ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、米主導の有志連合が過去24時間に、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」に12回にわたって違反したことを確認したと発表した。
このうち8件の違反はシリア・ロシア軍の合同軍事演習の実施に伴い航空機の運航が禁止されている空域で発生したという。
グリノフ副センター長によると、ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)でも、米軍のF-16戦闘機2機が領空を侵犯したと付言した。
RIAノーヴォスチ通信(7月9日付)が伝えた。
RIA Novosti, July 9, 2023をもとに作成。
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