA)の米軍部隊を増強したと発表した。

AFP, September 19, 2020、ANHA, September 19, 2020、U.S. Central Command, September 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2020、Reuters, September 19, 2020、SANA, September 19, 2020、SOHR, September 19, 2020などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県とトルコ占領下のアレッポ県で、トルコ軍の駐留を支持するデモ(2020年9月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(9月18日付)によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市、バービスカー村、カッリー町、イドリブ市、ブサンクール村、マストゥーマ村のバアス前衛キャンプ前で、デモが行われた。

参加者は、トルコ国旗、シリア革命旗(フランス委任統治領シリアの国旗)を掲げ、トルコ軍の駐留への支持、体制打倒、ソチ合意の履行、シリア・ロシア軍によって制圧された地域からの避難を余儀なくされている住民の帰還を訴えた。

ドゥラル・シャーミーヤによると、同様のデモは、トルコの占領下にあるアレッポ県のアターリブ市、バザーア村、シャイフ・ハディード村でも発生した。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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政府支配下のダルアー県で反体制デモ(2020年9月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるフラーク市で住民数十人が抗議デモを行い、体制打倒を訴えるとともに、パンや燃料の不足に対する政府の対応の悪さを批判した。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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有志連合報道官は、シリア領内の移動の自由を確保するためM2ブラッドレー歩兵戦闘車を含む機械化歩兵関連装備を配備する計画があると発表(2020年9月18日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)のウェイン・マロット報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/OIRSpox/)を通じて声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)が勢力を盛り返すのを回避するため、M2ブラッドレー歩兵戦闘車を含む機械化歩兵関連の装備を配備する計画があるとしたうえで、シリアに駐留する部隊を防衛し、その移動の自由を確保すると発表した。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊でトルコと米国の占領に抗議するデモ(2020年9月18日)

ハサカ県では、SANA(9月18日付)によると、シリア政府と北・東シリアの共同統治下にあるカーミシュリー市近郊のクッバト・ザキー村でトルコと米国の占領に抗議するデモが行われた。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県各所で攻撃を受ける(2020年9月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるダフラ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車列が道路に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、その後爆弾を仕掛けたと見られる武装集団との間に銃撃戦が発生した。

また、SANA(9月18日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるジャズラト・ブーハミード村で、シリア民主軍の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、戦闘員3人が死亡、複数人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、ユーフラテス川東岸のシュハイル村では、シリア民主軍がシリア政府支配下の同川西岸とを結ぶ船着き場に発砲、女性1人が死亡、5人が負傷した。

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ラッカ県では、SANA(9月18日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるファーティサ村でシリア民主軍が村の若者2人を拘束、連行した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局が管理するフール・キャンプで、シリア人男性1人と女性1人が何者かに刺殺された。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で40人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で32人(2020年9月18日)

保健省は政府支配地域で新たに40人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月18日現在の同地での感染者数は計3,731人、うち死亡したのは168人、回復したのは918人となった。

SANA(9月18日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月18日に新たに32人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、22人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計496人、うち回復したのは149人、死亡したのは5人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1389179777953576/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者33人が確認されたと発表した。

新規感染者の内訳は、アレッポ県のバーブ市が18人、アアザーズ市が6人、ジャラーブルス市が3人、スィムアーン山が2人、イドリブ県が4人。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計497人、うち死亡したのは6人(シリア人権監視団の発表によると5人)、完治したのは149人となった。

AFP, September 18, 2020、ACU, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア軍兵士6人の遺体が発見される(2020年9月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯(ビイル・アブー・ハヤーヤー地区)で、ダーイシュ(イスラーム国)に刺殺されたと見られるシリア軍兵士6人の遺体が発見された。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県でトルコ軍装甲車を砲撃(2020年9月18日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから195日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のマアズラーフ町近郊でトルコ軍装甲車2輌を砲撃した。

