Monthly Archives: 1月 2014

西クルディスタン移行期民政局評議会が執行評議会(暫定政府)の発足を宣言、ムアッリム外相はジュネーブ2会議参加のためにスイスに向かう、その際「大統領の地位への接触はシリア国民にとってのレッドライン」(2014年1月21日)

反体制勢力の動き 西クルディスタン移行期民政局評議会の立法評議会(ディーワーン)は、ジュネーブ2会議開催に先立って、ハサカ県アームーダー市で執行評議会(暫定政府)の発足を宣言し、閣僚の氏名を発表した。 執行評議会は、議長 … Read More

シリア国民評議会がジュネーブ2会議への参加を決定したシリア革命反体制勢力国民連立からの脱会を発表するなか、国連事務総長がイランに同会議への正式な招待状を送付したと発表(2014年1月20日)

反体制勢力の動き クッルナー・シュラカー(1月20日付)は、「自由シリア軍」の複数の消息筋の話として、シャームの民のヌスラ戦線の外国人戦闘員がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)への共感を強めていると報じた。 ヌ … Read More

シリア国民評議会のサブラー事務局長が「無条件、無保障のもとで強いられた」ジュネーブ2会議への不参加を貫徹すると発表、イスラーム国指導者は反体制武装集団に対して和解およびアサド政権との戦闘への専念を呼びかけ(2014年1月19日)

反体制勢力の動き シリア革命反体制勢力国民連立を主導するシリア国民評議会のジョルジュ・サブラー事務局長は声明を出し、国際社会が連立に「無条件、無保障」でのジュネーブ2会議参加を強いたと批判し、従来の執行部の方針に従い、ジ … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立が総合委員会における「賛成多数」でジュネーブ2会議への参加を承認、米仏独はこの動きを歓迎(2014年1月18日)

反体制勢力の動き シリア革命反体制勢力国民連立の総合委員会は17日からのマラソン協議での採決の結果、賛成多数でジュネーブ2会議への参加を承認した。 しかし、クッルナー・シュラカー(1月18日付)によると、代表メンバー12 … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立が民主的変革諸勢力国民調整委員会に対しジュネーブ2会議参加拒否を撤回するよう説得を試みる、イスラーム国がアレッポ県ジャラーブルス市を再制圧し「自由シリア軍」兵士6人を処刑(2014年1月17日)

反体制勢力の動き クッルナー・シュラカー(1月17日付)は、アレッポ県、イドリブ県からの報道として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)以外のムハージルーン(外国人戦闘員)が困難な状況を強いられるようになっている … Read More

ハイダル国務大臣がジュネーブ2会議の開催に疑義を呈するとともにこれが紛争解決をもたらす可能性を否定するなか、ヌスラ戦線がレバノン・ベカーア県で爆弾テロを実行し死傷者が多数発生(2014年1月16日)

反体制勢力の動き 自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長は、シリア革命家戦線のジャマール・マアルーフ司令官が提唱した「国民自由軍」の創設に関して、滞在先のトルコから『シャルク・アウサト』(1月16日付)の取材 … Read More

イスラーム国が各県でシャーム自由人イスラーム運動やシャームの鷹旅団との停戦に合意、民主的変革諸勢力国民調整委員会はジュネーブ2会議への参加条件を不服としこれへの不参加を表明(2014年1月15日)

反体制勢力の動き クッルナー・シュラカー(1月15日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、ダマスカス郊外県ムラーフ市でのシャーム自由人運動との停戦(7日)に続いて、イドリブ県、ハマー県でもイスラーム戦線 … Read More

イスラーム国がヌスラ戦線などによるラッカ市撤退をうけて同市を完全制圧するなか、ヒューマン・ライツ・ウォッチは両組織が北部、北東部の支配地域で女性に課している差別的な措置について批判(2014年1月14日)

反体制勢力の動き ダマスカス郊外県ダーライヤー市の地元評議会は、同市東部戦線での戦闘中に「自由シリア軍」の戦闘員が呼吸困難を訴え、3人が死亡、10人以上が中毒症状を訴えたと発表した。 同評議会は、軍が毒ガスを装填した爆弾 … Read More

米国務長官、露外相、ブラーヒーミー共同特別代表がジュネーブ2会議への対応について協議するなか、民主的変革諸勢力国民調整委員会が国連事務総長からジュネーブ2会議への招待状を受け取ったと発表(2014年1月13日)

反体制勢力の動き 民主的変革諸勢力国民調整委員会の広報局は声明を出し、ジュネーブ2会議への参加を求める国連の潘基文事務総長の招待状(シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長宛ての招待状の写し) … Read More

ラッカ県の「95%を制圧した」イスラーム国が同県で活動するヌスラ戦線のアミールを処刑したと発表、シリア連絡グループ外相会議ではシリア革命反体制勢力国民連立への支援やジュネーブ2会議の期限設定などが合意(2014年1月12日)

反体制勢力の動き シリア国内で活動する反体制政治連合、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は、ジャディーダ・チャンネル(1月12日付)に「激しい暴力がシリア社会を引き裂こうとしている。シリアで … Read More

イスラーム戦線が民主統一党を「アサド政権の手先」としつつこれに対する戦争の始動を宣言するなか、イドリブ県、ラッカ県などではイスラーム国が反体制武装諸組織と衝突を続ける(2014年1月11日)

反体制勢力の動き イスラーム戦線の政治委員会は、シリアのクルド人に宛てて声明を出し、アサド政権を支持して戦闘に参加しないよう呼びかけるとともに、民主統一党をアサド政権の手先と批判、「政権を支える党部隊(民主統一党)に対す … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長がジュネーブ2会議に参加するにあたっての3つの条件を提示、西クルディスタン人民議会がシリア北東部地域での自治を行うための「社会契約憲章」(憲法)の承認を発表(2014年1月10日)

反体制勢力の動き シャームの民のヌスラ戦線の福祉総局は声明を出し、アレッポ県住民に福祉を提供するための人材が不足していると発表、「報道、電気、水道、パン、清掃といった領域」で専門職員多数を任命する必要があると訴えた。 * … Read More

ダイル・ザウル県で活動する複数の反体制武装集団が「イスラーム革命救済戦線」の結成を宣言するなか、トルコ外相は「トルコにとって危険分子である」としてイスラーム国と民主統一党を批判(2014年1月9日)

反体制勢力の動き ハマー県で活動するイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバーのアブー・イブラーヒーム・ミスリー氏(エジプト人と思われる)はビデオ声明(https://www.youtube.com/watch … Read More

国連安保理では英国が提出した「樽爆弾などによる爆撃」に対する非難声明案にロシア・中国が反対、バイデン米副大統領はイスラーム国が占拠するイラク・ファッルージャ市の奪還に向けた同国政府の努力への支持を発表(2014年1月8日)

反体制勢力の動き クッルナー・シュラカー(1月8日付)によると、イスラーム戦線は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘拡大を抑えるための新方針を発表した。 新方針の骨子は以下の通り: 1. 各都市のシャリ … Read More

国連事務総長がイランを含まない30か国、3国際機関に対してジュネーブ2会議への正式な招待状を送付、ハサカ県ではヌスラ戦線が人民防衛隊と交戦しタッル・ブラーク町とタッル・ハミース市を制圧(2014年1月7日)

反体制勢力の動き イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官は音声声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立、自由シリア軍参謀委員会を「合法的な標的」だと主張、襲撃を予告した。 ア … Read More

ヌスラ戦線やイスラーム戦線がラッカ市の県・市庁舎を包囲し無血開城を要求、イスラーム国はこれに応じる(2014年1月6日)

反体制勢力の動き 『ハヤート』(1月7日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と、イスラーム戦線、ムジャーヒディーン軍、シリア革命家運動などとの対立を解消するため、シリア・イスラーム評議会、イスラーム改革建 … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立が総合委員会会合を開催しジャルバー氏が議長に再任される、イスラーム戦線は声明を出しイスラーム国との対決の意思を明確に(2014年1月5日)

反体制勢力の動き イスラーム戦線は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と戦うことを決定したと発表した。 声明は、アレッポ県で「ムハージルーン」(外国人戦闘員)が攻撃にさらされているとしたダーイシュの声 … Read More

シリア国民評議会がジュネーブ2会議への不参加の方針を改めて明確にするなか、シリア革命反体制勢力国民連立はイスラーム国に対する反体制武装集団の抵抗を全面支援すると発表(2014年1月4日)

反体制勢力の動き クッルナー・シュラカー(1月4日付)によると、アレッポ県アターリブ市シャリーア法廷のハリール・ガーウィー裁判長は「ビラード・シャームでのいわゆる「ダーイシュ」(イラク・シャーム・イスラーム国)に対するジ … Read More

イスラーム国が自由シリア軍やムジャーヒディーン軍などが支配するアレッポ県内の複数拠点に突入、ヌスラ戦線の戦闘員らも負傷(2014年1月3日)

反体制勢力の動き イスラーム戦線は声明(第4号)を発表し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)にアレッポ県アターリブ市からの即時撤退とムジャーヒディーン(「自由シリア軍」、イスラーム戦線の戦闘員)への殺戮を停止す … Read More

ベイルート郊外で爆弾テロが発生しズウビー情報大臣がこれを批判するなか、ヌスラ戦線とイスラーム国がレバノンに軍事的に介入することを正式に決定(2014年1月2日)

反体制勢力の動き ヨルダンのジハード主義潮流の幹部(匿名)はUPI(1月2日付)に、シャームの民のヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、「レバノンに軍事的に介入することを正式に決定した」と語った。 … Read More

シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長がトゥウマ暫定内閣首班への事前通告なしにアサド政権の国防大臣に200万ドルを支給したと報じられる(2014年1月1日)

反体制勢力の動き クッルナー・シュラカー(1月1日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長がアフマド・トゥウマ暫定内閣首班への事前報告なしに、アスアド・ムスタファー国防大臣に200万米 … Read More