装甲車は炎上したが、死傷者はなかった。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月18日付)によると、カフルバッティーフ村に駐留するシリア軍部隊が、マアッルザーフ町近郊の街道を走行中のトルコ軍装甲車2輌を狙って砲撃した。

シリア軍は、トルコ軍に対する被害を抑えるため、比較的破壊力が低い82ミリ迫撃砲を使用したと見られる。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、バイルーン村、フライフィル村、スフーフン村、バイニーン村を砲撃、ファッティーラ村で住民4人が負傷した。

一方、バイニーン村の森林地帯では、シリア軍が地雷に触れて、兵士1人が死亡、4人が負傷した。

このほか、トルコ軍が兵站物資を積んだ車輌約40輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

AFP, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民411人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は601,545人に(2020年9月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月18日付)を公開し、9月17日に難民411人(うち女性123人、子供210人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民411人(うち女性123人、子供210人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は601,545人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者206,297人(うち女性62,030人、子ども104,938人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,136人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は830,825人(うち女性249,306人、子供423,429人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 18, 2020をもとに作成。

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ヒムス県、ハマー県でダーイシュがシリア軍を攻撃(2020年9月17日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月17日付)によると、県東部のスフナ市西の街道で、シリア軍の車輌にダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けたと見られる爆弾が爆発、兵士2人が死亡、7人が負傷した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月17日付)によると、県北東部のイスリヤー村に近いシャッハーティーヤ村にあるシリア軍の拠点が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人死亡、5人が死傷した。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

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シリアの外交・軍事使節団がエジプトを訪問し、シリアへのトルコの干渉への対応、アラブ連盟へのシリアの復帰などについて協議(2020年9月17日)

ハリージュ・ジャディード(9月17日付)は、複数の外交筋の話として、シリア政府の外交・軍事使節団が数日前にエジプトを訪問し、エジプト高官と会談、両国間関係の強化について協議したと伝えた。

同外交筋によると、会談は首都カイロの外務省本舎で行われ、シリア情勢の進捗、シリアでのトルコの介入への対応、アラブ連盟へのシリアの復帰、新型コロナウイルス感染症対策などについて意見が交わされたという。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、al-Khalij al-Jadid, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県マストゥーマ村のトルコ軍拠点に武装して接近した女性をトルコ軍が射殺(2020年9月17日)

イドリブ県では、ステップ・ニュース(9月17日付)、スーリーヤ・ネット(9月17日付)、ヘベル24(9月17日付)によると、トルコ軍が拠点として転用しているマストゥーマ村のバアス前衛キャンプに接近した女性を、基地に駐留するトルコ軍兵士が射殺した。

射殺された女性は40歳代で、爆弾ベルトを装着し、機関銃を乱射しようとして、基地の正門から施設内に侵入しようとしたが、トルコ軍兵士は、女性が正門にたどり着く前に発砲した。

女性は即死だった。

シリア人権監視団によると、女性はカラシニコフ銃を持って侵入しようとていたという。

遺体は、トルコ軍が回収し、一端基地内に運び込んだ後、トルコの支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)を主導するシャーム軍団が引き取られた。

一方、また、アルマナーズ市では、シャーム解放機構の戦闘員と住民が交戦し、住民1人が死亡、複数が負傷した。

交戦は、シャーム解放機構のメンバーと住民の口論がきっかけで、シャーム解放機構が無差別に発砲したという。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、Alsouria.net, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020、STEP News, September 17, 2020、Xeber 24, September 17, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県を100回あまりにわたり砲撃(2020年9月17日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから194日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、シャンナーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

砲撃は100回あまりに及んだ。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

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ハサカ市でシリア民主軍による学校封鎖と授業妨害に抗議するデモ(2020年9月17日)

ハサカ県では、SANA(9月17日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治(分割統治)下にあるハサカ市の教育局前で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による学校を閉鎖し、生徒の教育機会を奪っているとして、抗議の座り込みデモが行われ、参加した教員、職員、生徒らは、シリア軍の学校からの退去と授業再開を訴えた。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

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シリア軍、シリア民主軍がハカサ県北部でトルコ軍と交戦(2020年9月17日)

ハサカ県では、SANA(9月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して、シリア軍と国民軍が砲撃で応戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、アイン・イーサー市近郊に設置されている国民軍の拠点複数カ所に潜入、戦闘員複数人を殺傷した。

一方、ANHA(9月17日付)によると、トルコ軍とロシア軍がアイン・アラブ(コバネ)市西の国境地帯で合同パトロールを実施した。
https://hawarnews.com/ar/uploads//2020/09/17/062950_03.jpg

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ県、ダイル・ザウル県、ラッカ県で襲撃を受ける(2020年9月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が違法に駐留を続けるウマル油田にいたる街道を走行中の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌が道路にしかけられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、戦闘員複数人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市で16日深夜から17日未明にかけて、国民軍のパトロール部隊が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

また、北・東シリア自治局支配下のジャズラ村にある国民軍所属の「自衛部隊」の検問所をダーイシュ(イスラーム国)が襲撃し、自衛部隊の戦闘員1人が負傷した。

さらに、アブリーハ村で米主導の有志連合の車列の近くで爆弾が爆発した。

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ラッカ県では、SANA(9月17日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊で、シリア民主軍の拠点が何者かの襲撃を受け、戦闘員2人が死亡した。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020、September 18, 2020などをもとに作成。

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ロシア外務省報道官「トルコはイドリブ県での停戦合意の履行義務を拒否した」(2020年9月17日)

ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は記者会見で、イドリブ県での停戦合意の履行義務をトルコが拒否したと非難した。

AFP, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で37人、北・東シリア自治局支配地域で41人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で13人(2020年9月17日)

保健省は政府支配地域で新たに37人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者14人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、9月17日現在の同地での感染者数は計3,691人、うち死亡したのは165人、回復したのは903人となった。

SANA(9月17日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに41人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者4人が完治したと発表した。

これにより、9月17日現在の同地での感染者数は計1,007人、うち死亡したのは48人、回復したのは313人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市9人、カーミシュリー市7人、マアバダ(カルキールキー)町5人、マーリキーヤ(ダイリーク)市4人、ルマイラーン町3人、ダルバースィーヤ市10人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、タッル・タムル町1人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)1人。

ANHA(9月17日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月17日に新たに13人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、9人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計464人、うち回復したのは127人、死亡したのは5人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1388287918042762/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者13人が確認されるとともに、感染者1人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県とアレッポ県の「解放区」13人。

また、死亡したのは、イドリブ県サルキーンの50代の男性。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計464人、うち死亡したのは6人(シリア人権監視団の発表によると5人)、完治したのは118人となった。

AFP, September 17, 2020、ACU, September 17, 2020、ANHA, September 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2020、Reuters, September 17, 2020、SANA, September 17, 2020、SOHR, September 17, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県とハマー県のシリア政府支配地域に取り残されたトルコ軍監視所前で住民が抗議デモ、トルコ軍が催涙ガスで強制排除(2020年9月16日)

イフバーリーヤ(9月16日付)やシリア人権監視団などによると、シリア政府の支配下にあるイドリブ県マアッラト・ヌウマーン市近郊のサルマーン村とハマー県ムーリク市に設置されているトルコ軍監視所の前で、住民が抗議デモを行い、トルコ軍の撤退を要求した。

シリア人権監視団はデモ参加者を数十人と発表したが、反体制系サイトのSNN(9月16日付)などが公開した写真には、100人以上が写っている。

https://www.youtube.com/watch?v=JiPnpLapb-Y

https://www.youtube.com/watch?v=JVCBUJyLLzs

サルマーン村の監視所は2020年初め、ムーリク市の監視所は2019年半ばに周辺地域がシリア政府の支配下に入ったことで、取り残され、孤立していた。

デモは、9月15日にバアス党員がSNS上で音声データを通じて呼びかけ、支持者らがこれを拡散することで動員されたもの。

音声データでは、党員や住民に対して「16日午前9時にサルマーン村のトルコ軍監視所前に集まり…、この日は国民の日になる…。我が領土からのトルコ人の撤退を求める抗議の座り込みをしよう…。我々はハマー県から7時半、あるいは8時にあなた方(イドリブ県)に向かう」などと呼びかけていた。

参加者は、ハマー県北部やイドリブ県南東部のアブー・ダーリー村などから集まり、アサド大統領の写真や、「エルドアンはテロの象徴、この土地から出ていけ」、「最後の一握りの土地も解放される、これは最愛の指導者の約束だ」などと書かれたプラカードを掲げて抗議行動を行った。

だが、ドゥラル・シャーミーヤ(9月16日付)によると、そのなかには、参加を強要された教員や生徒も含まれていたという。

抗議デモに対して、サルマーン村の監視所に駐留するトルコ軍は催涙弾を発射し、参加者を強制排除した。
https://youtu.be/lYdGkpu3gLI

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トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて声明を出し、「アサド政権の指示を受けた複数のグループが、民間人の服装をして、イドリブ県内の緊張緩和地帯に設置されている第3、4、5、6、7、8、9監視所に接近し、第7監視所が攻撃を受けたため、対策を講じ、これを強制排除した」と発表した。

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一方、イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ビンニシュ市に設置されている監視所に駐留するトルコ軍部隊が15日夜、農地で一般車輌に発砲し、乗っていた住民1人を負傷させた。

AFP, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、al-Ikhbariya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2020年9月16日)

アレッポ県では、ANHA(9月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、カーミーヤ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるバーブ市近郊のバラーズィーヤ村でトルコ軍基地で通訳として働く男性が乗った車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、この男性と同乗していた女性1人が負傷した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、占領下のいわゆる「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市近郊のサールージュ村にある民家やシリア軍の拠点を砲撃した。

AFP, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍と米軍のパトロール部隊がそれぞれヘリコプターを伴い、ハサカ県カフターニーヤ市近郊でにらみ合う(2020年9月16日)

ハサカ県では、ANHA(9月16日付)によると、ロシア軍の装甲車4輌とヘリコプター2機からなる部隊が、トルコとの国境に面するカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市近郊のアールヤーン村一帯でパトロールを実施した。

パトロールはトルコ側との合意に基づくもの。

一方、シリア人権監視団は、これに対して、米軍のパトロール部隊がカフターニーヤ市近郊のM4高速道路に展開し、ロシア軍のパトロール部隊の通行を阻止したと発表した。

道路を封鎖した米軍部隊は、ヘリコプター2機の護衛を受けており、ロシア軍部隊の通行を阻止した際、両軍のヘリコプター4機が低空で上空を旋回するという異常な事態となった。

AFP, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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ロシアはトルコにイドリブ県の監視所削減を提案したが、トルコはこれを拒否(2020年9月16日)

RIAノーヴォスチ通信(9月16日付)やアナトリア通信(9月16日付)など、ロシアとトルコの複数のメディアは、ロシア軍とトルコ軍の高級レベル会合が9月15日にトルコの首都アンカラにあるトルコ外務省本舎で開始されたと伝えた。

高級レベル会合は9月15日と16日の2日間開催され、イドリブ県情勢やリビア情勢への対応が話し合われる予定。

9月15日の会合に関して、RIAノーヴォスチ通信(9月16日付)などロシア・メディアは、トルコの情報筋の話として、ロシア軍の使節団がイドリブ県内に配置されているトルコ軍の監視所の数を削減することを提案したが、トルコ側と合意には至らなかったと伝えた。

同情報筋によると、トルコ側は、監視所の撤収を拒否し、これを維持することに固執したが、イドリブ県に駐留するトルコ軍部隊の削減を減らし、同地から重火器を撤収させることを決定した、という。

一方、トルコ国防省は、16日の会合がアンカラにある国防省本舎で行われると発表した。

AFP, September 16, 2020、Anadolu Ajansı, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、RIA Novosti, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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外務在外居住者省は、アサド大統領を殺そうとしたと述べたトランプ米大統領を「悪党の無法国家であることを認めた」と非難(2020年9月16日)

外務在外居住者省の公式筋は声明を出し、ドナルド・トランプ米大統領が9月15日にフォックス・テレビの番組でアサド大統領を殺害しようとしていたと述べたことに関して、「米政権の無謀な思考と行動様式が以下に低いレベルにあるのかを明確に示すもので、目的に達するために犯罪を行うと公言する盗賊の体制以外の何ものでもないことを意味している」と非難した。

また「トランプはこうした措置を通じて、米政権が悪党の無法国家で、殺戮、粛清といったテロ組織と同じやり方を、何らの法的、道徳的な規制も考慮せず、地域における自国の利益を実現するために行っていることを認めた」と断じた。

SANA(9月16日付)が伝えた。

AFP, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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グランディ国連難民高等弁務官がシリアでムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相と会談(2020年9月16日)

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官がシリアを訪問し、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相と会談した。

SANA(9月16日付)によると、会談では、シリア国内での国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動、支援物資の搬入などにおけるシリア政府とUNHCRの連携のありようなどについて意見が交わされた。

AFP, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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米軍の勢力下にあるハサカ県ルマイラーン町近郊のガソリン・スタンド近くで爆発が発生(2020年9月16日)

ハサカ県では、SANA(9月16日付)、シリア人権監視団によると、米軍の勢力下にあるルマイラーン町近郊のアリー・アーガー・ガソリン・スタンド近くで爆発が発生した。

爆発は何者かが、タッル・アッルー村とヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町を結ぶ街道沿いに位置するステーション前に停車していたタンクローリーに仕掛けた爆弾によるもの。

これにより、住民1人が死亡、複数人が負傷した。

一方、米軍の大型トレーラーなど58輌からなる車列が、違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に入り、カーミシュリー市方面に向かった。

AFP, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で40人、北・東シリア自治局支配地域で63人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で29人(2020年9月16日)

保健省は政府支配地域で新たに40人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者18人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月16日現在の同地での感染者数は計3,654人、うち死亡したのは163人、回復したのは889人となった。

SANA(9月16日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに63人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者18人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、9月16日現在の同地での感染者数は計966人、うち死亡したのは48人、回復したのは309人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市6人、カーミシュリー市8人、マーリキーヤ(ダイリーク)市12人、アームーダー市6人、ダルバースィーヤ市5人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村2人、ルマイラーン町2人、ラッカ県のラッカ市12人、タブカ市1人、ダイル・ザウル県8人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市2人。

ANHA(9月16日付)が伝えた。


一方、北・東シリア自治局の執行評議会のビーリーファーン・ハーリド、アブドゥルハーミド・ミフバーシュ両共同議長は声明を出し、新型コロナウイルス感染症対策として閉鎖しているアレッポ県のアウン・ダーダート村の通行所を9月19日から30日にかけて再開すると発表した。

アウン・ダーダート村は、北・東シリア自治局とシリア政府が共同統治するマンビジュ市の北、トルコが占領するいわゆる「ユーフラテスの盾」地域との境界に位置する。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月16日に新たに29人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、4人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計451人、うち回復したのは118人、死亡したのは4人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1387441854794035/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者29人が確認されるとともに、感染者4人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、アレッポ県20人、イドリブ県9人。

また、死亡したのは、イドリブ県ダーナー市の高齢の女性1人、アレッポ県スーラーン町の高齢の女性1人、同県北部の男性医師1人、バーブ市の高齢の男性1人。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計451人、うち死亡したのは5人、完治したのは118人となった。

AFP, September 16, 2020、ACU, September 16, 2020、ANHA, September 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2020、Reuters, September 16, 2020、SANA, September 16, 2020、SOHR, September 16, 2020などをもとに作成。

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